フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

うどん

2014-12-02 19:56:35 | Weblog
この月の中旬に香川県の高松市で全国16府県の22種のうどんが参加するイベントがあります。もちろん名古屋のきしめんも参加します。このイベントのタイトルが「全国年明けうどん大会2014inさぬき」とあるように、年末の食文化になっている年越しそばに対向して、年明けはうどんを定着させようとするイベントのようです。かつて季節の食文化として定着したバレンタインデーのチョコや節分の恵方巻きのように広めたい思惑のイベントなんです。
正月といえばおせちですが、正月毎日おせちになると飽きることもありますから、その隙を狙うアイディアでしょうか。正月らしく、うどんの中にニンジンや梅干しなどの赤いものを入れ、うどんの白とで紅白にします。そうなれば、年明けうどんは縁起物としても、存在感を増しますね。
さぬきといえば平賀源内の出身地ですが、平賀源内は土用のウナギを広めた人として有名です。この平賀源内にあやかって、年明けうどんが「二匹目のドジョウ」になるか注目です。ここに味噌煮込みうどんが加われば芯のある大人になれるというキャッチフレーズもつきそうですが。