フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

京都の風物詩

2013-05-05 23:22:34 | Weblog
ゴールデンウィークの今年の傾向は「高・近・短」だそうです。そんな中でのニュースで、今月のはじめに京都で「鴨川納涼床」がスタートしたとありました。納涼床は鴨川の川面にせり出すように設けられた木組みの座敷の事です。その座敷では芸妓さんや舞妓さんのお酌を受けながら京料理を堪能するわけですね。
私は学生時代は京都に下宿していましたから鴨川はなじみですが、鴨川のほとりを散策することはあっても納涼床で遊ぶなんてことは夢のまた夢でした。ただ羨ましげに下から納涼床を見上げるだけでしたよ。こうした納涼床は結構多く、先日床開きしたのは市の中心部の二条から五条までの鴨川沿いで86もあったそうです。夏の大文字焼きではありとあらゆる納涼床が満席になるわけですから、やはり魅力の風物詩なんですね。
先程触れた高近短ですから、京都へ遊びに行く場合、この鴨川納涼床を楽しむのはどうでしょうかね。学生時代に夢のまた夢のもうひとつに舞妓さんと話をする事というのがあったのですが、今、番組の相手役に元舞妓さんがいるんですよ。ちょっと不思議な感覚を味わっています(笑)。