りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

視察その1はクロソイでまちおこし!

2010年08月12日 | *市*議*会*

9日から11日まで建設経済常任委員会の視察でした。

今回のテーマは大きく分けて農業、漁業、再開発事業の3つ。北海道は室蘭市の室蘭追直地域マリンビジョン計画について①計画及び漁港整備の概要について②同計画に基づく各施策について、

岩見沢市の農業振興施策の取り組みについて①就農支援制度について②滞在型市民農園(クラインガルデン)について、

札幌市の市街地再開発事業の概要について①事業の経緯及び手法等について②事業による効果及び課題について③公共施設との連携について調査をしました。

追直(おいなおし)漁港は第3種漁港。室蘭市を含む3市4町への水産物供給基地として整備が進められています。昆布、ワカメが採れてカレイ漁が盛んということですが、陸揚量・陸揚額とも全国第一位を誇るのがスケトウダラ。イカは全国的なイカ釣り漁業の陸揚げ、休憩場所となっているとのことで、外来船などの入港が増えてきているとのことでした。

平成6年の第9次漁港整備計画とともに「つくり育てる漁港とふれあい漁港の整備」として北海道と室蘭市などが連携し沖合いに人口島をつくる「Mランド計画」がスタート、この上位計画に沿いその一環としてマリンビジョン計画があるようです。

その目的は市民との連携・協同によって水産業の振興・活性化を図るなどとされていますが、漁業生産量を増やすためや水産物の安定供給をめざすために、ホタテ、うに、クロソイといった養殖に力を入れているとのことでした。平成22年度のとり組みにクロソイ養殖(継続事業)・稚魚4万尾の購入をし、約3年間かけて出荷予定をしているとか。室蘭3大グルメのクロソイ、やきとり(豚肉&タマネギにからし付け)、カレーラーメン?!のギフト発送や観光面での売り込みに力を注いでいるということです。(さらにヒットするといいね!)


漁港に立つと目の前に船が一隻しか泊まってなく、時々見る小田原漁港とのちがいを感じそのひっそり感と海の色吹く風に北の漁港に来たという実感がありました。説明してくださる方によれば、イカ釣り船などがぎっしり停泊しているときはこの時とはまったくちがう賑わい活気があるようで、この日はたまたま静かな漁港の風景と相成ったようです。


というわけで漁港もいろんな風景をかもし出しているようですが、観光に訪れている方たちには静かな漁港も味わい深いものがあっていいのかなと思うのでした。(写真上の奥がクロソイの養殖所、下が漁港の目の前にある水産試験場)

 さてわが小田原漁港も第3種漁港。水揚量のベスト3はサバ、アジ、イワシというところだと思いますが、小田原といえば魚というくらい有名であることはご存知の通りです。現在漁港はより効果的な事業の展開を目指して小田原特定漁港魚場整備事業がとり組まれていますが、全国的においしい魚の代名詞となっているだけに今後の発展をと願います。今回の視察をぜひ何かの時の参考にしていきたいと思いました。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 花火は今年も絶好調でした | トップ | 父と母と »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

*市*議*会*」カテゴリの最新記事