フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

映画

2014-12-01 23:59:30 | Weblog
今日から12月。その最初の記念日が「映画の日」です。この記念日は何を記念して出来たかを知るとビックリしますよ。というのは、この日が日本ではじめて映画が上映されたのを記念して出来ていますが、それが明治29年ということですから本当にビックリです。そんな頃に?と思いますよね。
さて映画は我々が子供の頃は最高の娯楽でした。たまたま父親が連れていってくれた最初の映画が時代劇だったのが影響したのか、時代劇ファンはずうっと続いています。当時の時代劇は「勧善懲悪」が主流でした。つまり悪は滅びるわけです。ただ、滅びるまでに善が危なくなることが必ずあります。そこに正義の味方が馬に乗って現れるわけです。その時の映画館の中の盛り上がりかたはすさまじいものです。一斉に拍手がおき掛け声さえ飛ぶのですよ(笑)。一話完結ならばそれで良いのですが、かつては前編後半があり、良いところで「続く」となるのです。ですからまた一週間後に映画館へ走るのです。館内の御菓子の売り子さんとも仲良くなったものです。懐かしいことを思いだしました。