川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

歴史民俗資料館企画展「長谷川家の商人の歴史」開催中

2014-03-13 17:02:47 | 日記
 松阪市殿町の松阪公園内にある松阪市立歴史民俗資料館で企画展「松阪商人 長谷川家の商人の歴史」が3月9日から始まっています。この企画展は、昨年松阪市に寄贈された旧長谷川家の建物、庭園と共に寄贈された、資料約2万点の中からその一部を展示したものです。

 長谷川家は松阪を代表する江戸時代の豪商で、貞享3年(1686)木綿仲買をしていた3代目長谷川次郎兵衛政行が江戸大伝馬町一丁目で木綿問屋を興し、元禄15年(1702)同所に長谷川源右衛門店を開設したことに始まります。その後、同じ大伝馬町一丁目に享保10年(1725)に木綿問屋亀屋武右衛門店(南家)開設、元文3年(1738)木綿問屋戎屋六郎次店(西家)開設し、は、政行が96歳で亡くなる元文5年(1740)には純資産4万9000両となっていました。

 今回の企画展では長谷川家から寄贈された資料の中から、大福帳や半纏、千両箱、また江戸の長谷川家の盛況を示した「東都大伝馬町街繁栄乃図」の原画なども展示されています。この企画展は6月8日まで開催されています。

  松阪市立歴史民俗資料館
    三重県松阪市殿町1539番地(松阪公園内)
    電話 0598-23-2381

松阪市平成26年度当初予算可決される

2014-03-13 04:22:43 | 日記
 現在開会中の松阪市議会平成26年2月議会は、3月12日に平成26年度当初予算の議決が行われ、各会計予算が賛成多数で可決されました。
 平成26年度松阪市一般会計予算では、各会派の代表等が議決に先立ち、賛成討論、反対討論を行いました。私も市民民主クラブを代表して賛成討論をしました。今予算で議論を呼んだのは、香肌奥伊勢資源化広域連合(RDF)からの離脱を前提とした債務負担行為(次年度以降の予算を確約するもの)が挙げられていたことです。

 山中市長がRDFからの離脱を表明してから、広域連合を構成する3町との話し合いがつかないまま4年が経過しています。本来この予算は3町との話し合いがついたあとに、出されるものです。本会議の代表質問でも、担当委員会でも大きな議論を呼びました。
 山中市長が3町とは責任を持って話し合い、来年度中には円満解決をするという答弁があったので、市長の言葉を信用して、多くの議員が賛成しました。もし円満解決ができないようであれば、山中市長は議員の信頼、市民の信頼を失うことになります。