12月8日に行われた松阪市議会文教経済委員会協議会で、12月7日に発生した松阪競輪のシステム障害について報告されました。
トラブルが発生したのは7日の5レースの終了後、データー処理を依頼している東京の「車両情報センター」のシステム障害によるもので、6レース以降の中止が宣言されました。
その後ファンが入場料や特別席の入場料などの変換を求めて総合案内所に詰めかけたということですが、入場料などは市の自転車競走実施規則に基づき返還されないことになっており、来場者に理解を求めたということです。
レースが中止になった7日は、ちょうど松阪市議会が開催中で、議会を中断して市長から議員に状況が報告されました。
銀行のシステム障害も同じで、コンピュータ処理による障害は多くの人々に大きな影響を与えます。この日全国の15競輪場で同時にレースが開催されており、車両情報センターのシステムの容量を越えたのではないかということです。
今回のトラブルによる損害の賠償はセンターに求めるということです。すでにシステムも回復して、今年の最終戦が12日から3日間、予定通りに開催されます。