Landkrimi:Das Flammenmädchen 2021年 オーストリア作品
監督 カタリーナ・モリーナ
出演 マヌエル・ルバイ シュテファニー・ラインスペルガー ゲアハート・グライナー ジーモン・シュヴァルツ アニカ・ヴォナ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
空き家に火炎瓶を投げ込む少女、ソフィア。中には誰もいないはずが、誰かが倒れていたのだった。
連続放火事件を追っていた警部のヘイルマーは、犠牲者が出たことで、マルティンに捜査を依頼した。消防士になっていたアンカールから、消防署長のモゼルを紹介される2人。
彼が、焦げた遺体の第一発見者だったのだ。
マルティンが遺体の所持品を探すと、一緒に現場にいたモゼルは驚き動揺する。遺体は、自分の息子だったからだ。
一方、目が覚めたソフィアは、店を経営する父親からいつもの罵倒を浴びながら、お使いへ出かけた。
途中、ヘイルマーの車に乗せて貰ったソフィアは、昨日の火事で犠牲者が出たことを知るのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
巡査から出世して警部になっていたヘイルマー。ちゃんとあの恋人とも結婚していたのでした。
マルティンは、最初都会に恋人がいたはずだったんだけど、いつの間にか分かれてしまったらしく、新しい恋に出会ってました。
まあ、地元出身だから、懐かしいというか幼なじみというべきか。
事件がきっかけとはいえ、よい出逢いが出来てよかったよ。
そうそう、最初にヘマをしたアンカールは、前回刑務官で今回は消防士。優秀なのかなんなのか。
ちょっと面白かったけどね。
今回は、過去の事件や警察官だったヘイルマーの父親も関わり、ちょっとやるせない展開だった。相変わらず、字幕はお粗末だったので、理解するのに、苦労したけども。
放火犯は殺人犯なのか?ということから始まっていく。死因が分かると、おのずから、事件の全貌は変わって行くのですけどね。
いつも通り、優しい、ヘイルマーで、いつもながら、冷静で実直なマルティン。
そうそう、へイルマーの着替えがなくて、あの格好で2人で飲むっていうのも、可愛らしかったよ。
でも、
消化器を買いあさる住民というのも、ちょっと恐かったかな。プチパニックぽくって。
分かる気がするのだけど。
一番気の毒だったのは、やっぱり、ソフィアかな。
放火はダメな行為だけど、あの父親からの嫌味というか罵倒は、可愛そうすぎる。
なんで、誰も注意しないのかな。
誰かが庇ってくれていたら・・・。
そう思うと、本当に心苦しいよ。