フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

富士山

2007-09-25 17:48:21 | Weblog

私の携帯電話の待受画面は、富士山の三態です。澄んだ空気と雪化粧をしたきれいな富士、夕陽に照らされた赤富士も雪をかぶり、又、桜の季節でも雪をかぶり、いずれも雪の富士です。そういえば、私の目に焼きついている富士山は、すべて雪をかぶっています。
ところで、昨日出掛けた三島市内から見た富士山は雪がなく、曇り空の中に灰色の富士でした。三島市内の煙突や電柱の影から見えるのです。日本一の山が、こんなにも身近に感じられるのかと不思議な感動を覚えました。生活の中に自然にとけこんでいる。つまり、生活に密着した山であることを再認識したのです。
雪をかぶっていない富士、それでも見ると心がなごみ、安らぎをおぼえます。ということは、魅力の1つはあの絶対的な形にあるのでしょう。稜線が左右揃ったあの形は、私達の心のりどころとなっているのでしょう。
一生懸命、携帯でその写真を撮ったのですが、うっすらとほんの少ししか認識できないのは非常に残念でした。(見えるでしょうか?)
心の中にはしっかりと写しとってきた富士山でした。

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