りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

政治も夏もこれからが本番

2010年07月18日 | なんでもかんでもコーナ~

 きのうは選挙の反省会をしました。

 今回の参議院選挙で日本共産党は比例の議席が1議席減の3議席となりました。東京選挙区の小池晃さんの議席をあと1歩のところで取れず、神奈川選挙区のはたの君枝さんの議席を取れなかったことは非常に残念なことです。

 今は応援してくださった多くのみなさんに心から申し訳ないという気持ちでいっぱいですが、同時に選挙戦で寄せられた「消費税の引き上げを絶対に止めてほしい」「介護保険をよくしてほしい」などといった声にさらに頑張っていこうと思っています。選挙をたたかった仲間のみなさんともその辺りをしっかりと誓い合いました。

 それにしても消費税をなぜ引き上げるのか、これが本当によく分からない。暮らしが大変な国民から更にしぼりとるようなことをしてまでも財源は不足しているのだろうか?不足しているとしたらそれはなぜなのか?議員定数や公務員削減がムダな予算削減の核心といえるのだろうか?

 選挙戦で日本共産党は消費税の引き上げと法人税引き下げがセットで行われようとしているなど。いくつかの切り口で消費税問題について問題点を指摘し、財源についても示してきました。

 消費税を10%にすると国は年間11兆円の増収になり、同時に引き下げようとしている法人税で9兆円の税収減となってしまう。だからプラスマイナスでたいした増収にはならず法人税減税の穴埋めとなるだけの話なのだ。つまり消費税引き上げの目的は法人税の減税をしたいだけのことなのだと思うのです。

 財源確保というなら例えば320億円の政党助成金を。この金額は450人分の国会議員報酬に当たるそうで、こういうものこそすぐにでも廃止すべきだと思う。それにしても税金でその支出が何に使われているのかハッキリしていない。何に使ってもいい、領収書もいらないというのだからこのお金ほどいいかげんなものはないと思っています。選挙戦でもだいぶ政党助成金については聞かれました。

 320億円あったら足りない保育園をいくつつくることができるだろうか。90名定員の保育園をつくるのに2億円程度といつか聞いたことがあるが、ぜひそういうお金に回すべきだと思うのです。
                                       きょうの城址公園の蓮の花 

コメント
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