りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

観光もまちづくりも一体感かな

2009年02月13日 | なんでもかんでもコーナ~

 第5回「観光まちづくり交流フォーラム」に出席しました。主催は西さがみ連邦共和国観光交流推進協議会。なかなか勉強になっておもしろかった。それとまちづくりは観光も商業も福祉も教育も、そう、ホールをつくることもそうだけど、すべてひっくるめてまちづくりだと思っているのでこれもまたいいヒントをいただいたと思いました。

 講演は「南信州での体験型観光の取り組みについて」株式会社南信州観光公社・取締役支配人・高橋充氏のお話でした。南信州観光公社は通過型の観光地から滞在型・拠点型の観光地づくりをということで、飯田市商業観光課が体験教育旅行誘致事業をはじめたことをきっかけに、体験型観光による南信州広域の地域振興を目指す組織として設立されたものでした。

 つまり、通過されてしまいがちな所から泊まっていきたくなるような魅力ある観光地にするために、「体験型観光」に取り組んできたということが1つの形になったということになる。2001年に飯田市をはじめ1市4村及び10企業・団体の出資を受けてから2004年には飯田下伊那全18市町村から出資を受けるまでに至ったとか。

 通過型の観光地から滞在型・拠点型の観光地づくり。いただいた資料を見ると、南信州での体験型観光の受け入れの推移、利用数と宿泊者数の数が年々増えてきていることに注目するのでした。

 体験型観光の取り組み・・・。きっかけは五平餅体験だったとか。農家民泊は行政と農家、学校と旅行会社の連携・協力によって受け入れを開始したとかで、いまでは中高生の受け入れをしているようだ。一本桜をめぐる「桜守の旅」、「和菓子探訪の旅」など。地元の素材を生かしたおもしろい取り組みがいろいろと紹介された。なんかワクワクするのでした。

 農家、五平餅、桜、和菓子、そこには自然、ぬくもり、手づくり、体で感じること、伝わる、共感、癒し、企画の楽しさ・おもしろさといったことがいろいろと浮かんできて、何を求めているのかな?何が求められているのかなーってことなどが見えてくるようでした。

 小田原・箱根・真鶴・湯河原はいまさら言うのもなんだけど最高。最高だけどひと工夫ってことなんでしょうか。観光のプロでも何でもないけど、観光とまちづくり、観光客、市民、企業、行政。うまく表現できないけどやっぱりすべてひっくるめて一体感が感じられるほどしっくりくるのかなっていうことや、うまくいくのかなーっていうことを思うのでした。

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