(写真は昨年の牛まつり)
現在、松阪市議会2月議会で審議されている平成26年度予算。4月からの松阪市民の生活に直結する大事な予算であり、もし議会で否決されることがあれば、予算執行ができず市民生活に影響が出てくることになります。
議員側から見ると、膨大な予算項目の中には、何らかのかたちで疑問や不満のあるものも当然出てきます。この時1つあるいは複数の項目に納得出来ないとき、その項目だけ反対というわけにはいきません。また総務費とか民生費とか教育費の部門(款)だけ反対と言うわけにもいきません。これらの予算は歳入からつながっているので、採決は一般会計、競輪会計、市民病院会計など会計ごと行われます。
そのため議員は、1つあるいは複数の項目に不満があるとき、その全ての予算を反対するか、一部に不満はあるが総体的にみて賛成するか、また議会側から修正動議を提出して不満部分を修正するかの判断に迫れます。
行政がわから見て、あらかじめ議論を呼ぶような案件については、当初予算の中に入れずに単独で議論ができるように補正として別枠で提出するなどの配慮も行われますが、反対に当初の中にねじ込んで他の予算と共に承認を得ようとすることもあります。
私の議員生活の中で一番印象に残っている「駅西再開発事業」では当時の下村市長はこの事業を他の予算とは離し別枠の補正で提出してきました。そのため集中して審議ができ、採決ではこの案件にだれが賛成で誰が反対か、賛成が何人で、反対が何人かはっきりとした結果が見られました。
3月5日に環境福祉委員会と文教経済委員会が行われました。環境福祉委員会ではRDFからの離脱、ごみ処理の一元化に関する予算が議論を呼んだと言うことです。また私が所属する文教経済委員会では11月に毎年行われる牛まつりの予算が大きな議論を呼びました。
牛まつりは松阪市の一大イベントで、昨年の祭りでは3万5000人の来場者があったということです。26年度は松阪肉牛共進会として65回の記念大会となることから、例年より盛大に行うことで、昨年の予算1,570万円から約倍増の3,650万円の予算が組まれたものです。
この内650万円はベルファーム内の通路の改修に使われますが、残りの増額部分の使い道について執行部の説明では、
・PR普及宣伝、保険費等 100万円
・設営費 200万円
・駐車場対策費(シャトルバス増車、警備員増員・時間延長) 230万円
・松阪牛・松阪肉イベント、(時間延長による牛汁等の振る舞い、
クイズ・料理教室の商品代) 200万円
・コンサート費用 ブランド大使あべ静江、出口陽(SKE48)出演料 250万円
・花火代 500万円
・計 1,480万円
(内容については概略です)
で来場者は5万人を目指すということです。
この予算委対して、「これまでも結構盛大に行われているではないか、これ以上盛大にする必要があるのか」「松阪市の他の祭りとくらべて大きな予算を使い過ぎではないか」「ブランド大使への1日の出演に250万円の支払いは多すぎるのではないか」「ブランド大使にはすでに松阪市から手当を払っているので二重払いになるのではないか」「祭りは所詮打ち上げ花火でその日だけのものに3千万は使い過ぎ」など各委員から疑問や是正を求める意見が相次いで出ました。委員会の採決は、もしかすると賛否同数かも知れないという雰囲気の中で行われましたが、賛成多数で可決されました。
現在、松阪市議会2月議会で審議されている平成26年度予算。4月からの松阪市民の生活に直結する大事な予算であり、もし議会で否決されることがあれば、予算執行ができず市民生活に影響が出てくることになります。
議員側から見ると、膨大な予算項目の中には、何らかのかたちで疑問や不満のあるものも当然出てきます。この時1つあるいは複数の項目に納得出来ないとき、その項目だけ反対というわけにはいきません。また総務費とか民生費とか教育費の部門(款)だけ反対と言うわけにもいきません。これらの予算は歳入からつながっているので、採決は一般会計、競輪会計、市民病院会計など会計ごと行われます。
そのため議員は、1つあるいは複数の項目に不満があるとき、その全ての予算を反対するか、一部に不満はあるが総体的にみて賛成するか、また議会側から修正動議を提出して不満部分を修正するかの判断に迫れます。
行政がわから見て、あらかじめ議論を呼ぶような案件については、当初予算の中に入れずに単独で議論ができるように補正として別枠で提出するなどの配慮も行われますが、反対に当初の中にねじ込んで他の予算と共に承認を得ようとすることもあります。
私の議員生活の中で一番印象に残っている「駅西再開発事業」では当時の下村市長はこの事業を他の予算とは離し別枠の補正で提出してきました。そのため集中して審議ができ、採決ではこの案件にだれが賛成で誰が反対か、賛成が何人で、反対が何人かはっきりとした結果が見られました。
3月5日に環境福祉委員会と文教経済委員会が行われました。環境福祉委員会ではRDFからの離脱、ごみ処理の一元化に関する予算が議論を呼んだと言うことです。また私が所属する文教経済委員会では11月に毎年行われる牛まつりの予算が大きな議論を呼びました。
牛まつりは松阪市の一大イベントで、昨年の祭りでは3万5000人の来場者があったということです。26年度は松阪肉牛共進会として65回の記念大会となることから、例年より盛大に行うことで、昨年の予算1,570万円から約倍増の3,650万円の予算が組まれたものです。
この内650万円はベルファーム内の通路の改修に使われますが、残りの増額部分の使い道について執行部の説明では、
・PR普及宣伝、保険費等 100万円
・設営費 200万円
・駐車場対策費(シャトルバス増車、警備員増員・時間延長) 230万円
・松阪牛・松阪肉イベント、(時間延長による牛汁等の振る舞い、
クイズ・料理教室の商品代) 200万円
・コンサート費用 ブランド大使あべ静江、出口陽(SKE48)出演料 250万円
・花火代 500万円
・計 1,480万円
(内容については概略です)
で来場者は5万人を目指すということです。
この予算委対して、「これまでも結構盛大に行われているではないか、これ以上盛大にする必要があるのか」「松阪市の他の祭りとくらべて大きな予算を使い過ぎではないか」「ブランド大使への1日の出演に250万円の支払いは多すぎるのではないか」「ブランド大使にはすでに松阪市から手当を払っているので二重払いになるのではないか」「祭りは所詮打ち上げ花火でその日だけのものに3千万は使い過ぎ」など各委員から疑問や是正を求める意見が相次いで出ました。委員会の採決は、もしかすると賛否同数かも知れないという雰囲気の中で行われましたが、賛成多数で可決されました。