10月5日に9月定例会は終わりました。今回は平成29年度の決算審査のため、決算特別委員会が設置されたので長丁場でした。決算には吉田市議と私が臨みましたが、私は次の3つのことについて決算の総括質疑を行いました。
1つは、市民ホール整備経費の整備推進委員会委員報酬等について
2つは、公立保育所運営経費の上府中保育園運営委託料について
3つは、介護予防・日常生活支援サービス事業費について
1については、報酬、報償金、謝礼などといろいろお金に名前がついているので、それぞれの金額の妥当性はどうなっているのか質疑。
2については、委託後13年間の委託費が増えてきているので、そうなると他の公立5園の運営費とそう変わらないのではないか、行政が提唱する民間委託の効率化とはならないのではないか等質疑。
3については、調査の段階で国基準型サービスが依然多いが、その背景等はどうなっているのか、この決算額の内容と妥当性について質疑。
その結果、
特に上府中保育園委託料について、公定価格が上がってきているので増えてきているなどとありましたが、いずれにしても増えてきていることには変わりないということが分かりました。私はここに来て委託をやめるべきだとは考えていないが、これ以上の公立保育園の民間委託は行うべきではないと求めました。今でこそ安定した保育を行っていると理解しますが、運営主体が変わるのはそれはそれで、子どもたちや保護者の方、保育士さん等を振り回すことになるからです。
私どもは当初上府中保育園の民間委託に賛同はしてきませんでした。決算の総括質疑では保育は公立、民間、もっと言えば一つひとつの保育園に、保育の連綿、継承、発展があることを強調しました。保育はそのことを大切にしていくべきだと考えます。今回の決算審査を通じてなおさらそのことを確信いたしました。
小田原市役所横 けやき通り 紅葉しています。
未来ある子どもたちのために、より良い保育、教育が大切ですね。これからも頑張ります。
上府中保育園は子どもたちがお世話になり新しく今の場所に移って2年目に卒園してます。初めてのお友達やたくさんの思い出を親子で作った大切な保育園。今後もずっと継承されることを願ってます。
過去の精算としての「今」ではなく
未来を生むための「今」
いまがその時、その時がいま。私の好きな言葉です。りえ子先生もお忙しい毎日かと思いますが実りの秋を満喫して、どうぞお元気にお過ごしください。