川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

松阪市立中部中学校で卒業式行われる

2012-03-09 14:00:38 | 日記

 松阪市内の市立中学校の卒業式が3月9日、一斉に行われました。私も松阪市立野町の中部中学校(山中良明校長)の第43回卒業式に来賓として出席させていただきました。この日217名の卒業生が3年間の学舎を巣立って行きました。  卒業式は在校生、保護者、先生、来賓らの拍手に迎えられ卒業生が入場しました。国家・校歌斉唱のあと卒業生の名前が一人一人読み上げられ、クラスの代表が校長先生から卒業証書を受けました。 

 山中校長は式辞の中で、今日の皆様の姿から新しい生活に対する決意が感じられます。この学校での早朝ボランティア活動や、東日本大震災のあと生徒会を中心として行った募金活動などを挙げられ、学校が取り組んできた「人・時間・環境」の活動は、今後も後輩たちに受け継がれていきます。 多くの皆様の支えがあって、今日があることを忘れないでほしい。これからは自ら目標を持って粘り強く進んでほしい。これから皆様の歩む道は無限の可能性があります。その過程で失敗や挫折にあうことがありますが、それを克服し、目標に向かっていってほしい。目標を達成できなかったときも、達成できた時も、どうすればもっと良くなるのか考えてほしい。皆様が新たな扉を開いて、新しく踏み出す時です。少し遠回りでも自分の信じる道を歩んでほしい。皆様の限りない前途を祝し、今後の活躍に期待します。と述べられた。

 在校生を代表して2年生の高山じゅんなさんの送辞のあと、卒業生を代表して前田虎太郎さんが答辞を述べました。3年間の学校での思い出をあげ、修学旅行で人生初の新幹線に乗ったことや、男子だけでペンションで一晩中語り明かした思い出。3年生の文化祭の時クラス全員で先生を驚かす映像を作ったこと、部活の野球部でキャプテンを務め、つらく苦しいこともあったが、チームメイトや先生に助けられ、最後の試合では感極まったことなどを述べた。そして夢中になることの大切さや、仲間の大切さを学び、中部中学校を日本一の学校にすると掲げてきた「人・時間・環境」の取り組みを、在校生たちに受け継いでほしいと結びました。 

 卒業生が会場を去るときには、クラス毎、みんなで担任の先生に「○○先生が大好きです」と声をかけ、思い思いのパフォーマンスをして巣立っていきました。とても素敵な卒業式でした。