クリスマスも押し迫った1938年12月22日、南アフリカ東岸沖で漁をしていた漁船が体長約1m50cmにもなる見た事もない奇妙な魚をひきあげました。これが生きている化石といわれるシーラカンスでした。
約4億年前に出現し、8千万年前を境に化石が途絶え絶滅したといわれていましたが、この発見により生存することが明らかになりました。その後1952年、1998年にも発見されたことから、さかんに古い現役を「シーラカンス」と表現されるようになりました。
私などもどこかで「シーラカンス・アナウンサー」といわれているかもしれません。まあ確かに古いんですが、それでも現役をはっている事が出来る幸せをしみじみと味わっています。「温故知新」という言葉があるように、古い物があるからこそ新しい物があるんだと認める事が出来るとなれば存在価値もあるというものですね。
さて、最近の会社は成果主義をとるところが多くなり、基本給の低さと成果部分のインセンティブの高さのギャップで、その給与体系についていけない人も多いと聞いています。
年功制度は安定的な給与と経験に対する過程が評価されていたのですが、ということはベテランといわれる人がそれなりに大切にされてきました。どっちの制度がいいかは議論がわかれます。
ベテラン=シーラカンスではありませんが、ベテランを切り捨てる日本社会にだけはなってほしくありません。ベテランが絶滅してしまったら会社はなりたっていかないことだけは確かだと思うのです。
約4億年前に出現し、8千万年前を境に化石が途絶え絶滅したといわれていましたが、この発見により生存することが明らかになりました。その後1952年、1998年にも発見されたことから、さかんに古い現役を「シーラカンス」と表現されるようになりました。
私などもどこかで「シーラカンス・アナウンサー」といわれているかもしれません。まあ確かに古いんですが、それでも現役をはっている事が出来る幸せをしみじみと味わっています。「温故知新」という言葉があるように、古い物があるからこそ新しい物があるんだと認める事が出来るとなれば存在価値もあるというものですね。
さて、最近の会社は成果主義をとるところが多くなり、基本給の低さと成果部分のインセンティブの高さのギャップで、その給与体系についていけない人も多いと聞いています。
年功制度は安定的な給与と経験に対する過程が評価されていたのですが、ということはベテランといわれる人がそれなりに大切にされてきました。どっちの制度がいいかは議論がわかれます。
ベテラン=シーラカンスではありませんが、ベテランを切り捨てる日本社会にだけはなってほしくありません。ベテランが絶滅してしまったら会社はなりたっていかないことだけは確かだと思うのです。