りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

保育を充実させよう

2009年08月09日 | どの子もかがやくように

 保育園にお子さんを預けて仕事につきたいと言う方が増えています。とにかくこの不況の中、どこも家計は大変だけど、若い世帯も大変。仕事をしなければ・・・、保育園を探さなければ・・・、ということで、お子さんを抱えて悩んでいます。

 先日、保育をテーマに子育て真っ最中のお母さんたちと「井戸端会議」。保育をどんどんよくしていかなければだめだなとさらに感じました。


 小田原市の今年4月時点での保育園への申請者数は904人もありました。ここ毎年のように人数が多くなってきていて、いかにお子さんを保育園に預けたい方が増えているのかが分かります。

 市内には公立・民間合わせて31園(定員3228名)あるが、在園児も含めると、とてもじゃないけど申請されたお子さんの全員が保育園に入れるなんてことは無理なことで、いかに大勢の方が保育園に入れずに困っているのかも分かるのです。

 そこでこれまでに保育園にかかわるいくつかの提案をしてきました。
1、小田原駅西口側にある社会福祉センター内の城山乳児園。ここは0歳児から2歳児までの保育しか行っていません。ぜひ6歳児・年長まで預かる保育園とすべきではないか。

2、センター内は高齢者の施設などもあって今でも手狭。市の広大な土地・小田原駅東口駅前の再開発事業用地に城山乳児園の保育を保管しつつ新たな保育園を建設すべきではないか。

3、公立保育園の整備を計画的に行っていくべきではないか。江之浦保育園は片浦地区唯一の保育園。大切にしていくべきではないか。

4、酒匂にあるおおとり保育園が廃園となるが、市の保育園として継承していくべきではないか。などといったことです。

 城山乳児園は駅型保育園の重要な位置づけとなっています。年長さんまで預かってほしいという声はずっと以前からの切実な要望でした。この6月議会・一般質問に取りあげましたが、お城通り地区再開事業の進捗状況も注視しながら3歳児以上の受け入れも検討していくなどと答弁がありました。

 江之浦保育園を整備して地域に根ざした保育園としていくことは若い世帯が定着し、そこで安心して子どもを産み育てるための欠かせない条件だと思います。
 公立保育園整備は新総合計画に反映していくなどといったことでした。

 川東地区にお子さんが増えてきています。おおとり保育園の確保は重要。市は早くから全力をあげて取り組んでいます。