りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

建設経済常任委員会にて

2008年09月08日 | *市*議*会*

 きょうは所属する建設経済常任委員会でした。補正予算、条例の議案、陳情について審議があり、報告事項も何点かありました。傍聴者の方たちも熱心に大勢見えられていました。

 企業等立地促進事業費補助金について①すでに補助金を受給されている一企業がここで補正となるがなぜか②新規に受給見込みとなっている企業の事業概要と経営状況について③補助金の使いみち等の報告書の提出についてなど何点かについて聞きました。

 そこでわかったことは、中に大手企業が補助金の受給をされていたということ。大企業は一貫した法人税引き下げなどによって十分措置されてきている。なぜこれ以上の手厚い援助を行わなければならないのか。大変な疑問となった。

 この事業は市の企業立地促進条例に基づき事業化となっているが、もともとは国の政策によって行われている事業。地域に企業を誘致して、産業の集積と形成、活性化をというのが目的となっている。しかし見直すことの大切を感じた。

 お城通り再開発事業についての報告ではアーバンコーポレイションの経営破綻、民事再生手続きに関して説明がありました。

 アーバンコーポレイションは「民事再生手続き開始の決定」となっているとのこと。
ここでは、民事再生の流れについてのところで、再生計画案の決議とあるが、債権者などの意見によってはその案が否決される。再生計画が遂行となっても計画通り履行されなければ再生計画の廃止となるのでは?といったことで、確認した。

 そして、民事再生手続きといっても倒産をしたということで、これ以上、公共事業を共に進めていくわけにはいかないと考えるがどう考えているのかを聞いた。

 すると、今後の対応については、地権者と十分に連携をとり対応していきたいということだった。ぜひ覚書、事業計画の白紙をすべきだと思う。

 以上の他にも私はさまざまな点から質疑をしてきたが、結果、補正予算の一般会計に計上されている、企業等立地促進事業費補助金に関しての一点のみ賛成できないことを表明することとなりました。

 

コメント
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