フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

呼び名

2007-09-10 16:22:09 | Weblog
落語家の林家木久蔵さんが木久蔵という名前を自分の子供に譲って、自身は木久扇きくおうという名前になるということです。
「きくおう」になるということを聞いて「おう」という字を「翁」でイメージしていたので「扇」と知ってびっくりしました。
この思い込みは年をとったので「翁」だろうと単純に思ったのですが、これは早計すぎたのかもしれません。2006年の平均寿命で男性は79.00と、世界第2位ですから、木久蔵さんはまだまだお若いですね。
そういえば70才を古希といいます。「古来希れまれ」という語源からですが、最近は「キンザラ」というそうです。つまり「近年はざらにある」というところからそう呼ばれるそうです。
現在の辞書にも40才を「初老」と記載しています。地方によっては初老祝いを盛大に行うところもある様ですが、これなどももはや時代に即した呼び名とはいえませんね。
一方気候の呼び名の方は多少のずれはある様ですが、そう今も昔も変化はありません。晴れの特異日などは平均して晴れているようですし、梅雨入り、梅雨明けの時期も極端な違いはないようです。
ただ、地球温暖化のあおりでジワジワと変化を呼びそうな気がするのですが。
今日は昔から台風上陸の多い得意日、二百二十日です。

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