川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

虫を食べる

2013-09-05 17:29:54 | 日記
 夕刊三重紙9月4日付けの「松阪縞」に「昆虫食が人類救う」というタイトルで、人類と昆虫食についての面白い記事が載せられていました。
 現在の日本人の食生活で虫を食べることは特別な場合を除いてまずないでしょう。スーパーの食品売り場にも加工されたものも含めて、虫が陳列されていることはまずないのです。

 しかし私たちが子どもの時には結構、虫を食べた記憶があります。イナゴを始め蜂の子、また親父が割木(燃料用の木)を割っているときに、木の中から「じんどう」というカミキリムシの幼虫が出てきます。ちょうどカブトムシの幼虫のような大きさと形をしており、残してもらっておいて、焼いて食べました。結構香ばしかった記憶があります。

 世界では20億人の人が1900種以上の虫を食料としているということですが、韓国ではカイコのさなぎを食べます。子ども達がさなぎの炊いたものを紙コップ入れて、ポップコーンやフライドポテトのように食べていますし、観光地の出店にも売っています。また町の店に入っても突き出しとして出てきます。韓国では普通の食べ物ですし、貴重なタンパク源です。私も韓国に行った時に食べてみたのですが、皆様も韓国に行かれたときは、ぜひ食して下さい。

 自然界の中でも鳥を始め、は虫類、ほ乳類まで昆虫は大好物です。キツツキがクチバシで木に穴を開けて木の中の虫を食べたり、チンバンジーが棒を使って穴の中の虫を取りだして食べるシーンもよくテレビに出てきます。
 国連食料農業機関(FAO)が、人類の将来の食料危機を解決するのは昆虫食だという報告書を出したと言うことですが、これから私たち日本人も近いうちに、昆虫を食べ時代がくるのでしょうか。
コメント
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