63回目の終戦記念日、今年も「8・15のつどい」、「戦争体験を聞く会」で、大勢の方たちと二度と戦争をしてはならないという思いを深めることができました。
「8・15のつどい」は、4回目、4年目を迎えました。このつどいは女性史研究家・宇佐美ミサ子さんを呼びかけ人の代表として、小田原の戦時下を検証する会の飯田顕子さん、金子あそみさん、鍵和田由美子さん、檜山智子市議、私の6名の女性が呼びかけ人となり、事務局をしてくださっている松本茂氏とともに戦争の悲惨さ平和の大切さを語りついでいこうということで回を重ねてきています。
会場となった市民会館の展示室には100点もの戦時下などの写真パネルが展示され、懇話コーナでは参加者自らが戦争体験を語られ、「戦争と文学」というテーマでは市内にお住まいで、文学活動をされている田中美代子さんが語られるなど、非常に貴重でためになる内容ばかりで、みなさん熱心に耳を傾けられていました。
今年はすいとんも作りました。でも戦時中のおいしくないすいとんを食してみようというこの企画は思いもよらぬ方向に。「おいしいよ」とか「さっぱりしてヘルシー」など。なんととっても好評でした。いやーほんとにおいしかった15、16日の二日間で200名近い方たちが訪れたとのことで、なかなかの盛況でした。
「戦争体験を聞く会」は小田原革新懇が主催。尊徳記念会館でここでも大勢の方が参加されていました。ガラスのうさぎに登場する二宮駅、ここで空襲を直接体験したという方のお話は、まるで映画を再現しているかのようでした。