りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

誰一人とり残さない公共交通ネットワークの充実を

2023年03月08日 | 市議会
 公共交通ネットワークは、電車やバスなどを利用して、どこにでも移動できるようになっている仕組みを言いますが、そうなっていないことが問題になっています。
住民の足となるバスの運行が減便されるなど、縁辺部に住む方たちにとって非常に不便な状況になって来ている。「不便だ、何とかしてほしい」この声が大きくあるが、この声に応えて行くことが求められています。
 日本共産党の岩田泰明議員は2019年6月定例会の一般質問において、「市内のどこに居住していても、他と同程度の負担で公共交通を利用できるに、維持・充実していくことが大切と、その必要を訴えて質問。その後同趣旨の質問、質疑を繰り返し行なってきた経緯があります。

 今回日本共産党は代表質問において①コミュニティバスやオンデマンドタクシーなど、市民の移動手段の確保に係る研究・検討の状況と実現可能性について②市内空白地域へオンデマンドバスを運行すべき、と公共交通ネットワークについて質問。

 昨日の予算特別委員会において私は、2022年度に実施した業務委託に触れ、公共交通に関する現況把握など、どのようになっているのか質問しました。
 そうすると、交通の現状が把握できて、路線バスの廃止や減便があり、不便になっている地域や空白の地域がある等と答弁がありましたので、その地域はどこかと確認すると、片浦地域、橘地域、曽我地域と答弁がありました。

 例えば片浦地域にお住まいの方から地域唯一の医療機関、片浦診療所に行くのに大変との声が寄せられている。高齢者だけでお住まいの方からの「何とかしてほしい」の切実な声が寄せられているが、とにかく一日も早く住民の足となる公共交通ネットワークの構築をすることが重要になっています。
 予算特別委員会で、市は地域の実情に合った移動手段を検討してしていく必要性を述べていたように思うが、これは前向きな答弁と受けとめました。
 
 市内のどこに居住していても、公共交通を利用できるように、その維持・充実こそが大事で、これほど求められている時はないと考えます。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 予算特別員会に臨んでいます。 | トップ | 住民要望実現にがんばってい... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

市議会」カテゴリの最新記事