りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

介護保険の改悪を許さない

2022年11月19日 | 政治の転換を
16日(水)は議会運営委員会その後タブレット研修会、所管とのヒアリング、党内会議
17日(木)所管とのヒアリング等
18日(金)介護保険の学習会、駅頭宣伝
19日(土)党内会議、市民相談の現場確認

 介護保険の学習会の講師は「生活と健康を守る会」県連の常任理事小松原モト子氏。初歩的な介護保険と医療保健との違い、要介護認定で何が決まるのか、サービスを利用するための手続き、介護保険の変遷等。ご自身はケアマネージャーのご経験があるとのことでしたが、何方にも分かるようにお話しして下さって、とても勉強になりましたねー。

 頂いた資料に、2000年、介護保険制度は賛否両論の中、「介護の社会化」を目的に開始されたとあった。しかし当時保険あって介護なしと厳しい批判もあり、その行く末が大変危惧されたものだった。私も何度も介護保険について質してきましたが、介護保険の充実こそあっても、改悪となると大問題です。
 その介護保険制度が2025年に史上最悪になると言われている。何が最悪かというと、①自己負担を2割にする②介護度1、2の訪問介護、通所介護を地域支援・総合事業に移行③ケアプランの有料化④福祉用具の一部をレンタルから買い取りへ⑤施設にロボットを導入して?!介護職員を減らすとか・・・。
 講師のお話も現場をよく知っておられるだけに、改悪には怒りが込められていました。。

 本市は2022年1月1日現在、65歳以上の高齢者が56,835人、同年1月分の要支援・要介護認定者数ですが、要支援が2,559人、要介護1が2,743人、要介護2が1,586人。要介護の中で最も多い要介護1、2が保険給付から外されていくわけですね。安上がりの介護サービスになって行くという指摘があるが、どうなってしまうのか・・・。
 それから改悪の論点の中でも特に批判の的になっているのが、利用者負担の原則1割を崩して2~3割の対象者を増やす問題だということが言われている。介護保険から目が離せません。




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