川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

原田積善会の戸田理事長来松される

2010-04-28 14:13:10 | 日記
 (写真は左から世古松阪担当理事、川口、仲村資料館館長、戸田理事長、篠塚財団理事)

 原田二郎没後80年記念展が開催されている松阪市殿町の松阪市立歴史民俗資料館(松阪公園内)に今日4月28日、(財)原田積善会の戸田善明理事長(79歳)が来場されました。戸田理事長さんは原田二郎(幼名 徳松)が少年時代に剣術を習った戸田宇右衛門のひ孫に当たる人で、日本銀行の発券局長をしてみえる時に、現在のデザインの1万円札をつくられたということです。

 今日は山中市長を始め小林教育長、世古潤壹良原田積善会松阪担当理事、仲村歴史民俗資料館館長などがお迎えをしました。またこの日、同館には原田翁とゆかりのある土居光華のひ孫にあたる赤塚邦代さん・利夫さんご夫妻や大正ロマン一座の皆さん、また遠足の子供たちがたくさん来場する中、戸田理事長は展示されている資料の説明をされていました。会場には新聞記者も多く取材に訪れ、記者に混じって私もカメラのシャッターをきっていました。理事長さんは私たちの写真撮影にも気さくに応じていただきましたが、その1枚が添付の写真です。

 理事長さんは話しのなかで、「原田二郎という人物を故郷の皆様に思い出していただき感謝しています。原田二郎の功績はなんといっても全財産を投げ出して社会に貢献したことです。彼は金融機関や政府にアドバイスをしましたが、よく知識や経験の積んでおり、またよく勉強もしました。彼は松阪に対する思い入れが強く、原田積善会が全国で寄付をした8700件のうち、三重県及び松阪市には600件あり、その中でも特に松阪市内への寄付は多い。原田は自分の本城は松阪で、東京は戦いの場であるという認識であった。」とおっしゃいました。

 「原田二郎没後80年記念展」は、今年が原田二郎没後80年、また(財)原田積善会設立90年にあたり、これを記念して彼の遺品や縁故者に関係する品々を展示する特別展として、7月11日まで開催されます。このような資料が原田積善会から持ち出されて展示されるのは初めてということです。
 なお原田積善会から松阪市に寄贈された松阪市殿町の原田二郎の生家は、資料館として平成24年秋の開館を目指して整備されます。
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