りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

これでなぜ支所等廃止なのか?!!

2018年06月25日 | *市*議*会*

 6月21日に6月定例会が終了。

 その日私は一般質問のトップでしたが、支所等、つまり・・・支所、生涯学習センター分館、図書分館の廃止を決して行うべきではないということに関して質問を致しました。
 行政の廃止理由は、施設の老朽化と利用状況。だけどちとおかしい。廃止する支所等の内、老朽化と言えないものがある。廃止するのは11ヵ所の住民窓口とそれに併設されている生涯学習センター分館、図書館分館となっていますが、

 11ヶ所廃止の内、酒匂窓口コーナー、国府津駅前窓口コーナー、桜井窓口コーナー、中央連絡所、早川支所、下曽我支所の6ヶ所は老朽化に入らない。施設は他に比べれば新しく、耐震診断の必要性はないとしている。中央連絡所は耐震改修工事がしてあるからだ。しかし片浦支所、大窪支所、曽我支所、豊川支所、上府中支所の5ヶ所は確かに老朽化している。

 でもそれらは耐震診断こそしてあるが、この約10年間、耐震改修工事を行ってきていない。なので、老朽化のため危険性を指摘しながらも改修工事を行って来なかったこと、今回平然と廃止の理由に老朽化を理由にしていることで、二重に問題があると述べました。

 利用状況は、支所等ある地区の世帯数や人口からするとどのくらい利用されているのか、ぜひその観点で見ていくべきだということを述べた。そうしなければその地区でどのくらい利用されているのかが分からないからだ。こちらで調べたが、地域でよく利用されているのが分かる。利用人数もそう落ち込みはない。実は行政がこれまで示してきたデーターでもそのことが分かるが増えているところもあるなど、まんべんなく利用されていることが分かる。

 ですから支所等廃止の理由にしている、施設の老朽化と利用状況について、根拠が成り立たないということを指摘し、廃止するべきではないと求めました。




















 

 

 


 オレンジっぽい い建物が、箱根登山鉄道・箱根板橋駅近くの大窪支所。 クリーム色っぽい建物のがJR根府川駅近くの片浦支所。大窪支所は昭和3年10月、片浦支所は昭和28年3月に竣工。

コメント
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