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Landkrimi:Drachenjungfrau 2016年 オーストリア作品
監督 カタリーナ・モリーナ
出演 マヌエル・ルバイ シュテファニー・ラインスペルガー ゲアハート・グライナー パトリシア・アウリツキー
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ザルツブルグの警部マルティンは、故郷に住む祖母から夜中に連絡を貰った。霊感がある彼女は、何か恐ろしい事が起きるようで不安だというのだ。
その後、予感が的中したのか、彼の故郷にあるクリムル滝から少女の遺体が発見されたとの連絡を受け、捜査に向かったマルティン。
地元警察の女性巡査へイルマーと、彼女の同僚で昔のいじめっこ、アンカールに迎えられた彼。祖母の家に泊まり捜査を始めるマルティンだった。
被害者は、ラウラという15歳の少女で、前日は、地元の美人コンテストに出場していたという。遺体の発見時には、側に彼女の母親がおり、さらに、手にはハート型の石が握らされていたという。
マルティンは、早速、入院している母親を訪ねる。ベッドに横たわっていたのは、かつての恋人、アルマだった。
彼は、驚きと懐かしさで話かけるも、彼女は、娘の死がショックで何も話せないでいたのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
今週と来週は、あまぷらで発見したマニアック感漂う作品を紹介していきます。
調べると、オーストリア製作でLandkrimi-Filmreiheというシリーズの作品でした。直訳だと、カントリー犯罪映画シリーズ。
自分は、勝手に、田舎犯罪映画シリーズと呼ぶことにして、調べながら数本鑑賞させてもらった。
他にもあるのかも知れないが、邦題といい、字幕といい、適当な情報量しかなく、呆れるくらい調べるのに苦労したのだ。
邦題は、ともかく、字幕はしっかり作って欲しかったなぁ。新人なのか、日本人じゃないのか、訳の分からん字幕が出てきて、誤字もあったりして、何度となく、疑問が頭によぎったからだ。
そんなお粗末な字幕でも、ないと見られないという自分にも、情けない気持ちになったが。(――;)
内容的には、他殺か、自殺か。他殺ならば犯人は誰か。
田舎のこんな平和な、全ての人々が家族のような土地柄で、殺人犯が潜んでいるという恐怖。
というと、見たくなりますか?
簡単に言えば、普通の刑事ドラマです。
田舎特有の面倒くささがあったり、
特に、マルティンは、若い時にこの地にいたので、田舎を離れて戻って来た感じのあの違和感というか、なじめない感じというかに妙に、共感が持てたのでした。
そんな中での、ちょっとぽっちゃりしている巡査のへイルマーがなんとも良い感じで可愛かったなぁ。でも、田舎でその感覚にびっくりしたりして。(^◇^;)
そうそう、地元に伝わる伝説がキーワードになっていた。
そして、滝と天気の言い伝えも。
若い人達には、否定されてましたが、滝の音が聞こえると、天気がうんぬんというのは、なんか分かる気がしたな。