(写真は水戸市千波公園の水戸光圀公の像)
「人生楽ありゃ苦もあるさ・・・」という軽快なテーマソングで始まるTBS系のテレビ時代劇「水戸黄門」が12月19日、最終日を迎えました。諸国を漫遊している黄門様一行が、行く所々で庶民を苦しめている悪代官や悪家老を懲らしめ、最後に斬り合いになったところで「これが目に入らぬか」と印籠を出して、悪人たちがひれ伏すといった単純明快で、安心して見られるドラマでした。
かつては大河内伝次郎や月形竜之介などの主演で何度も映画化もされ、忠臣蔵とともに日本人の心の時代劇であった。1969年(昭和44年)8月にスタートして1227回、実に42年もの長きにわたって放映された長寿番組でありました。
今回の放映の打ち切りは、視聴率が低かったためといわれており、さすがの黄門様も視聴率には勝てなかったことになります。
視聴率の低下は、黄門様世代が少なくなってきたのではないかと思います。私もゴールデンタイムの放映はあまり見ませんでしたが、なくなると一抹の寂しさも感じます。またいつか、装いも新たに復活することを期待します。