りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

3月議会は終わった

2009年03月25日 | なんたって住民福祉
 きょうで3月議会が終わりました。長かったと思うのと同時にちょっぴりさびしい??気がします。今回は予算特別委員会の委員だったけど、そこでの集中的な審議や議会全般にわたっての審議・議論に充実感があり、たぶんそこがなくなったことからくるちょびっとしたさびしさかな?と思う。

 最終日のきょうは平成21年度予算に対する採決が行われました。日本共産党小田原市議団は、38件ある議案の内、4つの議案だけに反対することになりました。でも採決は38件の議案について全部まとめて一括で行われたため結果的には賛成には手を挙げられず、討論に参加しました。

 今回初めて一般会計の議案に賛成を表明しました。賛成の理由は大きく言って、平成21年度予算案は再開発ビル、城下町ホールといった二つの大型公共事業の見直しに着手し、福祉・医療・教育などの予算を厚くしているということからです。
 
 日本共産党小田原市議団は一貫して市民要望からかけ離れた再開発ビル、奇抜なデザインのホールなどの中止・見直をして、くらし、福祉、医療、教育などの予算を拡充するよう求めてきました。
 何せ1959年の日本共産党議員の議席かく得以来初めての一般会計の賛成表明となりました。

 反対した4つの議案は①競輪事業は理念上問題があり、黒字の内に廃止を視野に検討すべき②宿泊等施設事業は市の旧スパウザ購入時から、市がホテル経営に手を出すべきではないなど問題点を明らかにしてきた経緯から③後期高齢者医療事業は75歳以上の高齢者を差別するもので、本来国が直ちに廃止すべき④職員の地域手当の引き下げはその生活を脅かすことになりおこなうべきではない、などとその理由を述べました。

 採決の仕方は県内各市町村でその形態はさまざまだけど、議案の一つひとつについて採決することの方が市民の方たちから見て分かりやすいと今回も感じました。変えていこう。 
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