25日の6月定例会最終日。
聞きなれない政策監を設置するための、「小田原市政策監の設置等に関する条例」とそれに連動する追加の補正予算が可決成立しました。
政策監、これは何か。
市長の直属の常勤特別職ということだが、目的はそれこそ市長が毎回述べるスピード感をもって施策を前に進めるために設置するということになっています。
任期は1年。成果がない場合は更新しなければいい等賛成意見にありましたが、そういうことでいいわけがないなと思うのです。何せここに要する費用が約 1000万円もするからです。
政策監に関わる追加予算の削除をもとめる修正案を提出
実際にどんな人物かも分からないまま、まず制度をつくるための条例の採決があり、そのご一般会計補正予算の採決となり、いずれも可決成立。
条例には議長除く9名の議員(日本共産党の3名も反対)が反対し、反対議員から補正予算は政策監に関する予算の削除を求める修正案が提出されたが、否決となりました。
前市長が特別に施策を進めるのが遅かったという認識はないし、このようなことの設置をしなくても施策を前に進めてきていたと考えるので、何でこのようなことが必要なのかいまいちよくわからないのと、
どこの誰だかわからない人物が政策監になるのかもわからず採決となり、不透明感というか、拙速というか、なかなか納得がいきませんが。今後この政策監については要チェックです。
小田原城址公園の花菖蒲