川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

松阪市議会平成23年5大ニュース

2011-12-17 07:30:45 | 日記

12月14日に松阪市議会の平成23年11月議会が終わり、今年の議会は全て終了しました。この1年、松阪市議会の中でいろいろな事がありましたが、今年も例年のように松阪市議会の5大ニュースを独断で選定しました。

 

◆議会改革検討委員会審議進む

 昨年2月に発足した松阪市議会改革委員会(中森弘幸委員長)は、市議会をより活性化し、市民の付託に的確に応えることを目指し、今後の議会のあり方及び当面の諸課題について、検討することを目的として設置されたもので、今年も議論が進められました。議長・副議長の立候補制や、市議会の傍聴席に意見箱を設置して市民の声を受けるなど、一部実施に向けて動き出しています。

 

◆市議会議員で東日本大震災の街頭募金行う(3月)

  市議会議員全員で、3月11日に発生した東日本大震災の被災地への街頭募金活動が3月17日~21日の5日間行われました。この募金活動は松阪駅周辺やベルファームで行ったもので、多くの市民の協力により、446,548円が集まり、日本赤十字社三重県支部を通じて被災地に送られました。またこれとは別に松阪市議会として50万円が全国市議会議長会を通じて被災地に送られました。

 

◆野口正議長、大久保陽一副議長誕生(8月臨時議会)

 8月11日から2日間、松阪市議会8月臨時議会が行われ、役員選挙の結果、新議長に野口正議員(真政クラブ)が、副議長には大久保陽一議員(真政クラブ)が選任されました。今回から議会改革の一環として立候補制が取られました。

また議会選出の監査委員には松田俊助議員(市民民主クラブ)が選任されました。

◆陸前高田市の戸羽市長復興への思いを語る(11月)

東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市の戸羽太市長が11月5日に松阪市を訪れ、松阪市議会の議場で市議会議員や松阪市の幹部職員を前に大震災の状況や復興への思いを語りました。今回戸羽市長は、同市の災害復旧のために松阪市から小林副市長と職員を派遣したことに対するお礼と、被災地の現状を語るためにみえたものです。

同市の大震災の死者・行方不明者は1700人から1800人を数え、市役所も大きな被害を受けました。庁舎の屋上まで津波が押し寄せ、住民台帳や公用車も流され、市の職員も291名のうち68名が犠牲になりました。

この災害で戸羽市長は奥さまを亡くされ、家も流されました。市長選挙で当選したばかりの戸羽市長が市役所の機能の回復や被災者の救援、災害復旧に陣頭指揮で取り組んでこられました。

 

◆国際交流議員の会発足(12月)

松阪市議会の有志議員で加盟していた日中友好促進三重県市議会議員連盟を、今年12月をもって脱会し、有志議員で構成される日韓友好議員連盟(中森弘幸会長 会員22名)と合体して、新たな国際交流の会を結成することになりました。新しい会の名前はまだ決まっていませんが、日中、日韓にとらわれず広く国際交流を広めていこうとするものです。

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