りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

代表質問がはじまった

2007年03月01日 | *市*議*会*

市議会3月定例会はきょうから代表質問が始まりました。きょうの質問で、市長の施政方針について「再生から創造へ、初めの始まりの年と位置付けた理由について」とありました。他の質問する議員もこのことに触れていたけど抽象的な言葉の持つ意味についてはとらえどころがなく、どちらかというと使う側の感性とかによる表現によるもので、受け手の方はさて何かな?ということになったりします。

(仮称)城下町ホール、駅前再開発ビル、城跡整備、合併検討委員会などと盛り込まれていたので、どうやらそのようなところを新年度に向けて力を入れていきたい・・・こういうことではないかと思うのでした。

さてその(仮称)城下町ホールも駅前再開発ビルも何かと問題が多くあって、賛成するというわけにはいかないところです。再開発ビルは各地を見るとすでに破綻していたり、赤字経営となっているなど、危うさを感じます。

以前に会派で視察した桑名市の駅前再開発ビルは、再開発事業として全国の自治体に先駆けてつくられたものでした。しかし事業は破綻。廃墟となったビルを目の当たりにしましたが、あの光景は忘れられません。現在桑名市は再々開発ビルをつくったようです。失敗してもまたもや税金をつぎ込む再開発事業とは一体なんでしょう・・・。

小田原市が民間地権者とすすめる再開発ビルは都市型ホテルやオフィス、商業施設、コンベンション施設などを
つくるとなっています。さて市民の高い要望にホテルやコンベンション施設なんてものはあるのだろうか?見て来たコンベンション施設は市民が気軽に使いこなせるようなものにはなっていなかっただけにこんなことからして大きな疑問はぬぐい去ることができないでいます。

ホールの建設計画もつくることはいいけど、機能がよくないことなどがうきぼりになってきています。計画の見直しを求めたいとする署名も3万筆あつまって、市民運動の力が市政を動かしています。現計画でいいとする人、そうでないとする人。カンカンガクガクといい感じで意見が対立してきています。

こうなってきてこそ本物といえるのではないか。計画推進派もそうでない派もいいホールをつくりたい気持ちはひとつ。いいホールをつくるには時間がかかるものだと思うのです。まだまとめに入るのは早すぎると思うばかりです。

 

コメント
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