フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

親鳥の愛情

2012-04-25 23:31:47 | Weblog
毎日のニュースの項目には相変わらず凄惨な事件、事故のニュースが数多く含まれています。そんな中でほのぼのとした嬉しいニュースがありました。国内の野生で36年ぶりにトキのひなが新潟県佐渡市で確認されました。その他のつがいも予定日に入ったこともありトキ誕生のラッシュが期待されています。
連日テレビもこのニュースを取り上げていますが、私にとって耳の痛いことがあります。それはトキの愛情ぶりの説明です。まずトキは雄と雌が交代で卵を温めます。これを「抱卵」と言います。またひなには餌が必要ですが、放鳥トキのつがいは1時間に1回程度の頻度で餌を取りに交代で巣を出入りしているというものです。この説明を聞く度にトキのひなは幸せだねという我が娘の声か聞こえて来るのです。どうも仕事にかまけて子育てを放棄してきたと思いこんでいる娘のあてつけの言葉ですね(笑)。言い訳を言うならば、バブル期の家庭の状況は多かれ少なかれ同じではなかったですよね。えっ!私だけですか?(反省)
そんな時には祖父や祖母の存在が助かりましたね。今は核家族になり旦那さんもトキのように頑張っていますよ。トキの流れでしょうね。

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