3月議会は各常任委員会での審議となっています。18日の所属する建設経済常任委員会に小田原市営住宅の一部を改正する条例議案が提出され、報告に箱根・湯河原・熱海・あしがら観光圏推進協議会についてとあったので、質問しました。
市営住宅については①最後に明け渡された方や既に明け渡された方のその後の住まいについてはどのように対応したのか②土地があるので新築したらどうか③他市町村がやっている民間アパートの借り上げを検討したらどうか。
協議会については①協議会のネーミングに小田原の名がないが、どうなっているのか②なぜ2泊3日以上なのか③マーケティングリサーチはこれからとなっているのに計画をすすめてだいじょうぶなのかなどと聞きました。
市営・田島住宅は老朽化のため廃止となるが、7棟ある内最後の1棟がここで解体・廃止となる。だからこれ自体はいたし方ないことだと思っている。だだ現在小田原市には約1600戸を保有する市営住宅があるが、そもそも人口約20万都市に見合った戸数といえるのかどうかが疑問だったり、経済の悪化が市民の暮らしを直撃している今、ますます格安の市営住宅は必要になってきているため維持・拡充をすべきではないかと思っています。
「小田原市営住宅ストック総合活用計画」には将来1600戸にする目標値があり、民間アパートの借り上げは視野に入れているとのことだった。借り上げについてはいいが、戸数は伸びないということで、これには納得がいくものではなく、なぜ1600戸のままでいいのかもっと総合的に調査をし検証しようと思いました。
次に観光だが、観光で2市8町が盛り上がっていくことは非常にいいことだと思っている。しかし決まった法律や国が言っている様な2泊3日以上の滞在型観光がいいのかどうかなど、この地方の実態に即しているのかどうかが疑問なのだ。何でも箱根・湯河原・熱海・あしがら観光圏整備計画はこれからということで、詳細な実態が出されるのはこれからだと言える。だからこれも計画にかみ合うのかどうかが疑問だったが、県では2市8町についても既にリサーチ済みなどと言うことでした。