マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

初めに
カテゴリーの「基本ルール」をお読み下さい。

「スリーブラザーズ&ベビー」 

2021-10-29 10:37:35 | ドイツ映画&ドラマ

3 Türken & ein Baby 2015年 ドイツ作品

監督 シナン・アックシュ
主演 コスティア・ウルマン エコ・フレッシュ キダ・コドル・ラマダン サブリナ・クリューバー ヤコブ・マッチェンツ 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
手作りのブライダルドレスを売る店を両親から受け継いだ男兄弟3人。しかし、家賃が払えず立ち退きの書類が届いてしまう。
末っ子のジェラルは、携帯電話ショップに変えるべきだったと言い出し、長男のサミは書類を持って大家に言いに行くと怒って飛び出してしまう。次男と共にサミを止めたジェラル。
両親の墓の前で兄弟3人が話し合い、残してくれた貴金属を売ることを決めた。
早速、骨董品屋へ行ったジェラル。途中で、元カノのアナと再会した。彼女は赤ん坊を連れていたが、ふとした事で喧嘩してしまい気まずくその場を分かれてしまった。
だが、その後、彼女が交通事故に遭い赤ん坊が置き去りにされていることに気がついたジェラルは、彼女が運ばれた病院へと連れていく。
意識が戻らないアナ。
彼はそのまま彼女が回復するまで、赤ん坊を預かる事になってしまうのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
ネトフリで発見したドイツ作品。主演は「「5パーセントの奇跡」でも共演したコスティア・ウルマンだった。
製作の順番でいくとこちらが先なのだけど。

1980年代に「スリーメン&ベビー」という米国の映画があって、鑑賞したのだけど、内容をとんと覚えてない。けども、内容的には、違っていたような気がするなあ~。

トルコ人兄弟の物語。
携帯電話ショップに変えたら~と末っ子が言うのも分かる気がするが、きっとご両親はドイツという異国で苦労して店を持ったのだろうと考えると必死に守ろうとする長男の気持ちも分からない訳でもなかった。
それよりも、アジア系は子供好きなのか?人種ではなく個人差の問題だと思うけどなあ。
それにしても、トルコ人=ラップが定番のようで。(^◇^;) 流行なのか?
どうも、ラップは苦手だなあ。

それでは、目的のヤコブ君はと言いますと。ジェラルが訪ねるアナの元カレ、カスパーだった。
ミュンヘンのイケメンと言われていたけど、イケメンになるのかな。(失礼な)
父親だと思って連れてこられるが、戸惑うばかりという人物で、ちょい役でした。
最初、彼だと分からずスルーしちゃったくらい、
なんか、別人に見えたなあ。


今年公開されたドイツ映画に彼が出演してるとのこと。そろそろ見てみようかな。

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「ビームマシンで連れ戻せ テレポーテーション大作戦」 

2021-10-28 10:30:00 | ドイツ映画&ドラマ

Sputnik 2013年 ドイツ・ベルギー・チェコ作品

監督 マルクス・ディートリッヒ
主演 フローラ・リ・ティーマン イボンヌ・カッターフェルト マキシム・メーメット アンドレアス・シュミット ヤコブ・マッチェンツ 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
東ドイツに住む、リケは、叔父のマイクや友人のヨナタン、ファビアンとでスプートニック計画と名付け自作の衛星を飛ばそうとしていた。
だが、失敗に終わってしまい、リケは、腕にギブスを着ける事になってしまった。けれども、彼女は元気いっぱいに暮らしていた。
ある日、叔父のマイクが別れを言い出した。内緒で西ドイツに行くというのだ。政府に見つかれば殺されてしまうというのに。
それでも、叔父が行ってしまい寂しい思いをするリケ。
だが、TVを見ていた彼女はある事を思いつく。ビームを作り出せばマイクをこちらに連れてこられると。
早速材料をお店を営むカールさんに頼んだが、警察に逮捕され材料も押収されてしまった。
そこで、リケは陽動作戦を考え材料を盗みだそうとするのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
ドイツのファミリー向けファンタジー。久しぶりに鑑賞したけど、いつもながら、ドイツらしいほのぼのだな~と。

東西にドイツが分かれている時代のお話。
最近の人は、その事も知らないと聞いた。多分にもれず、歴史が苦手な自分は、、壁がどこだったのかを詳しく理解出来たのは最近の事でしたけども。

彼女が作り出すビームは、邦題のまんま、「テレポーテーション」をするということ。
さてさて、上手く行きますか~って感じかな。

ママはイボンヌちゃんでした。子持ちの役なのか~と時代を感じましたけども。

それでは、目的のヤコブ君はと言いますと、叔父のマイクでした。
優しくて、楽しい叔父さんでした。
西ドイツへ行くってのもあの歳なら分かる気がしましたが。

オチを見て、そういうことね~と。
あの大事件をそんなファンタジーにするとは、ある意味面白い演出でした。

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「シャトーブリアンからの手紙」 

2021-10-27 10:22:01 | ドイツ映画&ドラマ

La mer à l'aube 2011年 フランス・ドイツ作品

監督 フォルカー・シュレンドルフ
主演 レオ=ポール・サルマン マルク・バルベ ウルリッヒ・マテス セバスティアン・アカール ヤコブ・マッチェンツ 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
実話、及び、ハイリッヒ・ベル、P=L・バスとE・ユンガー著述に基づく。
1941年ドイツ占領下のフランス、シャトーブリアン。ショワゼル強制収容所。
ここには、政府に反旗を翻した人々が収容されていた。中には、映画館で占領を批判するビラを配った、まだ、17歳のギィ・モケもいた。収容所の中の治安はよく、人々ものびのびと暮らしていた。
ギィは囲いの外にいる少女、オデットに恋をしていて、いつの日か解放され彼女と一緒になることを望んでいたのだった。
だが、ある日。ドイツ将校がフランス人に殺されるという事件が発生する。ヒトラーは、その報復として、収容されているフランス人150名の処刑を命じたのだった。
シャトーブリアンの副知事は、収容所の所長から、処刑者リストを渡され、愕然とする。
何故なら、刑期があと少しで終わる者や、まだ17歳の少年の名前が掲載されていたからだった。
だが、彼らの代りの者もおらず、何の手助けも出来ないまま、そのリストを承諾するしかなかったのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
実話だというから恐ろしい。ひどすぎる。なんなの?ドイツ人!というか、ヒトラーだけど。
ドイツ人がフランス人に殺されたからって、国の全体的な連隊責任って何?
なんで、直接関わった訳でもないのに、処刑されないといけないの?

その方法も雑にというか、機械的にというか。( ̄。 ̄;)
殺す側もなんとも思わなかったのかな~と思っていたら・・・。

それでは、目的のヤコブ君はと言いますと。ドイツ人兵士のハインリヒ・オットーでした。
処刑をする兵士の中の1人。
彼だけは、処刑の練習の時から、戸惑った様子で、本番では、倒れてしまう兵士でした。
他の兵士達はタンタンと何の感情もないようにしているが、彼だけは困った様子で、弾丸もライフルに込められないほど緊張していたのでした。
こういう兵士もドイツ人の中にいたのかと思うと、ちょっと救われた気持ちになりました。
何気ない役だけど、彼、上手かったなあ。

ギィが思っていたオデットは、長生きしたのだそうです。
そこもちょっと救われたかな。(^◇^;)

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「5パーセントの奇跡 ~嘘から始まる素敵な人生~」 

2021-10-26 10:13:46 | ドイツ映画&ドラマ

Mein Blind Date mit dem Leben 2017年 ドイツ作品

監督 マルク・ローテムント
主演 コスティア・ウルマン ヤコブ・マッチェンツ アンナ・マリア・ミューエ ヨハン・フォン・ビューロー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
サリヤ(サリー)は、前途有望な学生だった。ある日、父の顔の1部が変に見え始める。病院へ行くと、先天性の目の病気で今、手術を行わないと完全に目が見えなくなってしまうと告げられた。
手術は成功するも視力は5%。明暗が分かる程度の視力になってしまった。それでも、サリーは盲学校へは行かず、そのまま学業を続け見事に普通の学校を卒業することは出来た。
でも、彼の夢は一流のホテルマンになること。
履歴書を送るも視力の事を書くとまだ、見習いなのに、ことごとく落とされた。
思い切って高級ホテルに視力の事は隠し応募する。すると、面接は妹の力を借りてなんとか合格した。ちょうど、面接に遅刻してきたマックスと出会った、サリー。
マックスはすぐにサリーの視力を見抜いてしまう。
それでも、彼はそのことを一緒に内緒にしてくれて、仕事の補助をしてくれるのだが・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
今週は前から知っていたが、この作品で好印象になった、ドイツ人俳優、ヤコブ・マッチェンツの出演作品を紹介します。

実在の人物のお話。映画のラストには、本人も姿を見せてくれます。
すっごく努力家のサリー。けなげで、応援したくなる人物。
突然奪われた視力を、歎くことなく、それでも、なんとか補っていこうとするのが素晴らしい。がんばって、学校卒業するのも凄いし。
そのけなげさだから、みんな協力したくなる。
人徳だよな~とも思った。

それでは、目的のヤコブ君はと言いますと。遅刻してきたマックスでした。こっちも仕方なくホテルマンにはなっているのですけども。
軽い感じの男なのに、きっちり彼をサポートしてくれる友人。
勤勉なサリーとのコンビがよかったんだよね。
これが、あの「不倫休暇」のあの子だなんて信じられん。若い時から活躍してたんだな~と。

そうそう、サリーが薬物に手を出した時には、ドギマギしたが、ハッピーエンドで良かった。

こういうドイツ作品大好き!お薦めです。

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「ロストブレット -窮地のカーチェイス-」

2021-10-22 09:19:43 | フランス映画&ドラマ

Balle perdue 2020年 フランス作品

監督 ギヨーム・ピエレ
主演 アルバン・ルノワール ニコラ・デュヴォシェル ラムジー・ベディア ステフィ・セルマ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
改造車で宝石店の壁をぶち破り店内へ突っ込んだ、リノ。彼は今、刑務所にいた。
そこへ、麻薬の取締に役立つはずだと、運び屋対策班のシャラスが車の整備士として彼をスカウトに来る。何故なら、いつも、運び屋達との追跡劇で警察車両が潰されていたからだった。
彼が整備士として加わって、本日も犯人を逮捕できたが、薬の流通は抑えられていなかった。
そんな中、シャラスは。リノの働きぶりを見て早期釈放を申し出たと本人に伝えた。そして、何気に、仲間はいなかったのかとも尋ねてきた。
リノは弟がいる事を告白する。
そして、弟の雇い主を逮捕すべく、リノを連れその場所へ行ったシャラス。そこには何故か同僚のアレスキがいた。
アレスキは、シャラスを射殺しその罪をリノに着せようとする。
リノは、スキを見て逃げ出し、自分の無実を証明する証拠を探すのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
これも、ねとふりで発見した、1本。

最近のコブラ11でもそうそう、見れなくなったカーチェイスを見せてくれて、嬉しかった。
見慣れているけれど、街中の追跡劇とか楽しかった。
フランスでこんなカーチェイスをしてくれるなんて、映画「トランスポーター」以来かな。(^◇^;)

そして、リノと警察官達の死闘。1vs10ぐらいだったかな。
殴られても、倒されても、諦めないで、応戦し、その場を逃げ出したのには、恐れ入りました。アクションのキレ良かったよ。

物語は、あらすじのまんま。
取り締まっても、警察の網を潜り抜けていたのは、内通者がいたから。
その内通者、登場シーンでもそのスタイルでも、むっちゃ格好良かったんだけどねえ。
ということで、目的のニコラはと言いますと。同僚で罪を着せようとしたアレスキでした。
そうです!悪役です。
嫌な野郎です。上手いなあ。優しい雰囲気はどこへやらでした。
警察官という強みで、リノを追い詰めていくけども・・・。最後の最後まで、ずるがしこかった彼。
悪役のサガではなかったので、ちょっとムカついたけど安心しました。

まだまだ、彼は面白そうなので、追いかけて行きますよ~。

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「カノジョと妻とウェディング」

2021-10-21 10:11:18 | フランス映画&ドラマ

Jour J 2017年 フランス作品

監督 リーム・ケリシ
主演 リーム・ケリシ ニコラ・デュヴォシェル ジュリア・ピアトン シルヴィー・テステュー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
仮装パーティーで、ワンダーウーマンの格好をしたジュリエットは、スーパーマンの格好をしたマティアスと関係をもった。彼女は、彼に、今後の連絡先として名刺を渡す。
次の日、その名刺を恋人のアレクシアに発見されてしまったマティアス。焦る彼に対して嬉しそうなアレクシア。
実は、ジュリエットの仕事は、ウェディングプランナーだったのだ。そのままの勢いで結婚式を挙げることなってしまった、彼。
仕方なく、ジュリエットに連絡をし職場に恋人と出向いた。そのジュリエットは、彼からの連絡は嬉しかったが、恋人との結婚式の話だと分かりショックを隠しきれない。
さらに、その恋人から幼い時にいじめられていたことを思い出し、2重のショックを受けるのだった。
仕事を断ろうとするも、今、会社は存続の危機。
ぐっと我慢をし、アレクシアの望むウェディングを計画するジュリエットだったが・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
ねとふりにあった、彼のラブコメ。ベタだけど、なかなか、面白い展開だった。

このアレクシアが、まあ、うるさい!女。
お城で挙げたいだの、新郎新婦の登場は、派手に空から舞い降りたい!だの、仕事とはいえ、ジュリエットはよく我慢してるなぁ~だった。
でも、まあ、ある地点からは、マティアスと二人きりで、プランを立てる事になるのだけど・・・。

昔のいじめっ子って、大人になって会うと意外と親しくしてくるんだよね。いじめた事を覚えてないというか、いじめだと本人、自覚してないらしい。
いじめられた本人は、ず~と引きずってたりするから、なんかそこんところ腹立つんだよなぁ。
大人だから、そうあからさまには、言わないけど。

そうそう、このジュリエットの母親も、アレクシアの父親も、もしかして毒親?とも思えてしまったのは自分だけか。

それでは、注目のニコラはといいますと、板挟みになってしまった、マティアスでした。
始めての浮気だけど、あのカノジョなら浮気するよね~だった。
だけど、なかなか決断しない奴でした。
基本、優しいんだろうねえ。(ご贔屓に見てるので)
そうそう、髪の薄さを気にしてましたが、こちらも見ていて、気になる髪でした。(^◇^;)
彼は、ドタバタコメディもいけるね。
上手いなあ。

エンドロールがNG集だった。
コメディだとこういうエンドロールもいいかも?楽しく面白いまま余韻に浸れるからね。

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「スノーボーダー」

2021-10-20 10:11:54 | フランス映画&ドラマ

Snowboarder 2003年 フランス作品

監督 オリアス・バルコ
主演 ニコラ・デュヴォシェル グレゴワール・コラン ジュリエット・グドー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
雪山の斜面をスノーボードで滑走してくる面々。
スノーボードの店を経営しているビショップは、よく若者達を連れて滑りに来ていた。その中でも特に上手なギャスパールを気にはしていた。
何故なら彼は、ジョシュ・アテルセンという選手に憧れていて、自分も競技に出場したいと言い続けていたからだった。
ある日、ギャスパールは、競技が終わった会場でコースを滑走していると、あの憧れのジョシュから声をかけらた。自分のチームに入らないかと誘われるギャスパール。
早速、荷物をまとめビショップにも告げず、彼のチームと合流した。
一方、ジュシュにはある計画があった。それは、自分の身代わりとしてギャスパールを大会へ出場させることだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
クソ暑い真夏に、この作品を鑑賞したので、ある程度、目では涼しさを感じましたが・・・。( ̄。 ̄;)

物語は、ベタ中のベタな青春絵巻。
憧れの選手に認められ、舞い上がっていたが、実は違って、自分自信を取り戻していくという展開。

大概、憧れの選手には、彼女がいて、その彼女は、その選手の事が好きなんだけども、彼も好きになってしまい、こっちに傾くのかな~と思ったら~というのもベタでした。
そして、その彼女が、お嬢様学校で、男子禁制の女子校生!!
なぜか、そういう女子校ってあっさり男性が入れたりしたりして・・・。(^◇^;)

それでは、注目のニコラはと言いますと、主人公のギャスパールでした。
デビュー間もないので、若い!
スノボーしてたけど、本人はどのあたり迄だったのかな?
田舎のあんちゃんが、都会で粋がってるって感じがまんまでした。そうそう、まだ、そんなにタトゥーもなったかな。
初々しい感じでした。

背格好や仕草、それに、技術的にも似ているのなら、入れ替わりは可能だよなあ~とは思った。
だって、ゴーグルとかマスクとかで顔はよく見えないし。
でも、実際にどうなのかは分からないけどね。

 

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「マーメイド・イン・パリ」

2021-10-19 09:49:21 | フランス映画&ドラマ

Une sirène à Paris  2020年 フランス作品

監督 マチアス・マルジウ
主演 ニコラ・デュヴォシェル マリリン・リマ ロッシ・デ・パルマ ロマーヌ・ボーランジェ チェッキー・カリョ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
祖母も母もステージに立っていた船上バー「フラワーバーガー」。
今、そのステージに立っているのは彼女らの孫であり、息子のガスパール。しかし、経営者であり父親であるカミーユは、店を閉めると言いだし、ガスパールは落ち込んでいた。
そんな時、川辺の近くで傷を負った人魚を発見する。なんとかして、助けようと、一応救急病院へと人魚を連れて行く、ガスパール。
だが、身の危険を感じた人魚は歌い出し、治療をしようとした男性医師に心臓発作を起こさせ死亡させてしまった。
その為、人魚は治療してもらえず、ガスパールは自分の家のバスタブへと連れて帰った。そこで、同じように歌い出す人魚。
しかし、ガスパールには効果がなかった。何故なら彼は大きな失恋をしたばかりで、恋を捨てていたからだった。
献身的に看病をしてくれるガスパールに対して、人魚も安心し、自分の名前はルラだと自己紹介した。しかし、2日目の朝には海へ帰らなければ死んでしまうとも。
一方、人魚に殺された男性医師の恋人ミレナは、殺人鬼人魚を捕まえようと、どこにいるのか探し始めるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
今週は、この1本でちょっといいかも~と思った俳優、ニコラ・デュヴォシェルの出演作品を紹介します。

「パリの街で人魚を拾う」いう設定に惹かれて鑑賞した、おふらんす作品。
恋を知らない人魚と、恋を諦めた男の、可愛くてほのぼのとしたラブストリーでした。

オープニングとエンドロールは、人形劇。監督さんのデビュー作がそうだったとのこと。なので、全体的に絵本を見ているような感覚。

うわ~人魚が落ちてたよ~から始まり、必死に病院へ運び、家のバスタブに入れ。そのバスタブにはおもちゃのひよこが浮かび、そのひよこを人魚が~と、2人の出会いから、楽しくて始まり、クスッと面白く、切なく、キュン!とする展開。

そして、やっぱり、なんたって、ガスパールが最高!!
ということで、ガスパールを演じたニコラ・デュヴォシェルはと言いますと。
優しくて一途なところが好みだった。声もいいし、歌声も良い感じだったし。彼女の声と自分の歌をレコードにするのがいいよなあ。ルラに見せるショーもステキ。
ラストはむちゃくちゃ、ドキドキしたけど・・・。
ローラースケート、上手でした。運動神経いいのかな?

そうそう、久しぶりのチェッキー・カリョ、パパ役でした。
さら~とした良いパパさんでしたよ。

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「Mute/ミュート」

2021-10-15 09:56:56 | ドイツ映画&ドラマ

Mute  2018年 イギリス・ドイツ作品

監督 ダンカン・ジョーンズ
主演 アレキサンダー・スカルスガルド ポール・ラッド ジャスティン・セロー セイネブ・サレー ヤ二ス・ニーヴーナー ノエル・クラーク

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
厳格なアーミッシュの家に生まれたレオは、幼い時に湖で事故に遭い声を失った。30年後の彼はバーテンダーをしながら生活をしていた。
彼には同じバーで働いているナディアという恋人がいた。ある日、彼女は何かをレオに告白しようとするも、彼が別れ話以外なら何の問題もないと彼女を慰め互いの愛を確かめあった。
だが、次の日から彼女の姿が見えなくなってしまう。
一方、ヤミ医者のビルは、実は逃げ出したアメリカ兵だった為に早くこの地を幼い娘と一緒に離れたかった。
ギャングを取り持ちなんとか偽装の身分証明書を早急に作らせたいビル。ふと入った店でTVを見ようとしないアーミッシュと出会う。
絡む彼に対してレオは冷静に対処し店を出て行った。
そして、ナディアからプレゼントされた携帯を持ち出し何か彼女の失踪した手がかりがないかと調べ始めるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)」
近未来のドイツ、ベルリンが舞台。街の雰囲気はまさし映画「ブレード・ランナー」の世界感。
個人的にこんな感じの作品は大好物なのだ。
観賞後に調べたら、監督さんは、あのデヴィット・ボウイの息子さんで、あの映画が好きだったとのこと。そして、これは、お父さんに捧げる作品だそうです。

本来の目的はドイツ人俳優、ヤ二ス・ニーヴーナー。
彼は、レオが務めるバーの店長の商売仲間、ニッキーでした。英語もドイツ語も話していて、脇役ですがある意味、キーパーソンでした。
なんだけど、やられっぱなしでちょっと気の毒だったなあ。(~_~;)

「ドクター・フー」のミッキーこと、ノエル・クラークも出演していた。
彼は、ニセの身分証を作る1人でバーに来てナディアに絡む客でした。
嫌な客だったけどね。

それでは、主人公のレオを演じた、アレックス(アレキサンダー)はと言いますと。
ナディアを想う一途な感じがむちゃくちゃステキだったのだ。
言葉は話せないが、態度と表情で感情を表現していて、すっごくその感じが大好きになったのだ。声が出ないもどかしさもあってだと思うけども。

近未来だから、空に車が飛んで走っているが、それを追うのが地上を走るクラシックな車ってのも面白い演出だった。

この1本で彼に注目して未だに作品を探して鑑賞している。
有名な海ドラも気にはなってますが、そこはしばらくスルーすることに。
だって~話数多いから・・・。(^◇^;)

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「メイジーの瞳」

2021-10-14 09:50:44 | 2000~2010年代 映画

What Maisie Knew(メイジーの知ったこと)  2012年 アメリカ作品



監督 スコット・マクギー デヴィッド・シーゲル。

主演 オナタ・アプリール ジュリアン・ムーア スティーヴ・クーガン アレキサンダー・スカルスガルド ジョアンナ・ヴァンダーハム

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
6歳のメイジーは、母親の子守歌で眠りにつく。
しかし、それはまれなことで、母親のスザンナはロック歌手で父親のビールは美術商の為、めったに2人が彼女を世話することはなかった。
さらに、最近の両親は顔を合せればケンカばかりしていたのだった。
メイジーの世話をするのはもっぱらベビーシッターのマーゴ。
そしてついに両親は離婚してしまい、メイジーは父親が引き取った。その父親の家には、あのマーゴがいた。父親は彼女と再婚。
しかし、新婚旅行の為に10日後、母親のスザンナに預けられるメイジー。スザンナは年老いたベビーシッターをメイジーにつけるも、相性は最悪だった。
ある日、母親の代わりに若い男性が学校へメイジーを迎えに来た。だが、学校は知らない男性には預けられないとマーゴを引き取りに来させた。
男性は、リンカーンと名乗り、スザンナと最近結婚したのだと言う。彼は、マーゴに信用してもらう為にスザンナに電話し説明してもらった。
その後、父親と母親の間を10日ごとに行き来するメイジー。
世話をするのは、もっぱら、マーゴとリンカーンになっていくのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
なんで自分で子供の世話をしない両親に限って子供に執着するのだろう。いろいろな事情があるのは分かる気がするけど、だけどさあ~。

このメイジーがけなげで可愛い。
こんな幼い子供の無償の愛情を両親は分からないのだろうかと思ってしまうのだ。

なんたって、母親が勝手にメイジーをリンカーンの職場に置いて行くのがハラハラしたと同時にムカついたのだ。だったら、家で留守番させておいた方が安全だと思ったのは自分だけか?
もう、その行動が意味分から~んと怒りまくったのでした。(`⌒´)

それでは、アレックス(アレキサンダー)はと言いますと。母親と何気に結婚したバーテンダー、リンカーンでした。
バーテンダーって役、似合うわ~。あんな長身のバーテンダーいたら、飲みに行っちゃうよ。
それに、子供に優しい所がすっごく良かった。
主人公を演じた女の子とも仲良しだったみたいだし。
そうそう、お城に動物を~の話はなんか面白かった。ターザンだからよく知ってるよね~なんて、作品が前後してるのに、見た順番でそう思ってしまったのだ。(この時はまだターザンじゃないし)
笑顔の彼もステキでした。

そして、ハッピーエンドでなんか良かったわ~。

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「バッドガイズ!!」

2021-10-13 10:30:52 | イギリス映画&ドラマ

War on Everyone  2015年 イギリス作品

監督 ジョン・マイケル・マクドナー
主演 マイケル・ペーニャ アレキサンダー・スカルスガルド テッサ・トンプソン テオ・ジェームズ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
刑事のテリーとボブは、パントマイムの男を強引に逮捕しコカインを押収した。
そして、久しぶりに署に出勤すると、上司から不正行為をすればそくクビだと忠告されてしまった。だが、気にする様子もない2人。
今彼らは、博物館で見かけたジミー・ハリスについて押収したコカインをエサに情報屋から情報を聞きだしていた。どうも大きな盗みの計画が近日中にあるらしいということは分かったが、どこで誰がまでは分からなかった。
2人は直接ジミーに聞いてみた。だが、何も答えてくれなかった。他に思い当たるウェブ兄弟の運転手レイナードを見張っていたが、彼は妻に殺されてしまい、息子が逃げ去れるのを見かけた。
そうこうしているうちに強盗達に多額の現金が盗まれてしまったが、盗んだ連中は全て殺されてしまっていた。
しかし、金はなかった。盗んだ金の行方はどこなのか?
テリーとボブは、最初に聞いた情報屋を再び探すのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
彼って、コメディもいけるんだ~と感心した1本。イギリスっぽいキモいシュールなお笑いだった。(~_~;)

まあ、法律ギリギリというか、ほぼ守ってないというか、でどっちが悪いんだか~というくらい、やってる事がチンピラ同然の刑事2人。
もの凄く独自な捜査方法でした。
長身とお喋りって定番のバディですが、どんなかたちであれ、男性のバディものが少ないので、そこはちょっと嬉しかったかな。

それでは、アレックス(アレキサンダー)はと言いますと、おとぼけの長身刑事、テリーでした。
しいのか、ちょっと天然なのか分からないが、女性を保護したり、逃げた子供を預かったりして、基本良い奴でした。
殴られて痛いのに、何食わぬ顔をして、傷の治療をしていたのには、格好いい!!と思ってしまったけども。(^◇^;)
女性とのダンスシーンも演技なのかぎこちなく、走り方も面白い走り方だった。運動神経良いのか悪いのか迷う印象だなあ。
猫背の究極姿勢みたいにしてたけど、あれって演技だよね、きっと。
短髪のスーツ姿は、よかったなあ。

そうそう、
何となく、好青年のイメージだった、テオ・ジェームズが、なかなかの、ムカつく野郎を演じていて、ちょっと得した気分になりました~。

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「ターザン:REBORN」

2021-10-12 09:20:50 | 2000~2010年代 映画

The Legend of Tarzan  2016年 アメリカ作品



監督 デヴィッド・イェーツ
主演 アレキサンダー・スカルスガルド サミュエル・L・ジャクソン マーゴット・ロビー クリストフ・ヴァルツ。

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1884年、ベルリン会議でコンゴの植民地支配に合意したベルギー王国。レオポルド2世は象牙と資源豊かなコンゴ盆地の領有権を得たのだった。
そして、5年後。
負債を抱えてしまった王国は、秘境オパールのダイヤを求めレオン・ロムを現地に向かわせた。彼はそこの原住民とダイヤとの取引条件にこの土地を去ったターザンを呼び戻すことを約束したのだった。その頃、イギリスでは、父の名を継ぎグレイストーク卿となった、ジョン・クレイトンことターザンが、妻ジェーンと普通の生活を送っていた。そんな彼に、レオポルド2世からコンゴ視察の依頼がやってきた。その場では断ったが、すぐ後、アメリカ特使のジョージ・ワシントン・ウィリアムズから意味深な事を投げ掛けられた。それは、あの王国が奴隷労働をさせているのではないかという事だった。彼は、その事を確かめるべくウィリアムズと一緒に現地へと向かう決意をした。初めは、妻を置いて行くつもりだったが、彼女も久しぶりに行きたいと一緒に同行することに。そして、現地に着いた3人は、久しぶりにクバ族を訪ねるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
今週は、注目中の俳優、アレキサンダー・スカルスガルドの出演作品を紹介します。
ネトフリで見た主演の1本で好きになって、他の作品も探して鑑賞している最中なのだ。ネトフリのその作品は今週の最後に紹介する予定なので、まずは、代表作(?)のこの1本から。

公開当時、作品の存在は知っていた。
しかし、今更ターザンはないだろう~と思いっきりスルーしていたのだ。(^◇^;) それに、ターザンって自分にはなじみがなくて・・・。
それでも、充分に楽しめる1本になっていたのだった。(のちに、気になって、基本のターザンも鑑賞したし。)
きっと、ターザンは架空の人物でもジョージ・ワシントン・ウィリアムズは実在の人物だそうなので、、そういう歴史との絡み具合というか構成が、きっちりしていたのだと思う。
アクションもなかなかよかったし。

それでは、目的のアレックス(アレキサンダー)はと言いますと。主人公のジョン=ターザンでした。
きゃ~その肉体美、格好いい!!かなり体を鍛え上げたとのこと。
背も高いし、声も良いし、紳士的な振る舞いはむちゃくちゃ良い感じだったし。野生的な面もよかたわ~。アクションもこなしてくれたし。
贅沢言えば、長髪ではなく短髪がよかったなあ~。

そうそう、いつもながらサミュエルは面白く、ヴァルツさんは、憎たらしかったですよ。(*^^)v

実は、彼のパパが、ステラン・スカルスガルドで、弟があのビル・スカルスガルドということを彼を追いかけてやっと知ったのでした。
どっかで聞いた名前だな~とは思ったんだけど。( ̄。 ̄;)

さらに、彼との最初の出会いが映画「バトルシップ」だったと分かり、あ~あの好みだったお兄ちゃんだ~!!と。

好みは後にご縁があるものなんだなあ~。(しみじみ・・・)

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「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」

2021-10-08 10:07:34 | 2020年~ 映画

No Time to Die  2021年 イギリス・アメリカ作品 10月1日より公開中



監督 キャリー・ジョージ・フクナガ
共同制作 ダニエル・クレイグ 他
出演 ダニエル・クレイグ レナ・セドゥ ラミ・マレック クリストフ・ヴァルツ ラシャーナ・リンチ レイフ・ファインズ ベン・ウィショー ナオミ・ハリス アナ・デ・アルマス ジェフリー・ライト

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
恋人のボンドと過ごしていたマドレーヌ・スワンは、ふと、幼い時の恐かった体験を思い出す。ジェームズ・ボンドはそんな彼女の異変に気がつき心配するも、マドレーヌはその事を話そうとしなかった。
その後、彼はスペクターに命を狙われた為に、父親がメンバーだった彼女を疑り、別れを決意してしまう。
5年後。
殺しのライセンスを持つ英国諜報員だったボンドは、引退し1人気ままに暮らしていた。
そこへ、CIAの友人、フィリックスが新人を連れて彼を訪ねてきた。行方不明になっている科学者を探し保護したいというのだ。その科学者は英国機関に関わっていたという。
ボンドがMに確認すると、彼は何かを隠しているような返事だった。
彼はフィリックスに協力し、キューバの諜報部員パロマと、その科学者の身柄を確保しようとする。
だが、そこへ現役の英国諜報員、殺しのライセンスを持つ007が現れ、彼らの邪魔をするのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
待ちに待って公開されたこの作品。
ネタバレしないように書きますが、ネタバレしちゃうかも知れないので、鑑賞前の方はご遠慮下さい。
そして、いつもながら長文です。よろしかったらお付き合いください。

ボンドの個人的な物語は、前回で終了しているので、続きって何だ?と思ったら、恋人マドレーヌの物語だった。
父親のホワイトは、元スペクターのメンバー。ということは、彼だっていろいろ悪事を働いた訳だから、何処かで恨みを買っているはず。
その恨みを募らせたのは、サフィン。
サフィンの悪事(サフィンからすれば正義)は、今、自分達に置かれた状況とちょっと似ていて、ある意味、最先端で恐かった。
だけど、そのネタ、キャメロン監督が制作した海外ドラマ「ダーク・エンジェル」の一コマと似ていて、それって~と個人的には思ってしまった。
きっと、今後コロナ感染も研究が進むと同じ事が出来るんじゃないのか~と思ってしまったけども。( ̄。 ̄;)
あ、それと、おまけ。
畳の部屋が登場するのだけど、その部屋のテーブル。長すぎです!(^◇^;)

演じる、ラミ君は、ラミ君らしい~悪役サフィンでした。倒されちゃうのは悪役のサガで忍びなかったけども・・・。

そうそう、昨日話した映画にも出演していたアナ・デ・アルマスは、あらすじにも書いたキューバ諜報部員パロマだった。可愛くかっこよく演じていて、ボンドとの掛け合いも良い感じでした。
もうちょっと2人が協力しても良かった気がしたけど。
個人的には、現役の007のバディよりもよっぽど好感がもてたし、面白かった。
どうしても、この現役の存在が邪魔で、うざくて、好きになれなかったのだ。がんばっていたのは認めるけども・・・。

それでは、ジェームズ・ボンドこと、ダニエル・ボンドはと言いますと。
銃撃を受ける車の中で恋人を見つめる目線がなんとも言えない感じだった。まさしくその気持ちはあの主題歌だと思った。(鑑賞中はどっちかな~と思って観たが)
ヴェスパーの事もあるからと理解は出来た。
その後、再会したときは、誰もが気がつきましたよ。そして、大切にしたい守りたいと願う気持ちも理解出来た。
クレイグ自身が、再びケガをしてしまい、前4作よりもアクションシーンが少なめだった。
なので、補うた
めに他のアクションシーンはあったのですが、そこにボンドがいないことは寂しくて、寂しくて。
凄い迫力ではあったのですが、当初よりもかなり変更されたんじゃないかなと。(あくまでも憶測)

ラストは、ダニエル・ボンドらしい、異色のボンドでした。あの台詞も、あんな感じで言わせるのも。

ダニエル・クレイグが、制作者のマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリと007に携わった思い出を語る
ドキュメンタリー
「ジェームズ・ボンドとして(原題:Being James Bond: The Daniel Craig Story)」
を鑑賞前と後で観ていろいろと納得は出来た。
お決まりのセリフを言うのが、言いにくかったという下りは、爆笑したけども。(^◇^;)
その中で言われていた、呪われた作品だったいうのは、なきにしもあらずだと思ってしまった。
最初は、大好きな監督、ダニー・ボイルだったはずが、降板、そして、クレイグの大ケガに、やっと公開かと思ったら、コロナで何度も先延ばしにされて。
でも、きっと後世に残る、印象深い作品になったのではないかなと。

出来ればもう一度、見に行きたいしな~。

マネペニーのナオミちゃんも、Mのファインズも、Qのウィショーもむちゃくちゃ良かった!!。ボンドとメンバーがそろった時はヤッタ~!!\(^O^)/とむちゃくちゃ嬉しかった。

次のボンド候補が騒がれているが、個人的には、あくまでも個人的にはですが。
30代のイギリス人もしくはスコットランド人で、瞳の色も髪の色もこだわりませんが、白人男性で、お願いしたい。

5作もジェームズ・ボンドを演じてくれた、ダニエル・クレイグに大感謝です。
そして、お疲れ様でした。

彼の今後の出演作も期待して待ってます。(*^^)v

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「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」

2021-10-07 09:25:50 | 2000~2010年代 映画

Knives Out 2019年 アメリカ作品



監督 ライアン・ジョンソン
出演 ダニエル・クレイグ アナ・デ・アルマス クリス・エヴァンス ラキース・スタンフィールド マイケル・シャノン ドン・ジョンソン ジェイミー・リー・カーティス トニ・コレット クリストファー・プラマー ジェイデン・マーテル

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
豪華なお屋敷のお手伝いフランは、“私の家、私のルール、私のコーヒー”と書かれたマグカップと共に朝食を主人の寝室へ持っていく。
何故か主人のハーランはおらず、彼の隠し部屋へと行くと、首から血を流して死んでした。
数日後。夢にうなされ目を覚ましたマルタは、母と妹と過ごしている時に、ハーランの息子、ウォルトから屋敷に来いと呼び出された。
裕福な犯罪小説家、ハーラン・スロンビーが85歳の誕生日パーティーの後、死亡してから1週間。
彼は自殺に思えたが、エリオット警部補とワグナー巡査は、家族1人、ひとりに、当時の様子を聞いていたのだった。だが、そこには警察以外の人物も話を聞いていた。
それは、ブノワ・ブランという私立探偵だった。彼は、何者かから依頼され事件を改めて推理していたのだ。
そして、ハーランの担当看護師だったマルタも事情を聞かれるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
次回作が決まったこの作品。なかなか、面白い推理ものでした。

なんたって、豪華過ぎる出演陣。
個性豊かで、独特な雰囲気を持つ面々だから、誰もが犯人に見える見える。(^◇^;) それぞれの事情も重なって、誰が殺してもおかしくない状況。
とくに、個人的には、次男坊のウォルト=マイケル・シャノンが、大・大・大の苦手で、奴だったらいいのにな~と。(偏見)
でも、彼の息子ジェイコブが、ジェイデン・マーテル君だったので、ちょっと複雑な気分だったのだ。

嘘がつけないマルタの吐き加減が気持ち悪かったけど、まあ、可愛い感じだったので許しますかね。

それでは、2流の探偵かと思ったブランを演じた、クレイグはと言いますと。
まあ、しゃべるしゃべる。久しぶりにお喋りな彼を見た感じ。あやつに雇われたのだから、うさんくさい探偵かと思いきや、なかなか鋭い一流の探偵さんでした。
容姿がちょっとダンディな感じの年上感が漂いましたが、歳相応で良かったんじゃないかな。

そうそう、ラスト。
あれはちょっと先読み出来ました。
だって~ちゃ~んと、ハーランが説明してくれていたからね。(^_-)

 

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「マイ・サンシャイン」

2021-10-06 10:56:11 | フランス映画&ドラマ

Kings 2017年 フランス・ベルギー作品

監督 デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン
出演 ハル・ベリー ダニエル・クレイグ ラマー・ジョンソン  カーラン・KR・ウォーカー 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
黒人の少女が店でジュースを買おうとしていた。
少女は自分のリュックのポケットにまだレジを通していないジュースを入れてから、お金を払おうとした。だが、店主はその行動を無視し銃を向け発砲。
少女は死亡してしまった。
LA,サウスセントラル。ホストマザーのミリーは、貧しいけれど数人の子供達を愛情を込めて世話をしていた。隣人の白人、オビーは、彼女に文句を言うがそれ以上の意地悪はしてこなかった。
ある日、母親が逮捕されたウィリアムを引き取ったミリー。長男のジェシーは戸惑うばかり。彼は、学校でニコールを見掛け夜の街で危ない事をしそうな彼女を助けていたが・・・。
ウィリアムは、悪い連中と付合いそれにニコールも加わってしまう。ジェシーはどうしてもニコールをウィリアム達から遠ざけたかったが無理だった。
そんな中、ロドニー・キング事件で警察官が無罪になったことで、街が混乱を始めるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
気がつけば、ハル・ベリーもボンド・ガールだったので、ある意味007共演だったこの作品。

1992年に起きた暴動の中で展開する物語。実話ではないというので、ちょっと安心したが。
とはいえ、
冒頭の少女の射殺は衝撃的だった。ジュースを買う順番というか、その物を入れる順番がちょっと間違ってしまったばっかりに射殺されてしまうのだから。店主はきっと何度も同じことを繰り返されたからだろうけど、この少女が気の毒で・・・。(>_<)

そうそう、暴動の様子が映し出されたTVニュースを見て、幼い子供達が、「僕たちも盗みに行っちゃえ~!」と行ってしまうことが、大人として、そら恐ろしかった。(O_O) 
それは悪い事!というのが分からないで、みんなが楽しそうにしてるし、面白そうだからと、遊び感覚で行ってしまったこと。
その子供達を必死に探すミリーとオビーがもう大変で・・・。

若者のいざこざは、そうなってしまうよなあ~という展開だった。彼は、ただ、ただ、止めたかっただけなんだろうなあ~と。
でも、ミリーの悲しみも分かったのでした。

それでは、目的のグレイグはと言いますと、隣人の口うるさい白人、オビーでした。
悪口は言うけど、本当は心優しいおっちゃん!似合ってたわ~。その頑固な雰囲気が。
ミリーに怒られて庭で困っていた子供達を密かに自分の家に入れちゃうなんぞ、ちょっとミリーからすれば、助かったんだけど、お節介な~というか。(~_~;)

元来、クレイグはこういう作品に出演していたので、古巣に戻ったのかな~という感じでした。
ハル・ベリーもむっちゃいい感じだったので、二人の共演は必見かもです。

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