マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「マリアの受難」

2008-01-31 | 独国映画&ドラマ マ~モ
Die Todliche Maria  1993年 ドイツ映画

監督 トム・ティクヴァ
主演 ニーナ・ペトリ ヨーゼフ・ビアビヒラー ベータ・フランケ ヨアヒネ・クロール

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
いつもの時間にいつもと同じ生活を送るマリア。そして、いつものように向かいの建物から男性が一人出勤していく。いつものようにそれを見つめ、いつものように夫を送り出す、いつものマリア。
ある日、建物の暖房の件で話がしたいと男性から電話がかかってくる。それは、いつも見ている向かいの男性からだった。ポールという名のその男性の部屋を訪ねたマリアは、なんとなく何かを感じるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
最近気になり始めた、トム・ティクヴァ監督。
彼の作品をもう少しみようと思い、初期のころの作品を借りて見たのが、この映画。
だいたい、監督の初期作品というのは、そんなに作品的な特徴が出てないものだと勝手に思いこんでいたのだが、この監督さん、いきなり個性が露出している。(苦笑)
というか、現在の作品よりも、あたりがキツイという感じに思えた。
作品的にブラック色が強かったからかも知れないし、自分の苦手な虫が出てきたから、ちょっと戸惑ったもあるのかもしれないけども。

マリアは、若いときから脳梗塞で倒れた父親を世話していた。
青春や淡い想いをしないまま、父親の友人と結婚。子供もいない。
そんな彼女に一人の男性が現れて・・・。
という感じのお話が軸だが、なんとも薄ら怖い感じ。
始めは、可哀想な人生を送っている人だなあと同情していたが、だんだんと気持ち悪くなってきた。ついでに、彼女がまともな神経の持ち主でいられなかったというのも分かる気がするが、身近な昆虫のコレクションというのは、勘弁して欲しかった。(苦笑)

さて、この映画にまたもやあの人がいた。「プリンセス・アンド・ウォリアー」で兄役をしたヨアヒム・クロールだ。
今回は、向かいのちょっと変った男ポールを好演。マリアにとって王子様的な存在だったかな?なかなか、今回も雰囲気が違ってビックリしたが。

ちょっとというかかなり、癖のあるこの映画。
しかし、個人的にはなんとも言い難い、面白い印象を残した。
機会があったらまた、この監督さんの他の作品も見てみようと思ったのだった。
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「ふたりのロッテ」

2008-01-30 | 独国映画&ドラマ ハ~ホ

Charlie & Louise - Das doppelte Lottchen 1993年 ドイツ映画

監督 ヨゼフ・フィルスマイヤー
主演 フリッツィ・アイヒホーン フロリアーネ・アイヒホーン コリンナ・ハルフォーフ ハイナー・ラウターバッハ (ヘイナー・ロウターバッハ)

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
スコットランドのグラスゴウで過ごす、サマーキャンプに参加したルイーズは、事ある事にちょっかいを出してくるチャーリーの顔を見てびっくりする。そして、チャーリーは、ルイーズのパスポートを見て確信する。そう、二人は双子だったのだ。両親は二人が幼い時に離婚し、互いの存在を知らせずに、育てていたのだった。
キャンプ終了日に互いを入れ替え帰宅する、ルイーズとチャーリー。
広告の仕事をしている母サビーネの上司が作曲家をしている父ウルフの曲を気に入り二人は再会するのだが、それはルイーズとチャーリーが立てた作戦だった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
「飛ぶ教室」「点子ちゃんとアントン」「エーミールと探偵たち」の原作者エーリッヒ・ケスナー作品の映画化バージョン4作目。
これは、デニス・クエイド出演の映画「ファミリー・ゲーム/双子の天使」のオリジナルでもあるのだ。
先にリメイク版を見たので、いつかは見たいなあと思っていたので、今回観賞する事に。

なかなか、こちらも面白かった。オリジナルは、そうだったのかと。

リメイクだとイギリスとアメリカに二人は離れているが、こちらはドイツ国内だった。
ついでに、母親は広告代理店のキャリアウーマンで、リメイクだと、ウェディングデザイナーだった。
父親は、売れない作曲家だったけど、リメイクだと農場経営者だった。

やっぱり、リメイク版はアメリカ風になってたんだなあ~と見ながらつくづ思った。
(出会いのサマーキャンプは同じだったけど)

どうしても、お父さんのイメージがクエイドだったので、ドイツだとどんな方かと期待してしまい、登場したときはちょっとがっくりだった。(爆)
クエイドに似た雰囲気の人だと勝手に想像してしまったからだ。
ウルフを演じたハイナー・ラウターバッハは、とてもいい感じの優しいパパさんを好演していたのだったのだけども。(すみません)
ついでに、母親がもの凄くきつく感じてしまい、演じたコリンナ・ハルフォーフは、今まで見た役がキツイ感じの女性だったから、今回も、もの凄く自分勝手なキツイお母さんに思えてしまって、ちょっとイライラもした。(苦笑)

主人公は、双子が演じていたので違和感なく、なんともいい感じだった。

「人生には、時には急ブレーキが必要だ」
という言葉は好きになった。

だけど、本当に列車を急ブレーキで止めるのはまずいんでないかい?とは思ったけどね。(爆)

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「エーミールと探偵たち」

2008-01-29 | 独国映画&ドラマ ア~オ
Emil und die Detektive 2001年 ドイツ映画

監督 フランツィスカ・ブッフ
主演 トビアス・レツラフ アンニャ・ゾマヴィラ ユーゲン・フォーゲル マリア・シュラーダー  フロリアン・ルーカス

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
12歳の少年エーミールは、父親と二人暮らし。失業中の父親は、エーミールの担任の先生の紹介でやっと職を得るが、嬉しさのあまり事故を起こしケガをすると同時に運転免許を取上げられてしまう。父親のケガが治るまで、先生の妹さんの家に世話になる事になったエーミールは、その家があるベルリンまで行くことになった。
ベルリンは、金さえあれば何でも手に入いる都市だと知っていたエーミールは、今後の父親の為に偽装運転免許書を取ってこようと大切なお金1500マルクを持ち出すのだった。そして、偶然列車の中で居合わせた男にその話をするとすぐさま免許を手配してくれたのだが。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
「飛ぶ教室」「点子ちゃんとアントン」の原作者エーリッヒ・ケスナー作品の映画化。このお話は何度も映画化や舞台になっているようだ。ちょっと古いバージョンも見たい感じにもなったが。
原作を思いっきり現代風にしてあるのだとか。
一番の特徴は、探偵のリーダーが女の子という事らしい。
原作を読んでないので、よく分からないけども。(だから突っ込まないで~)

「飛ぶ~」も「点子ちゃん~」もとっても好きな感じだったのでこの作品も鑑賞したが、やっぱり好きな感じになった。
なんたって、子供の主張が面白い!
大人の身勝手さを訴えるのがなんともいいのだ。
ちょっと大人の自分には、ちくちく胸が痛くなるが、そこはそれ反省すべきだな~と自分の行動を考え直したりして。(爆)

そうそう、ちょうどこの映画で注目したい俳優を発見したのだ。
というのも、最近よくティル君の映画や、先日ドイツから取り寄せたベノの映画にも出演している俳優さんで、名前をJürgen Vogel(ユーゲン・フォーゲル)という方。
最近、自分の中ではもの凄く印象に残る俳優さんだったのだ。
にも関わらす、「グッバイ,レーニン!」に出演してたそうだが、どこだ?(爆)

今回は、エーミールから、金を盗んでしまう悪い大人、グルントアイスを演じている。
吸血鬼のような風貌の男で、子供達に追いかけ回される役なのだが、いかにも「悪党です」という感じはとっても面白く、すっごく似合っている感じがしたのだ。
ご本人は、やさしい感じの人らしい。(当たり前だ!)
インタビューで、「子供と見れる作品に出られて嬉しい」と言っていたから。

彼を追いかける街中の子供達というシーンは見ていて面白かった。
あれだけ子供とはいえ追いかけられたら怖いよなあなんて思ったりして。

エーミール君や、彼を助ける子供達のリーダー、ポニーちゃんや、その他いろんな子供達がとても魅力的でとてもいい感じだった。
子供の時にあんな仲間がいたらなあなんて羨ましくも思ったりして。

明日も同じく、同じ原作者の作品を紹介しようと思う。
リメイク版は先に見ちゃったんだけどね。(笑)
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「アトミック・シティ」

2008-01-25 | 独国映画&ドラマ ア~オ
Der Bunker - Eine todsichere Falle  1999年 ドイツTVスペシャル

監督 ハンス・ホーン
主演 イエン・ニューハウス レグラ・グロイラー ラルフ・ハーフォース

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
元特殊部隊に所属していたニックは、今はNATOの核ミサイル基地の管理人をしていた。何度も細かい規則を破る彼は、上司から問題児扱いされていた。
そんなある日。
彼は別居中の妻から息子を預かる約束をしていたが、その日は基地に視察団が来るので仕事を休む訳にはいかなかった。すっかり仕事を忘れていたニック。仕方なく、息子を連れてきた妻と息子を基地内に入れるのだった。そしてまもなく視察団が到着する。妻とニックが言い争っている内に、基地内の様子がおかしいことに気がつくのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
何か面白そうなドイツ映画はないかと、ネットレンタルで捜していたところ、ラルフ・ハーフォースが出演している作品があったので借りて見た作品。

彼の事はだ~れも知らないと思うが、ティル君主演作品「ブレイジングパーク」というTVスペシャルでティル君の相棒を演じていた人なのだ。さりげなく、「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」にも出演しているのだけれどもね。

ラルフの役は、テロリストのリーダー、バークマン。
彼が主犯ではないのだが、腕利きのテロリストという事になるかな?(軍人といか)
主人公のニックを追いかけまくる役なのだ。
彼を追い詰めて行くのだが、逆に閉じこめられたりして。(笑)
冷凍庫に閉じこめられて、出てきた姿は、ナイス!と叫びたくなるくらい面白かった。

こう書くとコメディのように思えるが、これはきちんとしたアクション作品。
視察団と称してテロリストがこの基地に侵入するのだ。そして核ミサイルをドイツのある場所へ発射すると脅しをかける。それを阻止するのがニックという訳。
物語は単純明快!
簡単にいうと「ダイ・ハート」みたいなもの。
あの映画の様に一人で立ち向かうのだが、味方が妻となる。この妻が意外とタフでねえ。

レンタルのレビューには、駄作と書かれていたが、意外と自分は楽しめた。
いや~ドイツっぽいというか、もうちょっとなんとかならなかったのかと思わせる所が、個人的には面白くて仕方なかった。(爆)

そうだ。
どうもこの頃のドイツ製作のDVDは、アメリカ経由でくるのかオリジナルの音声が英語の吹替えになっている。
俳優の地声ではないので、自分は日本語吹替えで見させてもらった。
もっとも口と音声が合ってないのを見せられるのだったら、日本語の方がまだいいと思うからだ。

最近はそういう事がないようだからいいけど、本当にこれだけはやめて欲しいと思うよな。
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「28週後…。」

2008-01-24 | 好きな俳優 ロバート・カーライル

28 Weeks Later 2007年 イギリス・スペイン作品

監督 ファン・カルロス・フレスナディージョ
出演 ロバート・カーライル ローズ・バーン ジェレミー・レナー マッキントッシュ・マグルトン キャサリン・マコーマック イモージェン・プーツ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
妻アリスと、他の生存者と共に、山荘に籠もっていたダンは、偶然にもスペイン旅行に出かけ、この惨劇を逃れたであろう子供達を心配していた。
そんな中、REGE(レイジ)というウイルスに感染した人々から辛くも逃げ延びてきた少年が、彼らの家のドアを叩く。戸惑うダンに対して、すぐさま家に招きいれるアリス。
しかし、同じように生存者がいないかと、他の生存者が覗いた瞬間、“奴ら”が襲ってくるのだった。少年を助けようとするアリスに“奴ら”が襲いかかる。アリスから助けを求められたダンは・・・。
そして、28週後。
難を逃れたタミーとアンディは、父親ダンと再会するのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
先日の大雪の中、友人を誘い東京まで見に行ったこの作品。
がんばって見に行ったかいがあったというものだった。
何故なら、
いろんなかっこいいボビーを見れたからだ。(笑)

ボビーの役は、この子供達の父親ダン。
感染しゾンビとなった“奴ら”から辛くも逃げ延びて、今ではロンドンの安全区域に住んでいる住人なのだ。
妻を愛し、子供も愛しているダン。
しかし、ある理由から、ダンは子供達を心の中では直視できない。
そんな、複雑な男をいつもながら好演しているボビーだった。

冒頭から登場でめっちゃうれしい!と心の中できゃ~!と黄色い悲鳴を上げていた自分なのだったが、
「えぇ~」
「おお~」
「はぁ~」
「うわ~」
「ぎょ~」
「ひゃ~」
「ひょ~」
とずっと心の中で叫びまくっていた。
それほど、いろんなボビーが見られたのだった。(爆)
(細かく話すとネタバレになるので、ネタバレバージョンは別のブログで公開する事に。ネタバレ大丈夫な方は、是非とも、こちらを読んでください)

ダンの息子役、アンディを演じた少年がすっごくかわいかった。
なんだか映画を見ながら、ボビーはきっとこの少年に配慮しながら撮影してたんだろうなあと二人の絡みを見ながら思ってしまった。

娘役の彼女も意外とかわいかった。

やっぱり一番印象に残るのは、彼らを助けだそうとしたドイルとスカーレットだろう。
スカーレット役のローズ・バーンは、何処かで見たなあと思ったら「サンシャイン2057」に出演していた方だった。
どおりで見たことがあると思ったのだ。

映画は、前回とどちらがいいかと聞かれると、申し訳ないが個人的には前回の方が好きだった。
アメリカの体制とか今日の日本における犯罪に見られる傾向を(映画を深読みすれば)主張していると思われる点はそうとう得点高い、しかし、他のホラー映画のように無駄に血しぶきをこれみよかに見せられているという感じがしてならなかった。ホラー映画が嫌いだからそう感じるのだと思うのだけど。

かっこいいボビーだけを見たいと思っている人には相当お勧めしない。
どんなボビーでも受け入れられる覚悟があるのなら別だけども。(苦笑)

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「善き人のためのソナタ」

2008-01-24 | 独国映画&ドラマ ヤ~ヨ
Das Leben der Anderer  2006年 ドイツ映画

監督 フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
主演 ウルリッヒ・ミューエ マルティナ・ゲデック セバスチャン・コッホ ウルリッヒ・トゥクール

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1984年、東ベルリン。国民は国家保安省(シュタージ)の管理下にあった。局員のヴィスラーは、今日も口が堅い反体制的な男から、西へ渡った男の事情を聞き出すのに成功するのだった。
そして、今度のターゲットは、劇作家ドライマンと恋人のクリスタ。ドライマンの家の隅々まで盗聴器を仕掛け、反体制的な証拠を掴もうと四六時中監視する事に。
ある日、ヴィスラーは、ヘッドホン越しに聞こえてくるピアノの音色に聞きいってしまう。それは、「善き人のためのソナタ」という曲で、この曲を聴いた者は、必ず悪人になれないという曲だった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
日本での公開の後、主役演じたウルリッヒ・ミューエが癌で亡くなった事でも有名になったこの作品。
ず~と見たいと思っていて、やっと最近観賞できた。
「戦場のアリア」同様、音楽がまたもや救ってくれるお話なのだが、
なんたってヴィスラーがすっごくいいのだ。
沈着、冷静で、優秀な局員だった彼が、だんだんと監視している二人に影響されていく。そして、何故だか彼は、二人をさり気なく守ろうとしてくるのだった。
政府のいろんなお偉いさん達の、行き過ぎた行動を見ながら、何とも思っていなかった今までの行動に少しずつ疑問を抱いていく。
そんな複雑で、人間臭いこの役を、彼は見事に演じているのだ。

始めは、淡々と物語が流れて行くので、すっごく眠気に襲われたが、後半は怒濤のように感動が押し寄せてくる。
ラストは、涙ぼろぼろ流しながら、よかったなあ~なんて、泣き笑いをしていた。(爆)

ドライマンの恋人役は、映画「素粒子」にも出演していたマルティナ・ゲデック。
モーリッツくんの恋人になってくれた女性を好演していたが、今回も追い詰められた女優を上手く熱演していた。しかし、こうも同じようなというか悲しい役が続くと辛い感じ。

そして、セバスチャン・コッホ。
劇作家のドライマンを演じているが、こんなに髭が濃い人でしたっけ?とちょっと拍子抜け。(爆)
しかし、いつもながら良い味が出ておりました。

ご本人も監視下にあったというウルリッヒ。
演じていてどんな心境だったのだろうか?

それにしても心洗われる良い映画だった。
しかし、こういう戦争作品は本当に苦手。
見ていて、とっても辛く、胸が締め付けられてしまうから。
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「素粒子」

2008-01-23 | 好きな俳優モーリッツ・ブレイブトロイ

Elementarteilchen  2006年 ドイツ作品 

監督 オスカー・レーラー
出演 モーリッツ・ブレイブトロイ クリスティアン・ウルメン マルティナ・ゲディック フランカ・ポテンテ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
国語教師のブルーノは、妻子もいるが、性への欲望が押さえきれず、もんもんとした日々を送っていた。ある日、自分の生徒に手を出そうとして、あまりにも自分の不甲斐なさに精神科を受診する。
一方、科学者のミヒャエルは、再び研究に没頭すべく職場を離れる事にした。
まったく性格が違うこの二人は、実は異父兄弟。一応、事ある事に連絡は取り合っている仲だった。
ある日、自分達の母親の墓を移動する事になり、ミヒャエルは久しぶりに故郷へ帰る。すると、幼なじみのアナベルと再会するのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
1992年に出版された本の映画化。
で、
この監督さんは「アグネスと彼の兄弟」を撮った人。
だからだろうか、モーリッツくんの役所が同じ感じ。こっちの方は悲劇だったけど。
この作品も昨年公開された作品。同じく春頃だったと記憶する。ドイツ映画祭でも上映してくれたと思ったが。
何故に「アグネス~」がDVDになったのかは、この作品のお陰だとやっと分かった。さらに、
モーリッツくんが、この作品でベルリン映画祭最優秀男優賞を受賞したのも影響するかな?
(箔が付かないとDVD化しない制作会社にも少々腹がたつけども・・・)

さて、目的のモーリッツくん。性への欲望が押さえきれない教師、ブルーノの役。
いつもながら、そういうの演じさせたら上手いから~、モーリッツくん。
良い味が出てましたよ!
それにしても、彼の若い時を演じた男の子ももうちょっとかっこよくして欲しかったと思うのは、ファンだけの望みだろうか?(爆)
しかし、やっとの思いで、幸せを掴んだのにあの結末は悲しすぎる。
なんかめちゃくちゃ切なくなった。
それにしても、
あの紺のワイシャツ着た姿は、目を見張るほどかっこよかったなあ。
二の線すれば、絶対かっこいいのに~モーリッツくん!!

ポテンテも相変わらず、良い感じで良かった。

もう一人の主人公を演じた彼も良かった。

そしてこの物語もなんとなく良い感じがした。
ハッピーエンドではないけど、あんな終わり方も納得だな~と。

物語のキーは、アインシュタインの原理「世界を理解するには、その入り口を捜せばいい」というのがそうのようだ。
書いておきながらよくわからんけども。

なかなか、ドイツらしい作品で面白いと思う。
しかし、「アグネス~」同様、微妙といえば微妙かも?(爆)

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「パフューム ある人殺しの物語」

2008-01-22 | 独国映画&ドラマ ハ~ホ

Parfum - Die Geschichte eines Das Mörders  2006年 ドイツ映画

監督 トム・ティクヴァ
主演 ベン・ウィショー レイチェル・ハード=ウッド アラン・リックマン ダスティ・ホフマン

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
群衆が一人の男の処刑を叫んでいた。その男の名は香水調合師ジャン=バティスト・グルヌイユ。
1738年、7月17日。悪臭漂うパリの市場で産声をあげたグルヌイユ。人並み以上の嗅覚を持つ彼は、13歳で孤児を預かる施設から売りに出され、皮職人の元で働き始めた。
ある日、魅惑的な匂いを嗅いだ彼は、その匂いを欲しいが為についその匂いを漂わせる女性を殺してしまう。そして、香水の調合師バルティと出会った彼は、あの時の魅惑的な匂いを手に入れるために匂いを閉じこめる香水の技術を学ぶのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
先週からの流れで、今月の後半はドイツ映画を紹介しようと思う。
ハリウッド映画や、日本映画に押されている中、意外と名作があるのがドイツ製作の作品。(と、個人的には思っている)
そこで昨年話題になったこの映画から紹介する事に。

ドイツでは、すべての女の子が赤毛に染めたとも言われるほど、爆発的な人気を得た映画「ラン・ローラ・ラン」の監督が、全世界的にベストセラーになったこの本を、ハリウッドの名だたる監督人のオファーを断り続けた原作者から映画化を許可してもらったという、この作品。
それだけでも、そうとうな話題になっていたようだが、公開前には、全裸の群衆絵巻や死体の描写の仕方でも話題になっていた
映画館で見たかったのだが、3月公開映画はどうしても個人的な事情で見れないから、DVDになってから観賞した。

昔は相当臭かったというパリ。
ハイヒールは、ドレスの中からした汚物を踏まない為に出来たとも言われているとか。(違ってたらごめん)
匂いものに敏感なichにとってこれだけでもそうとう嫌気がさしてくる。
ついでに、香水うんぬん、匂いものすべて臭いと思う人間なので、魅惑的な香りと言われてもピンと来ない。
だが、グルヌイユの求めたあの匂いというか香りはなんとなく分かる気がした。異常なまでにその匂いを閉じこめる事に情熱を傾けるグルヌイユ。
根本的な理由が、自分が感じたあの理由だとしたらそうとう悲しい物語だと思った。

主人公のグルヌイユを演じた、ベン・ウィショーくん。
なかなか、いい男ではないが、良い味が出ていたと思う。
異常なまでのあの執着した感じとか、嬉しそうな笑顔とか。
上手だったのではないかな。

個人的には、アラン・リックマンが、この映画のスパイス的な感じで好きだった。
あ~、最後までがんばれなかった事には、悲しかったけど。

そうそう。
いつもながら上手すぎるダスティ・ホフマン。
ほんの少しだったけど、あの長さだったから良かったのかなと。

個人的になんとも言い難い面白い作品だなと思った。
そして、この監督さんの他の作品も見たくなった。
そんな中、このDVDの中に映画宣伝で入っていたのが、あの「プリンセス・アンド・ウォリアー」だったのだ。
で、
ベノに再会した訳。

感謝ですぜ、トム・ティクヴァ監督。(爆)

おまけ。
ベン・ウィショーくんは、映画「レイヤー・ケーキ」に出演してたそうですが、何処に?

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「Der Eisbaer (ベンノ・フュアマン偏) 」

2008-01-18 | 好きな俳優 ベンノ・フュアマン

出演者&あらすじ



ベノの役は、ファビアン(Fabian)という青年の役。
友達のレーザ(Reza)と共に、女の子にモテたいが為だけで、殺し屋ニコ(Nico)の乗ってきた爆弾が仕掛けてある高級車を盗むのだ。
本人達は、そんな事になっている車とはまったく知らない。
お気楽に乗り回し、女の子に片っ端から声を掛けるが、車ではなく本人達自身がモテないのですべて空振りに終わるのだ。
そして、ダッシュボードの中の拳銃を発見して・・・。

何しろ、二人がというよりもファビアンがおおいにお気楽なのだ。
オープニング。
レーザの長髪を切ってやるのだが、どうみても普通の紙切りばさみ
そして、レーザの頭は所々ハゲだらけにしてしまっている。
それなのに、お気楽に帽子を被れば大丈夫だからと励ます奴。(これこれ!)

最初は見ていて、イラついたの何のって!
「何なのこの子達は~(怒)」と。(爆)
ついでに、本人かどうか確かじゃないけど(きっとご本人だと思うが)日本語をちらりとそれもカンペン見ながら話してるのだ!

「ナニヲイッテイルノダヨ。ホントウニダレカト×××(聞き取れん!)ドイツニ、ワタシヨリ、タノシイオモイヲシテイルヒトガ、イルトオモッテイルノ?」(だと思うが)

意味分からんし、どうしても外国人が日本語を話すと拒絶反応を起こしてしまう自分としては、「なに~!(怒)」とこれまたイラついてしまったのだった。(ごめん!)

今見たら、すっごく可愛らしくて、お茶目な彼なんだけどもね。
(こうも印象が変るのか!(爆))

嬉しい事に、ちょっと踊ってくれたりするし、レオ(Reo)=ティル君との絡みもあるからおいしい感じだったんだけども・・・。


ティル君もそうだが、ベノにとっても転機の作品だったかな?
ティル君の(共同とはいえ)初監督作品だったし、ついでにベノもTVドラマで人気が出てきて期待の新人扱いのようだったし。(DVDに納められていた履歴を読む限りだけど)

今見直したら、たくさんの可愛いベノの笑顔と、おしゃべり君役のベノだったから、あの声がたっぷり聞けて以前よりも好きな感じの作品になった。
(しかし、何度見てもあのラストは納得いかん!)

頼むから日本でのDVD化を願わずにはいられない作品だ。

余談だが。
この時の相棒レーザを演じたフロリアン・ルーカスとは、再び共演を果たしている。


今年ドイツで公開される予定の映画「Nordwand」→邦題「アイガー北壁」である。
山登りの話らしいのだ。
ついでに、「Barfuss」のライラ役だった彼女も出演する。
ドイツ映画祭でもいいから、上映してくれる事を願う日々である。

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「Freunde」

2008-01-18 | 好きな俳優 ベンノ・フュアマン

Freunde (直訳=友人) 2000年 ドイツ作品日本未公開作品

監督 Martin Eigler(マルティン・アイグラー)
出演 Benno Fürmann(ベンノ・フュアマン)  Erdal Yildiz  Christiane Paul(クリスティアーネ・パオル)


勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
警官のニルス(Nils)は、麻薬捜査の為に押し入った店で、幼なじみのタイフン(Tayfun)と再会する。ニルスは、彼を庇い証拠品を持ち逃げするが、上司にバレてしまい立場が危うくなる。
そこで、クビにしない替わりに、彼らのスパイとして仲間に加わる事になったニルスは、再びタイフンに会いに彼の店へ行った。すると、もう一人の幼なじみカロ(Caro)と再会する。ニルスの心の中に昔の懐かしさとあの時の想いが蘇ってくるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
ベノの作品が見たくてドイツから取り寄せた彼の主演映画。
彼はこの作品でBavarian Film Awards (バイエルン映画賞)の主演男優賞を受賞している。
いつもながら語学がダメなichなので、細やかな物語は皆無。
あらすじも間違っているかも知れないので、詳しい突っ込みはなしということで。
(苦笑)

ベノは、主人公のニルス(Nils)。
警官(だった?)だが、証拠隠滅をはかった為に、上司からの命令でスパイとして麻薬売買の取引の組織の動向を随時報告している。
そして、その組織の重要人物がタイフンなので、彼としては複雑な思いで捜査をしているようだった。(あくまでも見た印象)
おまけに、彼には年上の彼女がいるのだが、再会したカロに夢中になってしまうのだ。さらに、今のカロはタイフンの彼女になっていて・・・、というこちらも複雑極まりない関係なのだ。
見ていて、なんとも切なくなる。
仲間を裏切らなければならないという彼の思いが。
上司に向かって何度となく辞めさせてくれと言っているようだったし。
切ない悲しげな表情は、本当に心を打たれる。それにめっちゃくっちゃかっこいいし、素敵!
カロと一時的だが一緒に慣れたときの嬉しそうな態度といったら、こっちまで一緒に嬉しくなってしまうほどだった。

カロ役のクリスティアーネ・パオルは、モーリッツ君の映画「太陽に恋して」のユーリ役をした彼女。今回は、あの時よりもしっとりした雰囲気でとっても良かった。

物語的にも好きな感じだったし、音楽も良かったので、もっと詳しく内容を知りたくなった。
是非とも、日本語字幕つきで見たいものだ!
そこら辺の関係者の方!DVDにしてくれませんか~。(願望)

彼自身はどうもこのイメージがつきまとっているようだが、本人自身はそうでもないらしいし、いろんな役をするのが彼の心情のようだ。
現に最近公開された彼の主演映画はコメディ。
裸でエプロン1枚を身につけ、街を激走しているのだから。
(どんな映画なんだかねえ、とっても気になる)

ますます、今後の出演作品が楽しみになってきた彼。
出来れば、もっと日本でも見れるといいんだけどなあ。

コメント

「戦場のアリア」

2008-01-17 | 好きな俳優 ベンノ・フュアマン

Joyeux Noël  2005年 フランス・ドイツ・イギリス・ベルギー・ルーマニア映画

監督 クリスチャン・カリオン
出演 ダイアン・クルーガー ベンノ・フュアマン  ゲイリー・ルイス ギョーム・カネ ダニエル・ブリュール 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1941年、第1次世界大戦下のフランス。最前線にいるフランス軍と援護に来たスコットランド軍。そして、対立しているドイツ軍はどちらも一歩も引こうとせず睨み合いを続けていた。
そんな中でのクリスマスイブの日。
ドイツ軍の最前線部隊にいるニコラウスを夫にもつ歌手のアナは、愛する夫に会う為に戦地でのコンサートを申し出る。快く承諾してくれた皇太子の前で、久しぶりに再会した夫と共に、依然と変らぬ感じで歌を披露するアナ。そして、夫が所属する部隊へ行き、そこでも見事なまでの歌を披露する。すると、他の軍からも音楽が流れて来て・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
偶然にも見たのが昨年のクリスマスイブの前の日。(内容を知ってたらもう1日遅らせたのに~)
お~そんな感動的な出来事があったのかと心撃たれた作品になった。
ちょうど他の作品でも音楽を通じて、その日だけ休戦したという物語を見ていたので、「音楽ってのは世界を平和にする最強の武器だなあ~」と実感したのだった。
一応、この作品の事はダニエル君の主演作品という事で知っていたが、何しろ苦手な戦争作品。
敬遠してたのは言うまでもない。
さらに、劇場公開中にその映画館で他の作品を見たというなんとも奇妙な出会い方をした作品なのだ。(その時は、ダニエル君が出演していた事も知らなかった)

さて、そんなダニエル君。
ドイツ軍のリーダーホルストマイヤー中尉だった。
ちょっと意地悪な上司風でしたが、なかなかこんな役もこなせるんだ~と益々、将来が期待大になった感じだった。

本来の目的は、やっぱりベノ。
ベノは、このアナの夫ニコラウス。
オペラ歌手の彼は、一般の人と変らず収集がかかり戦地へ行く。もとの部隊がなくなってしまい彼はダニエル君が率いる部隊へ来たという事のようだった。
嫌みったらしく「芸術家は役に立たない」と中尉に文句言われていましたっけ。(可哀想に)
歌を披露してくれますが、そこはそれ、オペラ歌手なので歌は完璧な吹替え。
どうしても違和感を覚えたのは自分だけだったかな?
ツリーを持って歌う姿はいいのだが、どうもにもこうにも・・・・。(苦笑)
それよりも、
妻との再会のシーンがとても好きだった。
とても嬉しそうなアナに対して、素直に喜んでいないニコラウス。
その戸惑いの様子が切なく思えた。
あのなんとも言えない眼差しはいつもながらむちゃくちゃ素敵だった。

他のフランス軍の人や、スコットランド軍の人々の話も好きだった。ラストも納得な感じだった。
実際にこのような事があったとの事で、そう思うと一時とはいえ素敵な出来事だなあと思ったのだった。

おまけ:
本日はベノのお誕生日!おめでとう!
今後の活躍も期待していますぜ!

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「悪霊喰」

2008-01-16 | 好きな俳優 ベンノ・フュアマン

The Order 2003年 アメリカ作品

監督 ブライアン・ヘルゲランド
出演 ヒース・レジャー ピーター・ウェラー ベンノ・フュアマン マーク・アンディ 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
N.Yに住む司祭のアレックスは、枢機卿のドリスコルからローマに居る恩師ドミニクが自殺したと告げられる。真相を解明すべくローマに向かったアレックスは、彼に好意を抱くマーラと共に、事件の本質へと迫って行く。そして、イーデンと名乗る男に出会い、“罪喰い”という存在がいる事を知るのだった。
友人のトーマスが発見した紙は、その罪喰いについてのものだった。アレックスは再びイーデンと会うのだが・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
これまたホラーの棚に鎮座しているこの作品。
しかし、題名とは裏腹にそんなに怖い作品ではなかった。
というか、
キリスト教信者にしてみると怖い話なのかもしれない。
そこのあたり詳しくないichは、か~るく聞き流しながら見ていった。
キリスト教などを知れば知るほど面白いようなのだが、(もっと分かりやすいのだろうけど)何しろ神の領域には入り込みたくないという心情を持っている自分としては、本当に映画の上っ面だけを見させていただいた。
なので、あまり細やかに突っ込まないで欲しい。(苦笑)

一応、“罪喰い”とは。
臨終にある者の罪を食べ魂を天に導く不老不死の存在なのだそうだ。
だから、罪人を天へ導くという行為になるために異端という事になるらしい。
よく信者の方が神父さん?だかを呼んで祈りを捧げるのは、その罪を改める行為の為だと思っていた自分としては、「え?何処が違うの?」と疑問がよぎった。
きっと、根本的にはまったく違う行為なんだろうなあと思い直して見ていったが。

さて、目的のベノだが、彼はこの罪喰いのイーデン。
生きたくないけど、生きなきゃならないという心情が何とも切なくジーンと伝わって来た。
悲しげに生きている彼が妙に似合っていたし、かっこよかった。
怪しげな雰囲気もやっぱり良い感じだった。

この作品は、映画「ロック・ユー!」のメンバーが再集結して作ったサスペンスホラーなんですと。(友人のブログで知りました)
なので、あの時のメンバーが目白押し。
しかし、悲しいかなペタニーさんは出てこないし、ピュアフォイもいない。
ヒロインが同じ女優さんだったのには、少々拍子抜けもした。

めっちゃかっこいいベノを見るのは良いが、やっぱり宗教作品は難しくて遺憾。

一番良い味が出ていたのは、ピーター・ウェラーだったかも?(爆) 

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「ストーム・シティ」

2008-01-15 | 好きな俳優 ベンノ・フュアマン

Die Sturmflut  2006年 ドイツTVスペシャル

監督 ヨルゴ・ババヴァッシリュー
出演 ナディヤ・ウール ヤン・ヨーゼフ・リーファース ベンノ・フュアマン ゲッツ・ゲオルク  ハイナー・ラウターバッハ(ヘイナー・ロウターバッハ)

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1962年2月。アイスランド気象観測所で動物達の異常行動が目撃された。同じ頃、ハンブルグ海洋気象台が、アイルランド上空にあるサイクロンを発見し、今後の動向を伺っていた。一方、海洋上にある石油掘削基地フリーダ1号は、そのサイクロンの影響で今にも海に沈みそうになっていた。
それから数日後。
久しぶりにハンブルク港に着いた船乗りのヨルガンは、父親が入院しているという病院を訪ねる。そこで、担当医のマルクスから父親の病状を聞くと共に、彼が明日、自分の元恋人カーチャと結婚する事を聞かされるのだった。ショックを隠しきれないヨルガン。そして、話をしにカーチャに会いに行くのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
ベノに速攻惚れして、次に見たのがこの作品。

益々、彼に夢中になってしまったのだ!

ベノのあの眼差しがなんとも切なくて良い感じでかっこいい!
あまり語らない無口な男の雰囲気がやっぱり似合っていて、最高に素敵だった。
(はいはい、そうとうな重症です)

ベノの役は、この船乗りのヨルガン
手紙をカーチャに出し続けていたのだが、彼女からはまったく返事が来ず、そして久しぶりの再会時に他の男との結婚を聞かされる男なのだ。
最初は諦めようとするが、父親から励まされ、映画「卒業」よろしく彼女を奪いに行く!
だが、そこはそれ、あの映画の様には簡単にはいかない。あっさり(でもないけど)追い出されてしまうのだった。

そんな、三角関係を盛り込みながら、
この作品の主人公は“洪水”なのだ。
河が氾濫して、街を飲み込んでしまう。
実際にあった話を少しロマンティックに演出されているのだそうだ。

ヨルガンが想いを寄せるカーチャ役は、
ティル君の映画「レボルーション6」のレネ役をしたナディヤ・ウール。
彼女も自分が好きな女優さんなのだが、始めは彼女だと気がつかなかった!
と言うのも、「レボ6」では黒髪だった彼女が今回金髪になっていたからだ。
あれ~どこかで見たのに~とは思っていたが。
今回も前回と同じような感じでしっかりした女性だった。
子供を守る母親でありながら、婚約者と元恋人との間で揺れる女性を好演していた。

そして、忘れてならないのが、ヨルガンの敵役、カーチャの婚約者マルクスを演じたヤン・ヨーゼフ・リーファースである。
彼は、これまたティル君の映画「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」のルディ役だった俳優なのだ!
久しぶりの再会におもったより大きくなっていたことに驚いた!
ついでに、嫌な敵役を好演していた。
(最終的にはいい人になったけど)

アクションもVFXも盛り込まれていて、なかなかドイツらしくて面白い作品だった。

機会があれば、是非、是非、見て欲しいのである。

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「点子ちゃんとアントン」

2008-01-11 | 好きな俳優 ベンノ・フュアマン

Punktchen und Anton 2000年 ドイツ作品 

監督 カロリーヌ・リンク
出演 エレア・ガイスラー マックス・フェルダー コリアーネ・ケーラー ベンノ・フュアマン 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
点子ちゃんこと、ルイーゼは、親友のアントンといつも遊んでいた。
しかし、最近のアントンは病気がちな母親に替わりアイス店で働いている為になかなか遊んでくれなかった。
そんなある日。久しぶりにアフリカから帰ってきたルイーゼの母親が自宅でパーティーを開くことになった。ルイーゼは、アントンを招待し、母親に紹介するが、気にとめてもくれなかった。そんな中、トイレに行ったアントンは、つい目に入った高級なライターを盗んでしまうのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
映画「飛ぶ教室」の原作者エーリッヒ・ケスナーの児童文学を映画化。
前者の物語も大好きになったが、このお話もすっごく良かった。

点子ちゃんの家は、父親が医者なのでとても裕福な環境に育っている。お手伝いさんや家庭教師もいてなんだか毎日は楽しいのだけども、母親は自分の子供よりも遠くに住んでいる子供達を救うことに夢中になって殆ど家にいないし、父親だっていつも仕事で帰宅は夜遅い。
裕福だけれどもどこか寂しい点子ちゃん。
それとは、対象に貧しいけれども母親と二人。仲むつまじく暮らしているアントン。
母親とアントンがじゃれるのを羨ましそうに見つめる点子ちゃんがなんともジーンと来た。

子供にとって親は掛け替えのないもの。
親だって子供は掛け替えのないもの。
でも、
つい何かにつけて大人はおろそかにしてしまう。
何だかつくづく反省する思いがよぎったりした。


さて、
この作品を見た人は思うかもしれない。
ベノはどの役なのかと。(爆)

ベノは、アイスクリーム店の店員、カルロス。
かっこつけのあの店員である。
見た目、チンピラっぽくって個人的には大好きなんですけどね。(笑)
カルロスは、点子ちゃんの家庭教師の彼氏。のちに、点子ちゃんの家が金持ちだと分かると・・・。
こういうほのぼの作品の中での唯一の悪役?的存在ですかね。
しかし、ドジだったけど。(爆)
そこがなんとも愛嬌で、すっごく楽しかった。お茶目だな~なんてね。
(はいはい、重症ですよ)
メイキングの中で、アイスクリーム投げを練習していた彼。
めっちゃかっこよかった!
ついでに、音楽聞きながら踊っていたりした。
もしかして、踊りは得意?(映画の中では披露してませんが)

他にもこの原作者の話が映画になっているようなので、見てみたいと思った。
大人のいやらしさを上手く描きだしているようだから。
でも、
観賞して、反省する点は多々出てきそうで怖い気もするけどね。(苦笑)

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「アナトミー」

2008-01-10 | 好きな俳優 ベンノ・フュアマン

Anatomie 2000年 ドイツ作品 

監督 ステファン・ルツォヴィツキー
出演 フランカ・ポテンテ ベンノ・フュアマン セバスチャン・ブロムベルク アンナ・ロース

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
祖父も父も医者のパウラ・ヘニングは、医学界では有名なハイデルベルクスへ行くことになった。ミュンヘンからその大学へ行く列車の中で、一人の青年ガービーを助けたパウラは、彼が心臓に欠陥を持っていると教えられ、彼のような人を救う勉強をしようと決意する。
学校の寮で同じ部屋になったグレーチェンと共に厳しいながらも楽しい学生生活を送っていたある日、解剖の授業で教材としてガービーの遺体が出された。驚き戸惑いを隠せないパウラ。そして、彼の死因を教えられたときに彼女は疑問を抱くのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
いつかは見ないとなあと思いつつ、ホラー作品なので避けてきたこの映画。実は、ポテンテが好きという事と、ティル君の主演映画「レボルーション6」で共演しているセバスチャンも出演していたから、常日頃思っていたのだ。
そして、この作品にベノが出演していると知り、勇気を振り絞ってレンタルのホラーの棚から借りて来たのだ。

思ったよりもすんなり見れたし、そんなに気持ち悪くもなかった。

というのも、
TVドラマ「NCIS」でダッキーが遺体を解剖するシーンを何度も見ていたし、何年か前に、人体標本だったと思うが、ドイツから人間の水分を抜き取り筋肉が見える実物大の標本(ミイラとはまたちょっと違った感じ)の展示があったという事でTVで拝見していたからだ。
映画の方は、作り物なのだそうだが、なんとも気持ち悪いを通り越してすげ~と思ってしまったのだった。
一緒に置いてあったホルマリン漬けの何たら~の方がよっぽど怖かったけど。(苦笑)

主人公のパウラは、ポテンテ。
真面目で冷静な医学生。相変わらず上手くて可愛かった。

セバスチャンは、彼女の彼氏になるカスパー。
二枚目な感じが良かったなあ。この作品がデビューかな?

さて、目的のベノは、パウラと同じ医学生のハイン。
パウラの同居人で友人のグレーチェンの恋人役。
いきなり、知的でがっしりした体格の二枚目的存在で、グレーチェンがすぐ惚れちゃう男。
グレーチェンに呼びつけられ「ほら、良いお尻してるでしょ」とパンツをいきなり脱がされ、かっこいいお尻をパウラに見られてしまうちょい大人しめのハイン。
だと思ったのだが・・・。(爆)
クレジットが2番手なのに、前半の出番が少ない彼。どうしてかと思ったら、後半は出まくっていた。と言うことは・・・である。
勘がいい人は分かると思うのでここではあえて言わないでおこうと思う。
そうそう、さっき話したお尻アップのシーンは、本当に彼のお尻だったそうで、そういうシーンがあると台本で知った彼は、きちんとお尻を鍛えたそうですよ!
(たいへんだね、男優さんも)
そして、ある場面で上半身裸のシーンがあるのだが、その時彼は熱があったそうで、そんな中撮影に挑んだのだそうです。
(役者はマジでたいへんだ。)
そうしないと一流の役者に慣れないよ~とかって監督も言ってたような?

ドイツは医学の発祥の地だったと思う。カルテはドイツ語なんだとか。
なのでこういう行動も必要なのかな?と思ってしまうが、やっぱり生きてる人間はまずいよね。
ラストは定番のお約束感じだったが、意外と面白かった。
しかし、ホラーは何度も見たいとは思えないんだよねえ。(苦笑)

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