昨日の予算特別委員会において、日本共産党・横田英司議員は、2021年度予算に対し以下のように修正動議を致しました。
修正提案とその理由について
修正提案は、一般会計の「デジタル化によるまちづくり推進事業」「市民集会施設維持管理事業」「学力・学習状況調査委託料」の予算を削除するという内容です。
理由は、デジタル技術は使い方を誤れば個人情報の漏えい等重大な損害、被害をもたらすが現状では、「プライバシーの侵害にならないよう配慮する」「問題や懸念を回避できるような仕組みをとしていきたい」などということで、具体的な担保が示されていない。事業推進の前に懸案事項を深く検討し、具体的な担保を示すべきということです。
市民集会施設は旧生涯学習センター分館・上府中分館、現上府中市民集会施設ですが、この施設の解体撤去の予算となっています。市民に大切な施設の機能廃止や解体撤去には一貫して反対してきた経緯があります。
学力・学習調査委託料は、本市の目指す学力に対し効果が明確になっていない、事務局主導で進められてきているが、現場の先生方から十分な理解が得られているかははっきりしない、新年度は新型コロナ感染防止対策、ITCの活用も本格的に始まる時期。学力・学習状況調査・ステップアップ調査を実施する必要はないなどということです。
一般会計など23件の議案中、3件の議案に反対
修正案には日本共産党のみの賛成で残念ながら否決、市長提案の原案に日本共産党除く他の賛成で一般会計予算は賛成多数で可決。日本共産党はそのほか、特別会計予算の2件・競輪事業は理念上、後期高齢者医療事業は創設以来75歳以上を別枠とすることは負担が大きい、一貫して反対しているなどの理由で2件に反対。残り、20件の議案にはすべて賛成し、従って反対は23件の議案中3件となりました。
以上、予算特別委員会では2021年度予算が可決、本定例会25日最終日にその結果を受けて議長除く全議員に賛否が再び問われることになります。守屋輝彦市長の初めての予算提案に対しどのような結果になるか、少なくない市民がユーチューブ等で予算特別委員会を見守ってきていますので、市民からの注目が一層集まると思います。
現在の上府中市民集会施設
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コロナ禍だけに不安な時だからこそ、住民にとっては身近にある支所がそこにあるだけで頼りがいのある存在でした。
生涯学習は生涯学習の理念として生涯学習社会の実現に努めることが大切とされています。
生涯学習センター分館の整備・充実こそ求められていると考えるのです。
大切なこと、大切のしていきたいと考えます。
田中さん頑張って下さい。