フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

身近な知らないこと

2017-04-04 22:38:12 | Weblog
暖簾は何故下がっているのでしょう。まあ、現在では飲み屋さんが代表的な暖簾の店ですが、江戸時代ではどの商店にも必ず暖簾が下がっていました。暖簾には暖簾の効用があるからです。その効用というのは、暖簾にはお客さんを店の中に誘い込む力があります。明るい昼間は暖簾で見えない商店の内部をのぞきたくなる気分をおこさせますね。夜になると暖簾越しに見える明かりがお客さんを誘います。
こうしたことは推測がつきますが、全く気付かないことが身の回りにはあります。それはコンセントの穴のことです。コンセントの穴は左側が大きいのです。何故でしょうか。いや、気づいていましたか?家庭用の電気は高圧電流を100ボルトに変えて供給されていますが、変圧器に故障があって高圧の電流がそのまま流れこんできたら大変です。こんな場合にそなえて家庭用の電線の片方をアースしてあるのです。コンセントの穴が左側が大きくなっているのは、このアースされた側の線を示しているそうですよ。自宅のコンセントを見てみて下さい。