りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

年越し派遣村に行ってみて思ったこと

2009年01月05日 | なんたって住民福祉

 4日に気になっていた日比谷公園の「年越し派遣村」に行ってきました。ちょうど昼食時で配られている汁物などに長蛇の列となっていました。



 「この間まではもっと具があったのに少なくなって。でも贅沢はいえない、ここがあってよかった」とあったかい食べ物を大事そうに食べていた人。
 「10月に仕事がなくなった。どうにか食べてきたけど5日から先のことを考えると不安だよー」。そう言っていたのは34歳の男性でどうやら雇い止めとなったようす。でもテント内の就労相談で何とか仕事が見つかりそうだと言うことでした。

 そして65歳の男性は障害があるとのことでしたがテントから厚生労働省の講堂に移って、[あったかくて天国だ」と言っていました。
 公園を通りかかった70代の人が派遣村について、
「終戦の混乱期を思い出す、人の心ってあったかいね」と言われましたが本当にどこかホッとするのでした。

 私はカンパ箱にわずかなカンパをして帰って来ましたが、全国からの救援物資が届けられるなか年末年始をボランテァなど多くの人たちがこんなにも多くの人を支えてこられたのかと思い、ただただ頭が下がる思いがしました。



 「ここに来たら大勢の人がいてホッとした」と言う声が聞かれましたが、確かにみんなでいたら頑張れるそんな気がしました。
 派遣村にきてみてよかった。今どんなことが起こっているのか、何をどう考えていったらよいのか、人って他の人のためにとことん頑張れるんだなーってことなど、肌身に感じることができました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする