マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

初めに
カテゴリーの「基本ルール」をお読み下さい。

「ドイツ2009 13人の作家による短編集」 

2009-10-30 12:37:33 | 好きな俳優 ベンノ・フュアマン

Deutschlnd09-13Kurze Filme zur Langeder Nation 2009年 ドイツ作品 (ドイツ映画祭2009にて上映




第1話「最初の日」(Erster Tag) 
監督 アンゲラ・シャーネレク 出演 ニーナ・モンカ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
夜が明け人々が動き出す。母親から電話をもらう少女。



第2話「ヨシュア」(Joshua) 
監督・主演 ダニー・レヴィ 出演 ヨシュア・レヴィ 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
精神科医にかかった映画監督。処方された薬を飲むと、ドイツ人がみんな親切になって・・・。



第3話「ムラート・クルナスという青年」(Der Name Murat Kurnaz) 
監督 ファティ・アキン  出演 デニス・モシット

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
タリバンのメンバーだと決め付けられ、5年間拘束されていた、クルナス。彼は本音を語り出す。



第4話「不滅の人々」(Die Unvollendete) 
監督 ニコレッテ・クレビッツ 出演 へレーネ・へーゲマン

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
16歳のヘレーネは、69年に活躍した二人の女性革命家に会いに来た。彼女達と話すうちに・・・。



第5話「不都合な状況」(Schieflage) 
監督 ズイルケ・エンダース 出演 カール・マルコヴィッチ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ロルフは学校が終わった放課後に食事を提供していた。そこへ、取材陣がくるのだが・・。



第6話「一緒に歩けない道」(Der Weg, den wir nicht zu sammen gehen) 
監督 ドミニク・グラーフ・マルティン ナレーション ジャネット・ハイン

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
戦後建築の建物が次々と近代的な建物に変わっていく様子。



第7話「ドイツ的フォントへのこだわり」(Faktur) 
監督 ハイス・シュタインビヒラー 主演 ヨーゼフ・ビアビヒラー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
毎朝同じ新聞を読んでいた男が、ある朝の新聞を見てその新聞社を襲撃する。その理由は・・・。



第8話「指針の時期に民主主義を学ぼう」(Eine demokratishe Gespaechsrunde zu festgelegten Zeite) 
監督 イザベレ・シュテーファー  出演 ヨハン・ナゲール

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
小学校の授業で、ドッチボール後の意地悪について子供達が意見を交わす、様子。



第9話「危険分子」(Gefaehrder) 
監督 ハンス・ヴァインガルト 出演 クリストフ・ヤコービー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
大学教授が、たまたま知人が起したテロ行為で仲間だと思われ、逮捕されてしまう。


第10話「出張」(Feierlichreist) 
監督 トム・ティクヴァ  出演 ベンノ・フュアマン


勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ビジネスマンの男は、今日も海外へ出張する。同じホテルで同じコーヒーを飲み・・・。


第11話「ラムセスーセックス・バーの主が語る」(Ramses) 
監督 ロムアルト・カーマカー 出演 マフームード・ラヒームザディアーニ  

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ギリシャ人のマフームード・ラヒームザディアーニは、長年経営してきたセックス・バーについて語る。



第12話「病気の館」(Krankes Haus) 
監督 ヴァルフガング・ベッカー 出演 ペーター・ヨルダン

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
患者が運ばれてきた。しかし、何もしない出来ない医師達。この腐敗した病院の実態とは?



第13話「ドイチェラントという懐かしい響き」(Séance) 
監督 クリストフ・ホーホホイスラー  ナレーター ハンス=ミヒャエル・レーベルク

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
月に住む人々。唯一の地球人が覚えているその星の風景はドイツという言葉だけだった。




勝手な感想(自分の思い込み多々) 
時間ギリに入って観賞した作品。
適度な長さの短編だったので、短編集が苦手な自分でも十分楽しめた。
どうしても、短編は感情移入する前に終わってしまって、個人的には苦手なのだ。

それぞれの監督さんの特長が出ていて、いいのだと思うのだけどね。(^◇^;)

現代のドイツをそれぞれの監督さんが表しているのだそうだ。
そう言われればすべての話が納得いく。


さて、全話の感想はちょっと避けて印象に残った作品とベノの作品の感想を。

第5話では、カール・マルコヴィッチに会えてちょっと感激した。「ヒトラーの贋札」の彼がすっごく好きだったから。

第11話のインタビューは、途中で気持ち悪かった。ちょっと想像しちゃったからだけだけど。最後に、田舎に帰るんだというのが印象的だったなあ。

第12話は、ブラックが効き過ぎて気分が悪くなってしまった。見知っている俳優さんがたくさん出演していたんだけどね。

そうそう、第9話だったと思うが、「コブラ11」でいつも印象に残る悪役を演じるウヴェ・ボームが出演していた。何かするのかと思ったけどしないわな。イメージって怖い・・・。(爆)

買ってきたパンフレットで確認したら、
第3話「Soul kitchen」の監督作品だった。
見たことはまだないが、主演の方は、モーリッツ君が出演した映画の主人公を演じた俳優さんだと思うのだ。その作品は公開されないのかな?

強烈だったは、第7話。そこまでやっちゃうのかよ~という感じだったけど。

第9話はちょっと恐ろしかった。本当にあったのだと言うから怖い。

第8話は、何となく懐かしかった。小学校の時の妙なくだらない話し合いを思い出したぞ。(爆)
その当時から捻くれていたので、そういうのが大嫌いだったぜ。(これこれ・・・)

それでは、ベノ主演の「出張」はと言いますと。
きゃ!スーツ姿がかっこいいベノ。
サングラス姿もちょっといい感じだった。

国が違えども、同じホテル系列に同じコーヒーショップ系列に同じ飲物を注文する男。
世界中がみな同じと化している感じで面白かったなあ。
日本にもあるのかな?

ラストのオチも好きだったぞ。
セリフがほとんどなく、彼の行動で見せる演出はやっぱり上手いぜ、監督。

今度は、また二人で組んでもらって、映画を1本見ぜて欲しいなあ。

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「ミーシャ/ホロコーストと白い狼」

2009-10-28 11:17:33 | 好きな俳優 ベンノ・フュアマン

Survivre Avec Les Loup (レンタルタイトル「狼少女ミーシャ 虐殺の戦場、3000マイル」) 2007年 フランス・ベルギー・ドイツ作品

監督 ヴェラ・ベルモン 
出演 マチルド・ゴファール ヤエル・アベカシス ベンノ・フュアマン ギイ・ブスト

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1942年。ドイツ系ユダヤ人の父とロシア人の母を持つ幼いミーシャは、ベルギーのブリュッセルに人知れず引っ越してきた。人目を避けて暮らす生活や、母親から教わる「愛しい人」という言葉を掛けられたら、その人に付いていくという約束の意味を彼女は知るよしもなかった。
ある日、学校へ行っていた彼女の前に「愛しい人」と声を掛ける女性が現れた。母親との約束通り、その女性に付いていくミーシャ。郊外の大きな家につれて来られた彼女は、名前を変えられ、偽装の身分証明書を渡され、そこでお手伝いとして働かされる。
しかし、そんな生活も束の間で・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
今年の春頃公開された映画。
主演のミーシャを演じた子役はこれが初めての演技だというから凄い。
それに監督さんはきちんと季節を追って撮影したというからこれまた凄いなあ~と感心したのだった。

あらすじの補足をさせてもらうと、
彼女はこのお手伝いとして働いている時に、食料を提供してくれる(そのお屋敷と取引をしていると言った方がいいかも)農家のエルネストというおじさんに出会うのだ。
そのおじさんから小さな方位磁石をもらい、ユダヤ人狩りの追っ手が来た時、その追っ手から身を隠しながら、突然さよならもなにも言わないでいなくなった両親を捜しにドイツまで旅に出るのだ。

子供は純粋だからその思いだけで歩き続ける。

レンタルタイトルの3000マイルは彼女が歩いた距離。
ベルギーからドイツ、ポーランドへ行き、
そして、またベルギーを目差して帰るのだ。

いや~重い。重い作品だと知っていたが、重い。
彼女のひたむきさがすっごく辛い。

そして、理不尽な世の中。
森を抜けていく彼女の味方になってくれたのが、一匹の白い狼。
これがすばらしくかっこいいのだが、その出会いも束の間なのだ。
いつでも何処でも「お腹空いた~」は本当に見ているこっちはきっつくって痛々しかった。
ミミズを食べたひにゅあ~止めとけ~と叫んじゃったからねえ。(^◇^;)

さて、目的のベノはというと。ミーシャの父親ロイヴン。


いつもながら笑顔が少ない役柄だが、ミーシャを抱きかかえた姿は素敵だったぞ。
しかし、まあ、出番は少ない。

前半と中盤の少しだけ。
だけど、ミーシャが見る幻が父親ってのがじ~んと来たなあ。

途中でロシア人に助けてもらうのだが、助けた青年がすっごくいい感じだったのだ。
調べたのだけど俳優さんの名前が分からない(>_<)

分かる方がいらっしゃったら、是非教えてくれ~。
(ミーシャと同じ名前だと言っていた彼なんだけど)

余談だが。
実は、動物が好きじゃない自分でも、憧れている動物はいるのだ。
それはここにも出て来た狼。
幼い時に、見た映画で少年が病気で、彼の望みが狼を飼うことという作品から妙に狼が好きになったのだ。

調べたら「クリスマス・ツリー」という1968年の作品だった。
ラストシーンが無償に記憶に残っているのだ。
この作品を見てふと思い出した、ich。
見たいけど、レンタルがないみたいなんだよねえ。

時には重い映画もいいが本当に時にはでいい。
しばらく余韻でつらかったからねえ。(^◇^;)

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「Warum Maenner nicht zuhoeren und Frauen schlecht einparken」

2009-10-27 11:18:30 | 好きな俳優 ベンノ・フュアマン

Warum Männer nicht zuhören und Frauen schlecht einparken (直訳=理由好きは聞きません。そして、女はひどく駐車します)  2007年 ドイツ作品日本未公開

原作本「話を聞かない男、地図が読めない女」

監督 Leander Haußmann
出演 Benno Fürmann(ベンノ・フュアマン)  Jessica Schwarz(ジェシカ・シュヴァーツ)  Matthias Matschke(マティアス・マシュケ) Thomas Kretschmann(トーマス・クレッチマン



勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー) 
1台の車が駐車スペースを捜していた。やっと見付けた場所に無理矢理駐車する、カトリン(Katrin)。それを自分の部屋から見ていたヤン(Jan)は、恋人のメラニー(Melanie)そっちのけで、すかさずカトリンのもとへ駆け付ける。なぜなら、愛車を傷つけておいて、その場を去ろうとしていたからだ。口論となった二人。だが、そのまま何故か恋に落ち、結婚をする。
一方、置き去りにされたメラニーも同居していたヤンの友人ディガー(Rüdiger)と同じように恋に落ち結婚をした。
数ヶ月後。
メラニーが妊娠。ヤン夫婦の中はなんとなく冷めたムード。
そんな時、ヤンの目の前に魅惑的な秘書アンジー(Angie)が現れた。ヤンは、カトリンを裏切ってしまうのか?

勝手な感想(自分の思い込み多々) 
先週に引き続き、ドイツ映画祭2009関連で。
自分の大好きな俳優、ベンノ・フユルマンの主演映画(短編)が公開されたので、今週は記念して彼の出演映画を紹介する事に。

まずは、この映画。
いつもながら、ドイツからの取り寄せDVD。
そして、いつもながらドイツ語は皆無なので、詳しい内容などは聞かないでくれ。

この作品。
調べたら、日本でもベストセラーになった本、邦題「話を聞かない男、地図が読めない女」のドイツ版映画化という事だったらしい。
なので、観賞したのちにこの本を図書館へ行って借りて読んだich。
なかなか面白かったぞ。
簡単に言うと、男性と女性の脳の機能違いということらしい。

人間が二足歩行をしたときから、何年経過していても、現代の我々の脳の機能とそう変わらないといった感じだった。
だから、映画の中にも原始人の格好をして俳優が演技をしていのだ。
本を読むまではまるっきり理由が分からなかったので、やっと納得出来た感じだった。

それでは映画に戻って。
基本的には普通のラブコメと変わらないので、本を読まなくとも上記の原始人を気にしなければ理解は出来る。
詳細を知るのには、やっぱり日本語字幕と本を読むのが一番だとは思うが。(^◇^;)
なので、恋愛映画にはパターンだった。
この冷めた夫婦感をどう取り戻すか?みたいな感じだったからだ。

それではベノはといいますと。カトリンと電撃結婚をするヤンだった。
久しぶりのコメディ。

どうも彼には冷たい印象があるようだが、個人的にはこっちの印象の方が強いのだ。
彼の笑顔がすっごく好きだから。
それに、ころころと変わる表情。

焦っている感じはいつもながら、一緒にドキドキしてしまう。
ネタバレになるが、浮気をしちゃうんだよね。
でも、何故か彼だと許せてしまうのだ。どうしても、お茶目な感じに見えて、相手のカトリンの方が悪いんじゃないの?と思えてしまうのだ。
(ひいきに見過ぎだからだけど)
そうそう、
裸でエプロン、街を激走!は大爆笑だった。


その画像を見たから取り寄せて観賞したんだけどね。
(どんな設定かは、映画を見てのお楽しみで)

物凄くちょい役でクレッチマンも出演している。
え?それだけ?って感じなのだが、相変わらずいい味の彼だった。


ちなみに。
本の中で、男性脳女性脳テストというのがあってやってみたら、

見事に男性脳だった、ich。

薄々は分かっていたけど・・・。(^◇^;)

だから、男性よりでいろいろ見ちゃうのかも?(爆)

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「ソウル・キッチン」

2009-10-23 11:24:49 | 好きな俳優モーリッツ・ブレイブトロイ

Soul Kitchen 2009年 ドイツ作品

*ドイツ映画祭2009の時の感想日記

監督 ファティ・アキン

出演 アダム・ボウスドウコス モーリッツ・ブレイブトロイ ビロル・ユーネル アンナ・ベデルケ ドルカ・グリルシュ



勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ハンブルグで「Soul Kitchen」という名のレストランを一人で切り盛りしているジノス。
彼の恋人ナディーンが仕事で上海へ出張してしまうことに心を痛めていた。どうにか自分も一緒に行きたいが、レストランが心配。そんな中、刑務所に入っていた弟イリアスが仮出所で来て、かたちばかりの雇い主になってくれと頼まれる。さらに、古い食器洗い器を動かそうとしてぎっくり腰になってしまった。歩くのもやっとのジノス。
仕方なく、代わりのシェフを捜すのだが・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
本国ドイツでは12月公開のこの映画。
ドイツ人よりも早く見れるなんて行かなきゃ損だ~
という事で、都会まで見に行ってきた、ich。

偶然にも
昨年同様ゲストも来てくれて、鑑賞後、性懲りもなくサインをもらって来たのだった。

久々に楽しい映画だった。
この監督さんの「太陽に恋して」がすっごく好きなので、また、こんな雰囲気の作品を作ってくれたんだと嬉しく思ったのだ。

実は「愛より強く」がすっごく重い映画だったので、
楽しい作品だと聞いてはいたのだが、ちょっと心配だったのだ。

主人公のジノスを演じたアダム・ボウスドウコスは、


魅力的な俳優さんだった。(声が気に入った!)
ゲストが彼だったのだが、知らなかったので、サインはどうしようかと迷っていたのだが、上記の印象だったので、ミーハー心でもらって来てしまった。
役柄よろしくやさしい雰囲気の方だった。気さくなよい人物だったぞ。

さて、本来の目的のモーリッツ君。弟のイリアスだった。


いや~チンピラ君が似合うのなんのって!!
どう見ても弟には思えんかったが、そのオツムが大丈夫か?加減が最高だったのだ。(爆)

バイトのルチアに恋しちゃうし、彼女が好きだからって、店から器材を盗み出させちゃうし・・・。
困った弟なのだが、無償に愛敬があって素敵だったのだ。
音楽にノリノリも良かったなあ。ふと「CLUBファンダンゴ」の時のDJ役を思い出したぞ!


スパイス的に最上級だったのが、シェフ、シェインを演じた、ビロル・ユーネル。


久しぶりの彼に、ちょっと年取った感じがあったが、前にも増して魅力的な感じの男優になっていたのだ。
今回もある意味情熱的な役柄。失業中にサーカスのナイフ投げって想像しただけで、楽しかったぜ。

それにしても、手つきがすっごく良かったのだが、彼自身出来る人なのかな?
ジノスも器用にナイフを扱っていたので、出来る人なのかもしれないなあ。

イリアスが恋する、ルチアもかっこいい女優さんで好きだったなあ。


恋人のナディーンはちょっとね。(^◇^;)

最後の最後までどうなるかドキドキしたけど、いや~良かったなあ。
ほっこりした気分になったぞ。

そうだ、忘れそうだった。
恋人ナディーンの祖母役でモーリッツ君のママ、モニカ・ブレイブトロイさんが出演しているのだが、この作品が遺作となったのだそうだ。
ガンで5月に亡くなっていた彼女。
絡みはないけど、親子共演も最後だったそうだ。
鑑賞後に知ったのでもう一度じっくり見たいなあ。

という事で、
この映画を全国ロードショーしなかったらどれをするんだ~ってくらい絶対みんなに見て欲しい作品。

そこら辺の関係者様、お願いしまっせ。

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「ロスト・キングダム/スルタンの暦」

2009-10-21 08:44:12 | 好きな俳優モーリッツ・ブレイブトロイ

The keeper The Legend of Omar Khayyam 2005年 アメリカ作品 

監督 ケヴィン・マシャイエフ
出演 アダム・エシャーリー ブルーノ・ラストラ ヴァネッサ・レッドグレーヴ モーリッツ・ブレイブトロイ 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
カムランは、病院で入院しているナデルから11世紀のペルシアを舞台にした物語を聞いていた。
11世紀。
青年のハイヤームは、幼くして両親を失い、天文学者に能力を見出され、彼のもとで勉学に励んでいた。友人のハサンとダリヤといつも3人で遊んでいたハイヤーム。
しかし、3人が年頃になったとき、奴隷の子として生まれたダリヤは金持ちに売られていってしまった。彼女の事が諦めきれないハイヤームは彼女を探す旅に出た。その途中で、将来のペルシアを支配する、マルクシャーに出会うのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
現代のカムランが、聞かされた物語の続きを追い求めながら、歴史を語るという面白い演出のこの作品。
歴史が好きとか、この時代の事が少しでも分かる人ならば良いのだろうが、歴史がダメで、まったく時代背景が分からない自分にはちょっと理解しにくかった。
結局は何世紀にもわたって語り継ぐというのが大切だと言うことを言っているのだと思うのだけど。


歴史のお話はパターン。
だいたい幼い頃から男性2人の女性1人のタッチ関係(あだち充のアニメ、「タッチ」にちなんで、上杉兄弟と朝倉南の関係からそういう状況の3人をたとえて言うらしい。または、ドリカム関係)は問題が起こるのだ。
そして、だいたいが積極的じゃない方と結び付く。
ラストは分かるような結末だった。ハイヤームにとっては、辛かったけどね。

さて、目的のモーリッツ君はといいますと、この後のペルシアを支配する権力者マルクシャーだった。
ハイヤームの友人かつ、雇い主という事になるのかな?

ハイヤームは彼のアドバイザーになるのだから。
なので、ちょっと、大丈夫か?みたいなリーダーだった。(爆)
知的な主人公に対してだから仕方ないけれども。
それにしても、似合うなあ、時代物の衣裳。
それに、そんな雰囲気があっているから凄いぜ。
何を演じてもいつも上手い、モーリッツ君だったのだ。
でも、ちょっと笑えちゃうのだけどね。そのとぼけたような風貌は・・・。(笑)

ラストは、十字軍とイスラム教徒の戦いという事だと思う。

十字軍ってキリストだよね。
いつも思うが、強引に押し進める宗教って本当にいいものなのだろうか?と思ってしまう。

次回は、先日映画祭で大好評だった映画を紹介する。
ドイツでは12月のクリスマスに公開予定だから、本国よりも早く見れて嬉しかったぞ。
映画祭、ばんざ~い!だぜ。(^O^)v 

コメント (2)
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「Free Rainer」

2009-10-20 09:07:16 | 好きな俳優モーリッツ・ブレイブトロイ

Free Rainer –Dein Fernseher lueqt (直訳:自由なライナー –あなたのTVがあります)
2007年 オーストラリア・ドイツ作品 (日本未公開

監督 Hans Weingartner(ハンス・ヴァインガルトナー)
出演 Moritz Bleibtreu(モーリッツ・ブレイブトロイ) Elsa Schulz Gambard(エルザ・ソフィー・ガムバルト) Simone Hanselmann(ズィモーネ・ハンゼルマン)Vinzenz Kiefer(ヴィツェンツ・キーファー





勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
Rainer(ライナー)は、TTSテレビ局の番組制作者。
現在高視聴率を保っている番組「Hol dir das Super Baby」(直訳:あなた自身の為に、最高の赤ちゃんを得て下さい)を手掛けていた。コカイン中毒者でもある彼は、横柄な態度でどうしようもない人物だった。
ある日、突然目の前に現れた女性から「Report24」の制作者か?と問われ、そうだと答えたものの彼女はその場を去ってしまった。そして、後日。その女性が運転する車に猛スピードで衝突されたライナーは、生死をさまよいどうにか助かるのだった。そして、彼女がどうしてそういう行動を起したのかを知った時、彼は今までの態度を思い直すのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
今週は、先週行われた「ドイツ映画祭2009」でモーリッツ君の出演作品が大好評だったので、それを記念して、彼の作品を久しぶりに紹介しようと思う。

これは日本未公開の作品。
どうしても見たくって、ドイツからDVDを取り寄せたのだ。

なので、ドイツ語のみ。ドイツ語字幕もあるが自分には皆無なので、詳しい内容は聞かないでくれ!

さて、番組制作のお話と思いきや、情報操作という話に発展していくこの物語。
分かりやすかった訳ではないが、なかなか理解出来て面白かったし楽しかったのだ。

ちょっとネタバレになってしまうと思うが、少しあらすじの補足を。
彼は最終的にはTV局を辞めてしまう。
それは、TV局の命、視聴率が関ってくるからだ。
いい番組を制作しても見る人々が少ないと結局は制作が打ち切られてしまう。
(どの国も事情は同じだよね、きっと)
ていたらくな番組を好んで見る国民の水準をあげるのにはちょっと無理な話。
だったら、手っ取り早く視聴率を上げるには?と考えたのが、視聴率の数字の操作だった。
どうやって?の方法は、内緒にしておく事にしよう。(笑)

目的のモーリッツ君は主人公のライナー。
前半の横暴などうしようもない性格の時は、本当にぶん殴ってやりたいくらい嫌な男だった。



パーティーにも余裕で遅れてきたりして、何様だとおもっとるんだ~こいつ~!!だった。
しかし、改心してからは、いい感じだった。
ちょっと横暴な所は残っているけれど、みんなと協力し目的を達成したときには、やった~なんて思えたからね。

そうそう、ず~とコカインを手放せなかった彼が、彼女の説得で辞めたのもよかったなあ。


そういえば、泳げないという設定で泳ぎを教わるシーンがむっちゃ可愛かった。
やっぱ、モーリッツ君は最高に演技が上手いよ。


協力してくれる仲間も個性的な面々ですっごく楽しかった。


敵対する奴もすっごくよかったし。

個人的には取り寄せて見ただけの価値があったと思えるくらい面白かった作品。
内容がもっとよく把握出来ればもっと面白いのだと思うのだけど。

是非とも日本語版が出る事を望むばかりだぜ。(^O^)v 

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「NEXT-ネクスト-」

2009-10-16 18:08:05 | 2000~2010年代 映画

NEXT (ネクスト) 2007年 アメリカ作品

 

監督 リー・タマホリ
出演 ニコラス・ケイジ ジュリアン・ムーアー ジェシカ・ビール トーマス・クレッチマン

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ラスベガスの舞台に立つ二流のマジシャン、クリス。しかし、彼には特別な能力があった。それは2分間だけ未来が見えるというもの。
ある日、いつものように仕事を終え、カジノを歩いていたクリスは、換金所で強盗が起こる事を予言し、未然に防いぐ。だがそれがいなかった。逆に誤解され犯人として追われるようになってしまう。そんな中、彼はここ数ヶ月見る運命の女性リズに出会えた。そして、身を隠すように彼女と共に行動する。
だが、FBI捜査官のカリーは彼を見逃してはくれなかった。テロリストに渡ってしまった核爆弾が爆発する前に止めようと彼の能力を狙っていたのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
特殊能力を持った人間が~というお話は何度か見たことがあるが、
明確に、「自分に関する二分先の未来しか見えない」というのが新鮮だった。
だいたい、未来から来たとか、未来が見えるとかって、嘘つき扱いされて終わりなのだが、こっちはそれをどう利用するかというのがちょっと今までと違った感じで楽しかったのだ。
(いっぱい出て来たクリスには、妙な面白さが漂っていたんだけど・・・。(^_^;))

さて、目的のクレッチマン。核爆弾を持つテロリストのスミスだった。
クリスの特殊能力を知って、彼を始末しようとする連中の一人。
だが、まあ、いつも以上に出番が少なかった。ついでに、無口だし・・。
すっごく冷静で頭がいい悪役だったので、むっちゃかっこよかったのだが、なにせ少なすぎ。
もう少し、彼との攻防戦も見たかったなあ。

何しろ、苦手なジュリアン・ムーアーが、FBIのカリーだったので、しつこいのなんのって!
いい加減静かな生活を送らせてあげようよ~諦めろよ~とイライラしたのだった。
自分達の労力を惜しんで、彼に頼るなんてそりゃあ~怠慢じゃねえのか~なんて。(爆)

主人公のニコラス・ケイジだが。
あんなに体が引き締まってたっけ?
やっと会えた運命の人との感じがすっごく良かったのだが、何せ髪形が。(爆)
中途半端の長髪はどうも苦手だったのだ。
短髪なら短髪。
カツラならカツラなりにかっこよくしてくれよ~と思ってしまったのだ。

アクションもCG使いが多く、どうしても車が飛ぶ重量感(実際のシーンをいつもドラマで見ているので)が出てなくて、緊迫感に欠けるのだ。
面白いアクションシーンだったんだけどね。

ラストはそうくるか、そこまでくるのか~とちょっとびっくりした。
思わず、アントニオ・バンデラスの「ファム・ファタール」を思い出してしまった。

ところで、クリス。
次はハッピーエンドでいいんだよね。(^◇^;)

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「聖なる予言」

2009-10-14 08:27:27 | 2000~2010年代 映画

The Celestine Prophecy (聖なる予言) 2006年 アメリカ作品



監督 アーマンド・マストロヤンニー
出演 マシュー・セイル トーマス・クレッチマン サラ・ウェイン・キャリーズ アナベル・ギッシュ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
教師のジョンは、時折見る夢が気になってしかたなかった。そこへ、教職の解雇。さらに、恋人のシャリーがペルーへの取材旅行の件を持ち出す。以前から興味があったペルーへジョンは行く決意をする。
初めてペルーを訪れるのに、到着したその日から何者かに狙われる、ジョン。助けてくれたガイドのウィルは、ジョンが来ることを予感していたという。
ウィルに連れられ、ジョンはある場所へ行く。そこには未だに発見されていない故書、第9章があるとされている場所だった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
インディのような冒険活劇を予測して見始めたこの作品。
思いっきり裏切られた!
なんなんだこの映画。

お陰で、こっちが睡魔と格闘するハメになった。(爆)

先ず、故書の存在が分からん。すでにここで、リタイヤ。
さらに、主人公は好みじゃないは、
超能力なのか、前世の記憶なのか、はっきり言い切れない彼の夢にもリタイヤ。
物語に付いていくのにきつかったのなんのって。

極論は精神論だと思う。
相手を受け入れ、認め合うという精神を持ちなさいという事ではないだろうか?
独裁政治うんぬんも関ってくるので、余計にそう思えるのかもしれない。
ついでに、あのCGは何?
あれって、そういう事。
裸の王様じゃないんだから、そういう人しか見えないってあんた~!!

そんなこんなで、目的のクレッチマン。ガイドのウィルだった。
主人公を助けてくれたり、案内してくれたのはいいが、出番が少ない。
物語同様、彼の本当の役柄もよく分からなかった。
いつもながらの謎めいたかっこよさはあったのだけどね。

もう一度見直すというような品物じゃない。
いまいち納得いかない所は多々あるが、もう勘弁だった。

初めっからアクションを期待してたのが悪かったんだろうなあ。
反省・・・。(-_-;)

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「マイ・ファーザー 死の天使」

2009-10-13 13:48:12 | イタリア映画&ドラマ

My Father, Rua Alguem 5555  2003年 イタリア・ブラジル・ハンガリー映画

監督 エジディオ・エローニコ
出演 トーマス・クレッチマン チャールストン・ヘストン F・マーレイ・エイブラハム

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1985年6月6日。ブラジル、アマゾン州、マナウス市。
墓地から1体の遺骨が掘り出された。それは、ヒトラー政権下のアイシュヴィッツ収容所で『死の天使』と呼ばれた医師、ヨゼフ・メンゲレのものであるらしい。だが、ユダヤ人被害者達に雇われた弁護士のミンスキーは、彼の息子ヘルマンに会い、この遺骨は別人で彼は今も生きているのではないかと、質問をなげかける。
すると、ヘルマンは、8年前に会った父親の事を語り出すのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
今週は、ドイツ人俳優であるトーマス・クレッチマンの出演作品を紹介する事に。久しぶりにという事で。(^◇^;)

ヒトラー政権の話はもう何作品も見ているが、
被害者の視点しかなく、ちょっと加害者の心理を知りたいなと思って見た作品。

観賞したのがだいぶ前なので、記憶がちょっと曖昧なのだが。

見終わってずしりと重くなった作品だった。
救いようのない重たいものが心に残った。

クレッチマンは、医師の息子ヘルマン。
なんだか可愛そうな感じに思えたのだ。

彼の苦悩する表情がじ~んと心に響いてくる感じで。

彼は父親の事を「純粋な人」と言っていた。
人を殺しといて純粋も何もないだろう!と初めは思ったが・・・。

メンゲレ医師は、「人を殺した」という罪の意識はない。
逆に、化学の為に貢献したのだと言う。だから人なんて殺してないと言い張るのだ。
なんて奴なんだ!と思ったが、
「子孫を残すためだ」と言われると何となく分かる気がするのだ。
誰だって、子孫は残したい。

ましてや、一番優秀だと思っている自分達を後世まで残したいと思うのは何処の国の人間でも思うことだろう。
ちっぽけな自分達だって、自分の2世が欲しいと思った事はないだろうか?
よく、独身でも子供は欲しいと言う人がいるが、それと同じだと思うのだ。

見終わった後に、「純粋な人」とヘルマンの言ったことが納得だった、ich。

生き残るのに平等という事はないと父親が言った時そう思った。
平等という言葉は、本心を隠しているのだと。
うわ~痛いところを突かれたと思ったのだ。
誰もが平等と思っているようで平等だと思っていない事。
(自分は特別だ!と誰もが思っているという事)
だから、この人は「純粋な人」=「人間の本心に正直な人」という感じに思えたのだ。

隠しておきたい自分のダークな面を、見て見ぬふりをしている自分のダークな思いを呼び起こされ思い知らされた気がした。
だから、言われて納得だったのだ。

若い時に見たらショックで寝込んだかも知れない。
だが、今では素直に認められる。それほど大人になったってことかな?
精神年齢はガキなんだけどさ。 

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「PARIS(パリ)」

2009-10-09 13:38:58 | フランス映画&ドラマ

Paris  2008年 フランス作品

監督 セドリック・クラピッシュ
主演 ロマン・デュリス ジュリエット・ビノッシュ ファブリス・ルキーニ アルベール・デュボンデル

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ピエールは病院で診察を受けていた。ムーラン・ルージュの元ダンサーだった彼は、数ヶ月前から心臓病を患っていたのだ。助かる道は、心臓移植のみ。ドナーが現れるのを待つ日々だった。彼はふと姉エリーゼに連絡する。彼女は驚き彼の住まいを訪ねた。
今彼は、自分の部屋から眺める景色の中で、通り過ぎていく人々の生活に思いを寄せる事が楽しみだった。そんな彼をみかねて、子供達を連れて彼の所へ引っ越してくるエリーゼだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
好きだった頃に、坊主頭(スキンヘッドだったかも?)の彼のインタビューを見ていて、なんの映画を撮影しているのだろうか?と思いを寄せていた、ich。
ふと、公開の画像を見たときに、そんな彼が映っていたので、見たくてしょうがなかった作品がこれ。
今まで見た彼の雰囲気と違っていたからだ。
案の定、いい感じだったし。

久しぶりの彼は自分好みのかっこいい男になっていた。
相も変わらず、脱ぐことは脱いでいたが。(爆)

主人公のピエールが、デュリス君。
ダンスシーンもあって、踊っているのだが、なかなか上手な感じだった。

まあ、エキストラの本当のダンサーさんにはかなわなかったけど。
じたばたする様子もなく、タダ静かに物事を受け止めている感じがすっごくかっこよく見えたのだった。

実は、このお話はさり気なく群像劇。
だから、彼ばかりじゃなくたくさんの主人公が出てくるのだ。
印象的だったのは、
歴史学者と市場の男女とパン屋のおばちゃん。

歴史学者はいい歳して、自分の生徒(20代)に恋をするのだ。
最初はメール攻撃。気持悪いと思って居ると思ったら・・・・。
やっぱ女はしたたかだよなあ。(@@;)

市場の男女はちょっと悲劇。
離婚を隠すって結婚を隠すよりもキツイかも?そんな印象を受けた。
そして、この世にいなくなってから価値を知るって、それって同情じゃないかな?と思えた。
愛情なんかじゃないよと思うのは自分だけか?

パン屋のおばちゃんは凄いぜ。
普通だと考えられない。
というか、自分だったらあんな店に勤めてられない。
だって、お客に向かってそのバイトの人の不満をぶちまけるんだよ。本人の目の前で!
あれってフランス人だと普通の事なの?
聞いている客だって気分悪くなるんじゃないの?
すげ~なあ~なんて思ってしまった。

ラスト、ピエールがふと漏らす一言が好きになった。
「不満を持ち、文句をいう街、パリ」
パリのイメージっておしゃれとか華やかな印象しかなかったが、面白い視点で切り取るんだなあ~と感心したのだ。


いい男になったデュリス君。
だから、もう少し彼の作品も持ってきてくれないかな?
って自分も不満言ってるかな?(^◇^;) 

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「ル・ディヴォース パリに恋して」

2009-10-07 11:48:46 | 2000~2010年代 映画

Le Divorce (ル・ディヴォース パリに恋して) 2004年 アメリカ・フランス作品



監督 ジェームズ・アイヴォリー
主演 ケイト・ハドソン ナオミ・ワッツ ジャン=マルク・バーレ ロマン・デュリス 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
姉のロクサーヌが、二人目を出産すると聞いて、パリに来た妹のイザベル。しかし、ロクサーヌの夫シャルル・アンリは、好きな人が出来たとあっさり家を出て行ってしまった。離婚したくないロクサーヌ。だが、事態は彼女の希望とは反対に進んでいく。
一方、妹のイザベルはバイト先も決まり、フランス人のボーイフレンド、イヴも出来た。さらに、ロクサーヌにとっての義理の叔父にあたるエドガルの愛人としての生活も手に入れていた。
そんなある日。夫の不倫相手の旦那が、ロクサーヌに言い寄って来るのだが。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
出ました!個人的にイライラするラブ・コメ。
コメディなのに、何故か笑えないという作品だ。
自分に合った愛の見つけ方みたいな感じは分かるのだが。
とは、言うものの、数年前に観賞したので記憶は曖昧だったりする。(苦笑)

元来、コテコテのラブストーリーや、悲恋の物語とか、ラブ・コメを好んで見る、ich。
キュン!と胸が締め付けられる作品なんかは、大好きで見るのだが、こういう、不倫どうこう、相手がいるのに、他の誰かとも~というお話は苦手だったりするのだ。
さらに、ダメだと分かっているのに、いつかは~彼が戻ってくるわ~みたいな、未練たらたらのお話も。
しかし、
アメリカ人とフランス人の心の持ちようの違いというのは、分かって面白かったけどね。

それでは、目的のデュリス君はといいますと。イザベルのボーイフレンド、イヴが彼の役柄だった。
インタビューで本人も答えていたが「僕じゃなかった」というくらい、本当に彼じゃない感じ。
存在が薄いというか、どうしちゃったんだ?と思えるくらいごくごく普通の人だったのだ。
普通が変というのもおかしいが、本当に妙な感じだったのだ。

ケイト・ハドソンを彼女なんだなあと自覚して見たのは初めてだったかも?
変な言い方だが、「彼女がカート・ラッセルの義理の娘かあ」という目線で見てしまったのだ。
お母さんのゴールデン・フォーンに似てるかも?(親子だからそうなんだけどね)

さて、次回はず~と見たかった作品を紹介する。
公開されたと聞いてから、ず~とDVDになるのを待っていたのだ。
何かをレンタルしたときに、レンタル中の字を見て速攻で借りて見た作品。

久しぶりになかなかいい感じの彼に出会えたぜ。

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「キッドナッパー」

2009-10-06 09:44:31 | フランス映画&ドラマ

Les Kidnappeurs  1998年 フランス作品

監督 グラハム・ギット
主演 メルヴィプポー ロディ・ブシェース ロマン・デュリス イザック・シャリー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
刑務所にいるころから、声を掛けられていたアルマン。彼は金庫破りの名人なのだ。だが、出所後の静かな生活を望んでいた彼は、ことごとく断り続けていた。
そして、出所。
今まで盗んで置いた金で静かな生活を送るはずが、恋人のクレールが殆ど使い果たしてしまっていた事から、仕方なく、また、仕事に戻る事に。
仲間のユリスからメッシーナ兄弟からの仕事の情報を得た彼は、彼らにはちょっと困ったところもあるが、500万フランという金額につられ、クルーレの弟ゼロをドライバーとして迎え、さっそく仕事を始めるのだが・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
今週は、久しぶりにロマン・デュリス君の出演作品を紹介しようと思う。
彼の事はもう、3年ぐらい前に夢中になり、一気に熱が上がった為に、一気に下った経緯があるのだ。(苦笑)
なので、しばらく、見るのを忘れていた。(爆)
最近になって、ず~と見たかった映画が見れたので、紹介もかねてという事で。

さて、この作品はその頃に見たものなので、ちょっと記憶が曖昧。
なにせ、「ドーベルマン」と同じスタッフが集結して作ったというフレンチ・アクションなのだ。
なので、デュリス君のキャラは同じ。う~ん、当時彼に飽きたのも頷けるのだよ。

では、目的のデュリス君はといいますと。あらすじに出て来たクルーレの弟ゼロなのだ。
こいつが曲者で。(^◇^;)

運転技術は天下一品なのだが、おつむが切れているという若者なのだ。
女にうつつを抜かしている感じは、もう何本目だろう?
上半身裸はいつもの事だしね。(脱ぐタイプの俳優さんだからねえ)
いささか、こういうキャラが続いたので、個人的に飽きちゃったのだ。

同じ役柄ならばいいが、作品事に役が着いているのに、イメージというか演じる役柄が同じような雰囲気が多いと、どうもダメなのだ。
とくに、苦手なキャラが続くと・・・。
デュリス君のイメージは、若い頃はどうもイメージが凝り固まっていた様子なのだ。
近年になって少し変わって来ているようだけど。

物語の中のキーパーソンに「リノーバク王子」というがあるのだ。
それのどんでん返しはなかなか妙な面白さがあった。

ラストは、そうなるか~って感じで、まあまあよかったかな。

最近のフレンチ・アクションってどんな感じなんだろう?
とんとみないから、分からないけど、
この時よりも上手くはなってるよね、きっと。(^◇^;)

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