フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

猫の手も借りたい?

2013-05-06 17:59:35 | Weblog
ゴールデンウィーク最後の日ですね。今年はこの駅に行って来たよという人もあるでしょう。その駅の名は和歌山県紀の川市にあり和歌山電鉄の貴志(きし)駅です。この駅の駅長は有名な三毛猫の「たま」です。たまは先月の29日に14歳の誕生日を迎えました。そこで貴志駅では古希を祝う式典を開いたのです。人間でいえば70歳ぐらいになるということですね。その式典ではえさの缶詰に70歳に合わせて7本のローソクを立て、集まった200人の見物客がハッピーバースデーたまちゃんと合唱して祝ったそうです。
さて、このたまちゃんへの誕生日プレゼントはなんでしょう。好物がまたたびですから、それに加えて爪研ぎもプレゼントされました。実はたまちゃん、今年一月に社長代理に昇進して駅長と兼務しているので、これからも爪を研いで社長の座を狙って下さいという意味を込めたようです。偉いものでたまちゃんが駅長になってからは、多くの観光客を呼びこんで、赤字続きの和歌山電鉄の経営を立て直したそうですよ。こんな猫の手ならば、どの会社も借りて見たいですよね。