フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

裕次郎登場

2013-05-17 23:36:49 | Weblog
1956年の今日、何を隠しましょう、私が11歳の時でした。あの石原裕次郎さんが「太陽の季節」でスクリーンデビューした日です。裕次郎さんが21歳ですね。まだデビュー当時は私ももちろん余り興味をひいたわけではありません。後の「嵐を呼ぶ男」の頃から、新聞、雑誌でとにかく記事は裕次郎、裕次郎でしたから、いやでも目にするようになりますよね。それ以降裕次郎さんに傾倒していくわけです。大学時代は京都、新京極の映画館で裕次郎さんの三本立てを朝からずっと観ていました。飽きもせずにね(笑)。映画はもちろん、当時は映画の主題歌は裕次郎さんが歌っていたわけですから、歌も一生懸命覚えたものです。
そして今でも忘れませんが、一番感動したのがラジオ局に入社した途端に裕次郎さんにお目にかかるチャンスがあったことですね。「忘れるものか」という曲のコンベンションに先輩が連れて行ってくれたのです。嬉しかったですね。裕次郎さんが部屋にオーラを引きずって登場したときには、言葉も出ませんでした。
ここをスタートにして、私「東海の裕次郎」が始まるのです(笑)。