りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

小田原市でも事業仕分けが始まろうとしている

2009年06月08日 | なんでもかんでもコーナ~

 「事業仕分け」は最近何かと聞くいわゆる行財政改革の手法です。
きょうはこれについての二度目の研修会が庁舎7階の大会議室で行われ、大勢の職員、議員、市民が参加しました。

 市長挨拶のあと講演があり、講師には「構想日本」代表の加藤秀樹氏がお見えになり、テーマ・「行政の事業仕分けについてー現場からの行政事業の総点検ー」ということでお話がありました。
 
 始まりから事業仕分けをする方のことを「必殺仕分け人」となかなか勇ましいことを言っておられましたが、必殺仕分け人??ということで、少々違和感を感じその違和感はどこからくるのかと考えてしまうのでした。

 「構想日本」では国、県、市町村で40箇所の事業仕分けを手がけてきたということだが、国、県、市町村でのさまざまな事業について、今まではその事業についてどういう中身となっているのか趣旨のみしか分かっていなかった。そもそも住民に役立っているのかあまり考えてこなかった。などと行政の今までのやり方を指摘する場面があり、ええーもしそうだとするとそれは聞き捨てならないこと、本当にそうなの?!と少々驚きでした。

 要はサービスを必要とする住民の側に立ち、そのサービスが必要なものなのかどうかをよく考えてからやるべきだということをおっしゃりたいのだと思うが、それはその通りだと思ったのと、でも不十分さはあっても少なくとも行政は住民への適切なサービスとはどうあるべきか議論を重ねてきて議会に提出してきていると思うのでそう言い切ってしまうのはどうだろうと思ったのです。

 それに行政から提出されたものを良いか悪いか審議し最終的に判断する議会があり、議会にはいろいろな考え方を持つ議員がいるが、四方八方からの議論ができ、審議することで、住民サービスの向上・充実に努めてきてきているので、総じてあまり中身について議論してこなかった。ということについては理解できないところかなと思うのでした。

 さてさていずれにしても市ではこの6月中に事業の選定方針を決定し、事業選定用一覧表を作成するとしている。対象事業(500~600)を選定し簡易評価を行い、調書作成事業の選定(200~300)を考えている。 対象となる事業の候補選定は最終的に約80ぐらいに絞るようだ。8月模擬事業仕分けをして、10月には事業仕分けが実施される計画になってきています。

 この事業仕分けとやらがさらに住民サービスの向上と充実になるのかどうか。しっかり意見を述べていきたいと思います。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 小田原駅西口に集合 | トップ | いよいよ初日 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

なんでもかんでもコーナ~」カテゴリの最新記事