川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

市自治連が地域の隠れた観光資源を活用

2013-09-21 17:04:54 | 日記
                       (これまでの史跡めぐり)

 松阪市自治会連合会の観光研究会が、市内のあまり知られていない観光資源を発掘のため、全442自治会を対象にしてにアンケートを取ったところ、85の自治会から回答があり、その結果を観光資源として活用していく取り組みを始めるということで、大いに期待したい。

 現在の松阪市の観光は主に市街地にある史跡や観光施設を中心に進められています。松坂城跡を始め、御城番屋敷、商人の館、松阪もめん手織りセンター、そして新たに長谷川邸が加わって観光資源は豊富です。しかし市街地から離れた農村部や山間部にも隠れた観光資源は豊富です。

 飛ぶ鳥を落とす勢いの織田信長の50日にわたる総攻撃に耐えた難攻不落の堅城大河内城跡、南北朝時代に足利幕府軍3万の兵の攻撃にもびくともしなかった白米城跡、五層の天守閣がそびえ立ったという松ヶ島城跡、幾多の戦いのあった神山城跡などの城跡。伊勢寺廃寺、丹生寺廃寺、天花寺廃寺、薬王寺廃寺など七世紀時代の寺院跡。宝塚古墳、井尻遺跡、向山古墳などの遺跡。

 堀坂山、白猪山、高見山などの名山。奥香肌湖、なめり湖、岩内瑞巌寺、木梶三滝、伊勢山上などの名勝、また市内各地に散らばる公園、桜の名所など観光資源は豊富です。

 祭りでは松阪市の3大祭りや宣長まつり、武四郎まつり、おおきん祭りなどメジャーな祭りの他にも、市内各地で昔から続いている祭りや神事があります。粥見神社の「てんてん」、柿野神社の祇園祭、津屋城の「でこさん」、甚目の「虫送りオイヤレ」、星合地区などの「鵲七夕まつり」、岩内の「どこんのり」、曲の「ごきげんさん」、美濃田の「ススキ倒し神事」、岡本の「火祭り」、立野の「嫁入り神事」、和屋・立田・朝田の「よいよい神事」、大石不動院の「八朔祭り」、また市内7ヶ所で行なわれている「かんこ踊り」など歴史のある祭りや神事の他、新しい祭りもたくさん始まっています。

 これまで私のグループでも「史跡めぐり」として市内の名勝や旧跡を廻ってきました。「和歌山街道めぐり」や「伊勢街道めぐり」「城跡めぐり」など、市内の名勝・名山・神社仏閣・城跡・遺跡・資料館・記念館、また祭りなどを巡ってきました。
 これまで8回の史跡めぐりでは、主に私が歴史や経過など説明をしてきましたが、この秋から装いも新たにその地区の詳しい方に説明をお願いする史跡巡りを計画しています。10回位開催して100ヶ所くらいの名所旧跡を廻るつもりです。誰でも参加できます。
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