川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

ガリ版刷りの文集の発行に向けて

2009-05-09 06:19:23 | 日記
 「ガリ版刷り」。若い人たちには「何い!、それ!」て言われそうですが、今から30年ほど前より以前はパソコンもコピーも一般化していない時代、手製の印刷の中心はガリ版刷りでした。当時の学校の試験の答案用紙も全てガリ版刷りでした。最近は使われることもなく「ガリ版刷り」という言葉自体、死語になりつつあります。

 ガリ版刷りは「ヤスリ」と呼ばれる表面がギザギザな鉄板の上に置かれた専用のパラフィン紙に「鉄筆」と呼ばれる針で文字や絵を書くと、その部分のパラフィンが削れて紙の繊維だけ残ります。謄写版と呼ばれる印刷具の網の上にそのパラフィン紙を置いて、上からインクをこすると、下の用紙に文字や絵が印刷されます。

 私の住んでいる地区は松尾ですが、隣の大河内に「大河内青年学級」という青年のグループがありました。地区は違うのですが松尾地区の私たちも数人、この青年学級に入れてもらっていました。
 この大河内青年学級で毎月1回「若木」という、ガリ版刷りの文集を発行していました。

 先日メンバーで一杯飲みをしたときに、ガリ版刷りの復刻版を出そうかという話しになりました。かなりの年数が経っているのでヤスリ、鉄筆、パラフィン紙、謄写版、ローラー、インクなどの道具類が揃うのかどうかが問題です。
 いづれにしても私の選挙が終わってからになりますが、実現できれば、活字の文書があふれる中で、手間ひまかけた手書きの文集の発行となります。
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