りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

子どもごころに安心だった・・・

2007年01月05日 | 戦争をする国にさせない


安倍首相が「今年で憲法施行から60年で、新しい時代にふさわしい憲法をつくっていくという意思を、今こそ明確にしていかなければならない」などと年頭の会見で言われたとのこと。新しい時代とはどんな時代で、ふさわしいとはどういうことをいうのか。またしても抽象的でよくわからないけど、年頭から憲法改正を前面に出していることがただごとではないと思いました。

憲法についてはじめて勉強したのは小学生のときでした。そこで知った「戦争の放棄」という言葉にみょーに安心感を覚えたことを今でも思い出します。父や母から戦争の恐ろしさを聞かされていたので、戦争だけは絶対にいやだと思うことから、日本国憲法の第2章戦争の放棄、第9条並びに2項は子ども心に脳裏に焼きつきました。「日本は戦争をしない、ずっと平和でいられるんだ」そう思ったのです。

全国に広がる「9条の会」は二度と日本が戦争に巻き込まれないように。憲法9条を変えさせてはならないと頑張っています。首相は会見の中で、海外での武力行使を可能にする集団的自衛権について触れられたということです。どんなに時代が移り変わろうと、どんな時代になろうとも、変えなくてはならないのは、憲法そのものではなく。変えるべきは、憲法に謳われているすべての条文に全力をあげてとりくむべきところ、そうなっていない政府与党の政治姿勢にこそあるのではないでしょうか。

憲法は日本の最高法規。今一度この立場に立ち返ってみることの大切さを思います。

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