(夕暮れの御幸の浜海岸)
代表質問の2日目、日本共産党市議団を代表して原田敏司議員が質問に立ちました。
第一の質問は市長の政治姿勢について、地方自治体は市民の福祉とくらしを守ることが一番の責務。庶民大増税・負担増に対する市長の考えと対応をズバリ聞きました。
住民税、国保料、介護保険料が大幅に上がって65歳以上の高齢者のくらしが大変になっていることで、原田議員は昨年の12月議会で、軽減策などを求めた質問に触れました。その際市長は「高齢者を年齢だけで一律に優遇する制度を見直し、世代間や高齢者間の税負担の公平化を図るため」行なったものであると回答しました。
原田議員は「高齢者は焼け野原になった戦後の日本を復興させてきた。今は働くこともできず現役時代に比べ収入も激変。わずかばかりの年金に頼る人もたくさんいる。高齢者の実情に合わせ税負担を軽減してきた制度をことごとく廃止し、現役世代と同じように課税するというのはあまりにもひどいと怒りを込めて指摘しました。
さらに国保料や介護保険料の引き上げに関し、激変緩和措置を行なっているから問題ないというような市長の回答に対しても多少激変は緩和されても大幅に負担が増えることには変わりはない。この負担増こそ緩和すべき。高齢者は「年寄りいじめ」だと本当に怒っていると国に大増税の中止を求め、住民税などの軽減策など市ができる努力をと重ねて求めました。