蒲生氏郷公顕彰会(高島信彦会長 会員243名)の定期総会と記念講演が4月25日、松阪市本町の松阪市産業振興センターの3階ホールで開催されました。この会は松阪開府の祖である蒲生氏郷公の足跡の探求・顕彰さらには市民の郷土意識の高揚と地域のとの友好・交流を通じて、まちづくりに資することを目的として、1年前に設立されました。市議会議員では私の他に久松議員が加入しています。この日は総会に約60人、講演会に約70人の市民が参加しました。
総会では高島会長のあいさつ、来賓として招いた山中市長の祝辞のあと議事に入り、21年度の事業報告及び収支決算報告、22年度の事業計画及び収支予算について審議されました。22年度の事業計画には「氏郷講座」、「氏郷ウォーク」や氏郷の解説の小冊子の発行、京都大徳寺での「氏郷命日法要」への参加、氏郷公の生地、日野町へのバスツァーの実施などを決めました。
記念講演では滋賀県立安土城考古博物館学芸課主任の高木叙子(たかぎのぶこ)さんが「織田信長と蒲生氏郷 -近江時代の蒲生氏-」というテーマで約1時間30分講演されました。
信長は1534年の生まれ、氏郷1556年生まれで、信長が22年早く生まれている。この二人には、①二人ともめざましい立身出世をしている②二人とも人生の途中で落命している(信長49歳、氏郷40歳)③二人とも人気がよいなどの共通するところが多い。
氏郷に関しては、氏郷の孫の代で蒲生家が断絶しているので資料が少なく人物像がつかみにくい。近江時代の氏郷に関する文書は8点しかなく、伝説が先行して正しい氏郷像が伝わってこない。また六角氏の重臣であった蒲生氏が信長、秀吉の使えていく時代の流れを話されました。
総会では高島会長のあいさつ、来賓として招いた山中市長の祝辞のあと議事に入り、21年度の事業報告及び収支決算報告、22年度の事業計画及び収支予算について審議されました。22年度の事業計画には「氏郷講座」、「氏郷ウォーク」や氏郷の解説の小冊子の発行、京都大徳寺での「氏郷命日法要」への参加、氏郷公の生地、日野町へのバスツァーの実施などを決めました。
記念講演では滋賀県立安土城考古博物館学芸課主任の高木叙子(たかぎのぶこ)さんが「織田信長と蒲生氏郷 -近江時代の蒲生氏-」というテーマで約1時間30分講演されました。
信長は1534年の生まれ、氏郷1556年生まれで、信長が22年早く生まれている。この二人には、①二人ともめざましい立身出世をしている②二人とも人生の途中で落命している(信長49歳、氏郷40歳)③二人とも人気がよいなどの共通するところが多い。
氏郷に関しては、氏郷の孫の代で蒲生家が断絶しているので資料が少なく人物像がつかみにくい。近江時代の氏郷に関する文書は8点しかなく、伝説が先行して正しい氏郷像が伝わってこない。また六角氏の重臣であった蒲生氏が信長、秀吉の使えていく時代の流れを話されました。