りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

議会は市民と一緒につくるもの

2008年07月10日 | *市*議*会*

                   (伊賀市にて 調査)

 議会運営委員会の視察がありました。今回の視察テーマは大きく分けて①ケーブルテレビ、インターネットにおける会議の放映状況②自治基本条例、議会基本条例について、滋賀県甲賀市、三重県伊賀市を訪ねました。
 
 ケーブルテレビ、インターネット中継では、甲賀市へ。議会での模様がインターネット中継となって、「議会が身近になった」という市民の方たちからの声が届いているとか。これは大きな前進だと思いました。また、そのときどきの市政の関心事にアクセスが多くなるということも分かり、議会での活発な議論がケーブルテレビ、インターネット放映をより充実させていくものだということもよく分かるのでした。

 自治基本条例、市議会基本条例については先進市ということで、伊賀市へ。自治基本条例が平成16年12月に議会で可決成立、公布・施行されました。課題は様々にあっても、市民の方たちがこれまで以上に市政を身近にとらえてきていると思いました。

 以前から自治基本条例などをもっと研究する必要性を感じていたものの、現在の地方自治はどうなっているのか。市議会そのものがどうなっているのか。まずは、地方自治法などに照らし合わせて、改善するべきは何で、より発展させるべきは何か。いろんな角度から問われているのではないかと思っていたので、今回の視察がいい意味で刺激になりました。

 大きなテーマの他に、議会運営委員会の構成、予算・決算の審査方法、一般質問などの質問の取り扱い、議会改革の取り組みなど議会運営全般にわたるところについても調査しましたが、予算・決算の審査は同じ議員が担当するなどといったところでは、創意、工夫も所変われば様々にあると今回も知ることになりました。

 小田原市議会も「議会改革検討委員会」などで、市民の多くの方に、議会がより身近に感じられるように、各常任委員会での審議の充実度アップ、一問一答、インターネット中継など改善すべき点を一歩一歩だが進めてきていると思う。ただ、市民の声を十分吸収できて、反映することができるということではまだまだ不十分なので、すでに要望として出されている議会の開催そのものを、土日や平日の夜開催にするなどより踏み込んだ議論が大切だと感じる。

 新市長になって、傍聴者が増えているが、市政に関心が高まっているということはいいことで、このいい機会に、より発展的に議会開催日等、議会が市民の声を十分吸収することができて、反映することができるようにできたらいいと思っている。ぜひ議会改革検討委員会などを通じて、議論を発展させて行きたいと思うのでした。

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