今年度初めての松阪市都市計画審議会が5月24日、市役所内の松阪市議会第3・第4委員会室において開催され、市長から委員一人一人に委嘱状が渡されました。また新会長には委員の互選により、三重中京大学の村林守教授が就任されました。
この日の議題は、これまで市議会や市民の間で大きな議論をよんだ事業で、既に中止の決定がなされている「松阪市駅西地区第一種市街地再開発事業」の都市計画決定だけが残っており、これを廃止しようとするものです。
松阪駅西地区市街地再開発事業は、松阪駅の西側駅前にホテルやマンション、市の福祉総合センターなどを建設しようとする計画で、松阪市議会でも激しい議論を呼び、平成19年の3月議会では前代未聞の23時間連続の徹夜議会もありました。この議会で賛成19×反対13で可決され、平成20年2月20日都市計画決定がなされました。
しかし資材の高騰や、組合との信頼関係が保てないなどの理由で同年11月、当時の下村市長が推進の断念を決定しました。
この日出席した委員からは、「理由書に書かれている事業中止の理由が『急激な社会・経済情勢の悪化による工事費の増大などが事業収支計画に大きく影響し、事業推進が困難な状況となり』とあるが、こんな簡単な言葉で表すようなものではない、他にも理由があるのではないか」という意見が出されました。採決の結果、都市計画決定に関係する3議案は全員賛成で解除(廃止)されました。これにより平成18年頃から議会や市民を巻き込んで激しい議論がなされてきた、松阪駅西地区市街地再開発事業には終止符がうたれましたが、まだこの事業の関係の裁判が続いていますし、これから進めようとする松阪まちなか再生プランにも影響を残しているのではないかと思います。
この松阪駅西市街地再開発事業については、私のブログの2008年11月14日~11月27日にかけて「検証!松阪駅西再開発事業」として5回に分けて記載しました。
この日の議題は、これまで市議会や市民の間で大きな議論をよんだ事業で、既に中止の決定がなされている「松阪市駅西地区第一種市街地再開発事業」の都市計画決定だけが残っており、これを廃止しようとするものです。
松阪駅西地区市街地再開発事業は、松阪駅の西側駅前にホテルやマンション、市の福祉総合センターなどを建設しようとする計画で、松阪市議会でも激しい議論を呼び、平成19年の3月議会では前代未聞の23時間連続の徹夜議会もありました。この議会で賛成19×反対13で可決され、平成20年2月20日都市計画決定がなされました。
しかし資材の高騰や、組合との信頼関係が保てないなどの理由で同年11月、当時の下村市長が推進の断念を決定しました。
この日出席した委員からは、「理由書に書かれている事業中止の理由が『急激な社会・経済情勢の悪化による工事費の増大などが事業収支計画に大きく影響し、事業推進が困難な状況となり』とあるが、こんな簡単な言葉で表すようなものではない、他にも理由があるのではないか」という意見が出されました。採決の結果、都市計画決定に関係する3議案は全員賛成で解除(廃止)されました。これにより平成18年頃から議会や市民を巻き込んで激しい議論がなされてきた、松阪駅西地区市街地再開発事業には終止符がうたれましたが、まだこの事業の関係の裁判が続いていますし、これから進めようとする松阪まちなか再生プランにも影響を残しているのではないかと思います。
この松阪駅西市街地再開発事業については、私のブログの2008年11月14日~11月27日にかけて「検証!松阪駅西再開発事業」として5回に分けて記載しました。