川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

松阪ハイツがホテルに蘇った!

2013-03-13 14:18:27 | 日記
               
              (ミュージアムホテル「サンテ,アールプラトー」の正面)

 松阪市立野町にあった松阪ハイツがミュージアムホテル「サンテ,アールプラトー」として蘇り、3月13日内覧祝賀会がありました。
 松阪ハイツが平成14年に閉鎖されてから11年間は、松阪市の倉庫となっていました。年間の維持費が250万円もかかり、私も議会の一般質問で、何とか利用できないかと質問したこともありました。この施設は木立に囲まれた丘の上にあり環境としては申し分ないところで、倉庫にしておくのはもったいない立地でした。
 
 松阪市ではこの施設の利用を民間に託するべく、公募が行われ、飯高で洞窟美術館を経営する有限会社 明日香(代表取締役 飛矢和司)に委託することになりました。(有)明日香では耐震補強や内装工事を進め、このほど開業となりました。

 この日の内覧祝賀会には松阪市の山中市長をはじめ市関係者、市議会議員、商工関係者、地元自治会関係者など約100名が招かれました。第1部の内覧発表会で挨拶に立った山中市長は、飛矢社長との交流を話しし、この施設が観光文化の拠点となるように期待すると述べました。その後中森松阪市議会議長、岩間第三銀行頭取などが祝辞を述べました。

               
                         (挨拶をする飛矢社長)

 飛矢社長は挨拶の中で、飯高町森の青田で生まれ、50年前の25才の時から東南アジアの骨董・美術品の収集にあたり、東南アジアの遺跡の発掘調査があると行って、10tトラックで200回も出土品を運んだことや、アンコールワットの遺跡から出た950点の美術品を買い取った話しをされ、このホテルを松阪市の観光の拠点にしたいと述べました。また現在75才でもう少し生かせていただいたらしたいことなど、今後の抱負を述べました。

 第1部のあと、施設の見学会があり、宿泊施設や展示してある美術品を思い思いに見学しました。管内には収蔵の3800点の美術品のうち約1200点が展示してあり、宿泊とともに美術品の見学も楽しめます。
 このホテルは宿泊、宴会、レストランでの食事ができ、年中無休で営業されます(メンテナンス休業除く)。58台収容の駐車場が完備しており、今月15日からグランドオープンされます。

 ミュージアムホテル「サンテ,アールプラトー」
  515-0054 松阪市立野町1365-1
  TEL 0598(25)3888
  http://www.museum-hotel.jp

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