マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

初めに
カテゴリーの「基本ルール」をお読み下さい。

「彼女をHにする方法 ダメ男のための恋愛マニアル」

2008-07-25 11:56:33 | ドイツ映画&ドラマ

War ich Gut? 2007 年 ドイツTVスペシャル

監督 クリストフ・スクルーイ
出演 マルコ・ギルント イナ・ポーレ・クリンク ヤン・ゾスニオク ドミニク・ボーアー カティア・ヴォイヴォート

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
アダムとニナはそろそろ結婚しようと思っているカップル。アダムは密かに結婚指輪を用意して、プロポーズの機会を狙っていた。ニナはふとその指輪を見つけ、いつプロポーズをしてくれるのか待っていた。
そんなときに、いつもの友人宅でいつものメンバーで食事会をした二人。アダムはふとニナが女友達としゃべっている一言を聞いてしまう。
「彼とのベッドの時、時々はふりをしているのよ」と。
それ以来気になってしょうがないアダム。そこで、本屋で見つけたある本を参考に彼女が今“ふり”をしたのか“本当”だったのか検証を始めるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
何度かこの手のたぐいの作品をアメリカでは見たと思うが、ドイツ版で見るとは思わなかった。
ドイツらしいというか勤勉な人種というか、なんだかとっても微笑ましくて笑ってしまったのだ。
邦題の通り、今回はラブコメ。ダメ男だとは思わないが、勤勉な男のって感じかな?(爆)

アダムとニナ以外もカップルが登場する。あらすじで書いた友人達がそうだ。
ウルフとリカルダカップルは、すべてに正直な二人。
嘘をつけない(つかない)二人。それはそれで問題あり。
サンドラとシュテファンカップルは、嘘も方便と思っている二人。
しかし、アダムと同じ悩みをシュテファンも抱いていた。
そして、独身主義のカール。
いろんな女と関係を持ちたいから、一定には定めない。

何たってこぞって男4人がその本を読みあさるのがおもしろい!!
書いてある事は、言わずとしれた女性の○○○について。

こういう状態の時は、最高潮になってるとか、その他もろもろ・・・。
そういう現状をやるごとにメモするアダムがいじらしい。(爆)

主人公のアダムを演じたマルコ・ギルントは、「コブラ11 シーズン11」でゲスト出演していた彼だった。(感想記事ここで
なかなかのいい男なので印象に残っていたというか、あの時と同じ服装っぽかったので覚えていたのだ。
あの真面目そうな刑事がこんな感じの男性を演じるとは・・・。楽しかった。(爆)

さて、
目当てのヤン・ゾスニオクはというと、外見どおり、プレイボーイのカールだった。
彼がこれまたいい感じで、かっこいい。

まあ、女性との関係を遊んでいます的な感じがすっごく似合っていた。(爆)
ラストは、アダムとニナの為に一肌脱ぐのもいい感じだったけど。

そうそう、このドラマでドイツ人は結婚前に同棲するのが常識とわかったのだ。
だって、アダムとニナはすでに一緒に住んでいたのだから。
だけどさあ、すでに一緒に住んでいるのだったら、指輪が見つかるのは当然のことだよねえ。
ついでに、その結婚指輪って金だったんだけど、金の結婚指輪も定番かな?

ちなみに、
ドイツ人は結婚指輪を右手の薬指にするそうです。
気をつけて見てみてね♪   

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「ドラゴンの秘宝 ジークフリートの冒険」

2008-07-24 13:28:35 | ドイツ映画&ドラマ

Siegfried 2005年 ドイツ作品

監督 スヴェン・ウンターヴァル・Jr
出演 トム・ゲアハルト ドルカス・キーファー ヤン・ゾスニオク  ダニエラ・ヴィテ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
鍛冶屋のミーナに拾われた、赤ん坊のジークフリートは、成長し、村人から密かに迷惑がられる怪力の持ち主になった。
ある日、森の中で一人の美しい女性に出会い、着ていたドレスの端切れから彼女はお姫様のクリームヒルドだと分かる。夢の中で再び彼女に会ったジークフリートは、結婚したい一心で彼女の住むお城へ出かけた。
そこで、彼女の夫を決める競技会に出場!見事に優勝するのだった。しかし、結婚したくない姫は、王様で兄のグンターに相談する。すると、王様は彼に一つのお使いを頼んだ。それは、とある場所から高価な指輪をとってくるようにという事だった。
ジークフリートは、さっそくその場所へ向かうのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
題名に反して、もの凄くコメディの物語。
なんちゃってジークフリートという感じだろうか?(爆)
主人公のジークフリートを演じた、トム・ゲアハルトは、ティル君の映画「Der Eisbär」でベノ扮する強盗に襲われるハンバーガーショップの店長さん役を演じた人だった。

今回は脚本とかに関わっているので、脚本家としても有名のようだ。

さて、今回は、顔ぶれが見たことある人だらけで面白かった。
お姫様役は、「コブラ11」のシーズン3に出演していた女優さんだった。「攻防!暗号ソフト」という回だ。
(自分の場合は、日本語版が手に入らなかったので、ドイツ語版のDVDで見たのだけど。)
武術が上手い女性刑事レベッカ役をしていたあの方だ。
今回は、可愛くない姫を好演していた。(笑)
そして、これまた「コブラ11」の最新シーズンでアンドレアの後釜、スザンヌ役をしている女優さんがヒロインのアニータ役で出演していた。
あくまでも、ただの偶然なんだけどね。
出演者は、ヤン・ゾスニオクしか調べないから~。(笑)

さて、
そのヤン・ゾスニオク。
今回はお姫様の兄グンター役だった。
見るからに”ゲイ“っぽい装いに雰囲気。おつきには美形くんがおりました。

似合ってるのなんのって!(爆) いや~上手い!と思ってしまったのだった。
彼の出演作品は、コメディものが多いのかと思わせる感じだった。

昨日紹介したシリアス作品の方が珍しいのかも?と思えるぐらいしっくりしていた。

以前見たジークフリートが、大好きなベノ主演の「ニーベルングの指輪」だったので、しばらくその主人公のかっこ悪さに引いていた。(爆)
アレンジによって人物ってこんなにも印象が違うのかとびっくりした。
真面目な歴史作品だと思って見始めたので、相当拍子抜けしたのだ。
邦題ももう少しコメディっぽいのが良い気がしますが・・・。(苦笑) 

誤解して借りないようにね。(笑)

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「パニック・エスケープ 拉致編&救出編」

2008-07-23 10:38:40 | ドイツ映画&ドラマ

Vershleppt-kein Weg zurueck 2006年 ドイツTVスペシャル

監督 ハンスイェルク・トウルン
出演 ヤン・ゾスニオク エレニー・サルーヴァ・ゴンザレス イディル・コネル イーディ・ネブー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
拉致編
2006年、イラク北部。何者かが車を襲い、外国人を拉致していた。その様子をホームビデオが撮影していた。

2006年、ドイツ・ベルリン。教師のサーシャは、翻訳の仕事でトルコへ行く婚約者ユリアを見送りに来ていた。別れを惜しむ二人。
それから、数日後。
サーシャの元に、婚約者が死亡したとの知らせが入る。顔が焼かれた遺体と再会するサーシャ。しかし、うなじにあるタトゥーだけで、どうしても彼女だとは思えない。そんな時に、ふと見たTVでイラクでの拉致の様子が流れていた。そこに、ユリアの姿を発見するサーシャ。さっそく外務省へ彼女を助けるように頼みに行くのだが。

救出編
イラクへ犯人達との直接交渉へ来たサーシャ。だが、滞在先のホテルで何者かに襲われてしまう。そして、ドイツに居る彼の生徒から重要な情報を得る。

自分に近づいてくる人間すべてを疑り始めたサーシャ。いったい、誰が真実を述べているのだろうか?

勝手な感想(自分の思い込み多々)
DVDも2枚に分かれ、3時間におよぶTVスペシャルドラマ。
まったくそんな時間を感じさせないくらい夢中で見入ってしまった作品だった。
謎解きというかサスペンスが面白くって、ラストは、はあ~そうかあと納得だった。

なんたって、主人公のサーシャが、しがない教師なのに、大規模な陰謀に立ち向かっていく姿がすっごく心打たれたのだ。
好きになった女性を是が非でも助け出して見せる男の姿が。

さて、

そのサーシャ=ヤン・ゾスニオク。
「コブラ11」の役柄もそれに近いものを演じていたが、いや~さっきも言ったけど、何の力もコネもない彼が、自分の出来る範囲で犯人に迫っていく姿がなんとも応援したくなる感じですこぶる良かったのだ。

どうして?なんで?という疑問も彼と一緒に抱き、彼と一緒に学んでいくって感じでハラハラして、面白かった。
あのなんとも言えない瞳がいい感じだった。

そうだ、いい感じといえば、彼に情報を提供してくれる彼の生徒くんがまた良かった。
いかにも「コンピューター強いです。」という雰囲気のもやしっ子で、いとも簡単に外務省だかのコンピューターをハッキングしていた。
さらに、自分の身が危険だと分かると頭脳プレイで回避していた。

ネタバレになってしまうので、詳しいラストなどは言えないが、そういう考えというか噂もあるのかと実感した感じがあった。
そうか、奴らはグルになって仕掛けたのかあ~と。
(あくまでもフィクションだけど)

さて、本編とは少しずれるが、
ドイツ人って結婚する前に必ずその相手と同棲するのが常識らしい。
彼が、婚約したとルームメイト(女性)だかに言ったら、「同棲もしないで結婚を決めるなんて、おかしいわよ」と助言していた。
ちょっと自分にはない感覚だったのでびっくりした。
それを裏付けるような作品に、この後出会って納得したんだけどね。

そうかあ、同棲して決めるのかあ~。
いいか悪いかは別としてね。(爆) 

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「フルスピード」

2008-07-22 13:14:19 | ドイツ映画&ドラマ

Vollgas-Gebremst wird spaeter  (フルスピード 悪魔のフル・チェーン2005年 ドイツTVドラマスペシャル

監督 ラーズ・モンタグ

出演 バレリー・ニーハウス ヤン・ゾスニオク ザーシャ・ゲーベル

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ベンは今日も仕事をクビになってしまった。稼ぎがないので家賃も払えず、車いすの友人宅へ居候している。その友人がネットで新しい仕事先を見つけてくれた。早速、面接に行くベン。
大手企業の社長直々の面接に戸惑いながらも見事に採用される。そして、初仕事はその社長夫人を別荘まで車で送る事だった。若いときに車のレースで優勝経験があるベンには、簡単な仕事だった。
だが、社長夫人を乗せた瞬間、車の様子が変になるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
たまたま、CSで見かけたドイツのTVスペシャルドラマ。
ベン役のヤン・ゾスニオクを見ながら、どこかで会った気がすると思ったら、「コブラ11」にゲスト出演したことがある彼だった。
「アウトバーン・コップ アウトバーン・パニック偏 逃亡者」の回で、犯人に妻を誘拐される夫ヤンの役だった彼だ。
(日記掲載記事には、まったく彼の事に触れてませんが・・・。(笑))
なんとも、個人的には珍しく2枚目路線の彼だったので、そのまま気になって出演作品を見たのだった。
空手とバイクが得意だったかな?何かのモデル経験もあったと思う。

物語的には、突っ込み所も多いが、すっごく面白かった
この夫人が誘拐されるのだが、何故かベンが犯人に仕立てあげられてしまうのだ。というのも・・・。乗り込んだ車が改造車で、無理にでも二人が降りようとすると爆破してしまうという仕掛けになっているのだ。本物の誘拐犯は外にいて、二人の様子を監視しているという仕組み。どうにか、車の外の人間に助けを求めたいが、求めたら最後、爆破されてしまうという状況で走り続けるのだ。
緊迫した雰囲気の中面白いシーンも満載で、とっても楽しかったのだ。

さて、
ベン役、ヤン・ゾスニオクといいますと。
運転技術は天下一品だが、それしか出来ない男。

最初は救急車を運転していたベン。理不尽な医者たちに激怒してクビになってしまったのだ。本当は、彼の方がよっぽど正しかったのだけどね。
そんな彼は、夫人を励ましながら、どうにかこの場を脱出しようと試みる。
だが、ことごとく犯人に見破られ危機また危機に襲われる。
ず~と、車の中のやりとりなのだが、意外とハラハラして面白かった。

垂れ目のような彼の目がどうにもお茶目に見えて、そのまま、注目したくって作品を見始めた。

さて、今週は、新しく注目したい俳優に入れた彼、ヤン・ゾスニオクの出演作品を紹介しようと思う。
まあ、簡単に言えば、月に1度のドイツ映画&ドラマ特集ということです。(爆)

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少しだけいいかも俳優 マティアス・ケーベルリン

2008-07-22 12:24:19 | 少しだけいいかも俳優陣

(いいかなと思った作品:ドラマ「サイン・オブ・ゴット」 ステファン役)2019降格

マティアス・ケーベルリン Matthias Koeberlin 1974年 3月28日 ドイツ出身

「サイン・オブ・ゴット」 感想日記
「エクスペリメント」 感想日記
「トルネード 巨大竜巻発生」  感想日記

「トロイの秘宝を追え!」 感想日記
「ビハインド ザ・ウォール ベルリンの壁・最後の脱出 前編:弾圧」 感想日記
「ビハインド ザ・ウォール ベルリンの壁・最後の脱出 後編:体制崩壊」 感想日記
「VOLCANO Episode1:破滅への序曲」 感想日記
「VOLCANO Episode2:咆える大地」 感想日記
「コンクラーベ 天使と悪魔」 感想日記
「ホロコースト-アドルフ・ヒトラーの洗礼-」 感想日記

「U-156 海狼たちの決断」 感想日記
「バンク・イリュージョン」 感想日記


連続ドラマ
「お葬式から事件は始まる 第10話(愛欲の泥沼)」 感想日記
「スカイラインズ-危険なビジネス 第5話 」

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「近距離恋愛」

2008-07-21 17:46:40 | 好きな俳優 ケヴィン・マクキッド

Made of Honor 2008年 アメリカ作品

監督 ポール・ウェイランド
出演 パトリック・デンプシー ミシェル・モナハン ケヴィン・マクキッド シドニー・ポラック

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
プレイボーイのトムは、自分でルールを決めて女性との関係を楽しんでいた。その話をいつも聞いてくれていたのが親友のハンナだった。
彼女とは10年前にベッドを共にしそこねた仲。

ある日、仕事の関係で6週間スコットランドへ出張したハンナ。彼女がいない事に、思った以上にめげるトム。彼女が帰国したら自分に正直に告白しようと決意をするのだが、帰国した彼女は婚約者コリンを連れていた。非の打ち所が無いコリン。
そして、ハンナから花嫁付添人を頼まれてしまう、トムだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
デンプシーさん効果で公開になったこの映画。
幸いにも自分の住んでいる田舎の映画館までも公開してくれたのだ。
感謝、感謝、デンプシーさん。(爆)

どうがんばっても、どう憶測しても、結果は分かりきっているラブストーリー。
デンプシーさんに軍配が上がることはわかりきっているのだが、ついつい見入ってしまった作品だった。


さて、
目的はもちマクキッド。ハンナの完璧な婚約者で、スコットランドの公爵コリン。
公開前から、楽しみで楽しみで仕方なかったich。

いったいどんな完璧な男性になるのだろうか?と。
意外と紳士が似合うマクキッドだった。
頼もしいし優しいし。
変に公爵ぶるでもなく、変に気を使う訳でもなく、本当に女性の理想の王子様像だった。
気がつけば彼女とキスしてるコリン。
相変わらず、キスシーンはスマートではないが、情熱的で素敵だった。
そうそう、素敵といえば、彼の歌のシーンだ。
パンフレットに書かれていたが、初めは詩の朗読だけだったそうだ。

しかし、彼の歌声を聞いた監督が歌を歌わせたとか。
本当に素敵な歌声で、もう少し聞きたかったぐらいだ。
もともと、大学行きながら演劇とバンドをしていたはずのマクキッド。

こんなに上手だったらもう少しそれ関係の映画に出てもいいんじゃないかな?

本当にうっとり感動するぐらい上手かったぜ!

スコットランドの風景や、マクキッドのキルト姿ももの凄く嬉しかった。

やっぱ似合うよねえ、地元だから。
もう少し、コリンとハンナの熱烈な感じも見たかったなあ。
キスシーンだけじゃなくってさ。

ラストもパターンだったけど、教会のあのラストのシーンは、デンプシーファンには申し訳ないくらいスカッとした。(爆)
そうでもしないと、かわいそうだよコリンがさあ。

だって、二人を・・・する道化師じゃん!
二人の仲を暗示するような寂しそうな眼差しがすっごく心撃たれた。
コリンは半分分かっていたんだろうねえ。(あくまでも憶測)

最後に、何故にスコットランド人というかイギリス人とバスケって似合わないんだろう。
ダンクシュートをしてたけど、背が高いと誰だって出来るんじゃ~と思ったのはichだけだろうなあ。(爆)

コメント (2)
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「スピード・レーサー」

2008-07-18 12:51:44 | 好きな俳優 ベンノ・フュアマン

Speed Racer 2008年 アメリカ作品

監督 ウォシャウスキー兄弟 
出演 エミール・ハーシュ ジョン・グッドマン スーザン・サランドン クリスティーナ・リッチ マシュー・フォックス  真田広之 ベンノ・フュアマン クリスチャン・オリバー モーリッツ・ブレイブトロイ ラルフ・ハーフォース ヤナ・パラスケ マーク・ツァク ヴィツェンツ・キーファー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
レース中に亡くなった兄レックスの面影を追いながら自らもレーサーになったスピード・レーサー。大会で優勝した彼の元にローヤルトンがスカウトにやってきた。充実した設備と最先端技術に心を動かされたスピードだったが、今まで通り父親の経営するレーサー・モーターズの元でレースを続ける事にした。
だがその事により、スピードは、ローヤルトンを敵に回してしまう。
そんな中、レースの不正を暴こうとディテクター警部とレーサーXが、スピードに協力を求めやってくるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
やっと公開のこの映画。
ドイツ人俳優目白押しの感じでその点はすっごく楽しかったし、嬉しかった。

オリジナルのアニメ世代ではないので、どの程度同じでどの程度オリジナルが入っているかが分からないが、登場人物が多すぎて誰がどの所属でどんな考えで本当はどうしたいのか、というのがあまりよく伝わって来なかった。
なので、
物語が薄っぺらい気がした。
CGを重視してしまうとそうなってしまうのか、脚本の作りだと思うけども、あれだけの役者を揃えておいてとてももったいない気がしたからだ。

さて、それでは、お目当てのドイツ人俳優達を。(笑)
まずは、
オリバー君=スネーク・オイラー役。


のっけから登場してくれて、嬉しすぎて咳き込んだ!(爆)
「コブラ11」のヤンの雰囲気はいずこへ?という感じにまったく違った1面を見せてもらえた。楽しそうに演じていた悪役。

ついでに、車からコブラを出したひにゃあ~あんた!もう個人的に壺で楽しかったのだった。(ただの偶然だよねえ)

モーリッツ君=グリーン・ゴースト役。


後半に登場。スピードの敵レーサーですが、あっさりいずこへ?(笑)

ラルフ・ハーフォース=ジャック・“キャノンボール”・テイラー役。


前半ちょっとと後半ちょっとの登場。
貫禄ある落ち着いた悪役をいつもながらに演じていた。
雰囲気めっちゃあってるし、う~んいい感じ。

そして、

本来の目的のベノ。あらすじにも書いたディテクター警部でした。
後半になって、やっと登場。(長いよ~出てくるまで)

あのスタイルはいいよねえ。
落ち着いてる雰囲気がスッゴク素敵だったし、めっちゃかっこよかった。
演出上アップもあったり、台詞もあったりして、良かったのだが、

もう少し、何かもう少しして欲しかった。
だって、スピードに頼むだけだったんだもん。(爆)

カーレースの様子はDSゲーム「マリオカート」かと思えた。(爆)
日頃、実際の車が飛んだり爆発したり回転したりというシーンを「コブラ11」で見ていたので、車が飛んだり跳ねたりの映像にさほど驚きも感動もなかった。
さらに、
映像がごちゃごちゃしている印象が強く、誰が何処を今走っていて、スピードに誰が何をしかけているのかさっぱり追いつけなかったのだった。

アニメの実写だと思えば満足いくものなのかもしれないし、これはこれで素晴らしい映像だと思う。
しかし、どうも自分には合わなかったようだ。
1度見れば満足いく映画。

なんだか、外国の興行収入が思ったほど伸び悩んだ感じが分かる気がしたのだった。
(本日は辛口で、ごめんなさい。勘弁してね♪)

最後に真田さん!
もうちょっと出演させてあげて~!(叫び)

コメント (4)
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「Nackt」

2008-07-17 12:00:50 | 好きな俳優 ベンノ・フュアマン

Nackt (直訳=裸) 2002年 ドイツ作品日本未公開

監督 Doris Dörrie(ドリス・ドリエ)
出演 Heike Makatsch(ハイケ・マカッチ)  Benno Fürmann(ベンノ・フュアマン)  Jürgen Vogel(ユーゲン・フォーゲル) Alexandra Maria Lara(アレキサンドラ・マリア・ララ) Mehmet Kurtulus(メーメット・クルトゥルス) Nina Hoss(ニーナ・ホス)




勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
土曜の夜に3組のカップルが久しぶりに集まって夕食会をする事に。
エミリア(Emilia)とフィリックス(Felix)は、財政的に苦しく、そのことで最近はケンカばかり。その為に今は別居状態。
ディラン(Dylan)とシャルロット(Charlotte)は、彼らとは正反対に財政的には裕福になったのだが、何となくぎくしゃくした毎日を送っている。
アネット(Annette)とボリス(Boris)は、未だに仲むつまじい。
そして、3組の夕食会が始まった。
持論を言い続けるシャルロットに対して反発するディラン。
そこで3組はシャルロットの持論を検証する事にした。
「裸を触るだけでは、相手が分からない」というシャルロットに対して、ディランは絶対に当てられるというのだ。
アネットとボリス、ディランとシャルロットのカップルが裸になり、目隠しをして互いに相手を探し始める。すると・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
ベノを本国で有名にしたのは、この映画という感じによく引き合いに出てくるのがこの作品。
だったら日本でもDVD化を願うばかりなのだが。

殆どがこの夕食会の風景。
食事をしながら討論しているので、語学が皆無な自分にはとうていその内容は分からない。
ドイツ語字幕がついているが、何しろ無理なお話でして。(^_^;)
なので、見た感じの印象で内容を書いているので間違ってたらすみません。
勘弁してください。

おしゃれな感じの恋愛模様で、裸でのシーンはそんなにいやらしくもない。
互いのパートナーの良さを再認識するという感じではあるので、マンネリ化した男女の大人の恋愛話という印象を受けた。

ベノは、ハイケ・マカッチ演じるエミリアの相手のフィリックス。
彼女はドイツでは有名な女優さんであるようで、ティル君主演の映画「Maennerpension」に出演していたし、最近お見かけした映画だと「ラブ・アクチュアリー」でアラン・リックマンを誘惑していた女性ミアという役で出演していた。

彼らのカップルは裸になった二組を冷静に観察している感じだった。
フィリックスはこのカップル同士に少しいたずらを仕掛けるちょっとお茶目な感じの男だったけども。
エミリアにはその子供っぽさというか、楽天的な感じの(そう見える)彼に嫌気がさしているようで、しかし、フィリックス自信は、あまりその事に気がついていない様子。

彼女の心情も分かる気がした。(笑)
端から見ればお茶目で可愛い感じの男性だが、実際自分の彼だったら、エミリアと同じように怒っていたと思うのだ。
そういえば、
歌を彼女の為に歌ってくれたのだが、なんだかとてもいい感じだった。
なかなか歌も上手いベノだったし。かっこよかったし。


他のカップルも魅力的で良かったが、持論を唱えるシャルロットにほとほと腹が立った。ドイツ語で内容が分からないのにだ。あ~いう女はどうもダメだ。(爆)

ドイツ映画を見ていくと何作かに1作ぐらい彼らに出会う。
「トンネル」にも出演しているメンバーがいるのでチェックしてみてくれ。

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「‘Ne guenstige Gelegenheit」

2008-07-16 11:50:19 | 好きな俳優 ベンノ・フュアマン

Ne guenstige Gelegenheit (直訳=こりゃいい機会だ) 1999年 ドイツ作品日本未公開

監督 Gernot Roll(ゲルノット・ロル)
出演 Benno Fürmann(ベンノ・フュアマン)  Armin Rohde(アーミン・ローデ)  Rebecca Immanuel(レベッカ・イマヌエル)  Herbert Knaup(ヘルベルト・クナオプ)


勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
キャンプ場に住んでいるゴスベルト(Gosbert)は、“大人のおもちゃ”を売る為に売春宿へ行った。偶然にも、客が心臓発作で死んでしまい、困っている売春婦シャルロッタ(Carlotta)の部屋に出くわしてしまう。その客が持っていた現金につられて、彼女と共にその客の死体を隠すゴスベルト。
そして、翌日、彼が泊まっていたホテルへ行き、友人のアボ(Abo)と共にその客の車を盗み出した。だが、そのトランクの中にはすでに先客が・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
ベノ出演の映画で、日本語版にして欲しい作品第2弾!(笑)
彼出演のコメディ。
後味もよくて面白い映画だった。

この車のトランクにいた人が大手企業の方らしく、その企業に身代金を要求するゴスベルト、アボ、シャルロット。

でも、その企業は共同経営だったので、これをいい機会に誘拐された男を抹殺したい企業側。そして、実は死んだ男はギャングで仲間と共にこの誘拐計画を立てていた。それに、ゴスベルトには、金を渡さないといけない連中がいて・・・。
そんなこんなが入り乱れての展開。
いつもながら語学が皆無なので細かいいろいろは分からないが、話全体はわかりやすかったので、十分楽しかった。
(詳しい内容は、こちらのサイトをご覧下さい。↓
http://www.japan-art-design.de/film/film06.htm#108

主人公のゴスベルトが、ベノ。
どうしようもない、なさけない男だけど、なんかとても愛らしかった。

気の弱い、人の良さそうな感じが、とっても新鮮で、すっごく素敵だった。
客の泊まっていた部屋で嬉しそうにお風呂に入ったり、トレーラーハウスが寒すぎて、洗濯物が凍っている中、寝てたり。(何故か薄着で・・・)

そのハウスは、ガス漏れで壊れたりして、めっちゃ面白かった。

そうそう、ギャング達にボートごと沈められていたのには、ハラハラした。
シャルロッタが駆けつけて助けてくれるのだが、その時に彼女が人工呼吸を始めると・・・という、ベタだけどお約束も良かったなあ。
キスしようとして、殴られちゃったり、本当にお茶目で魅力的なゴスベルトだった。

もの凄く気になる建物があった。
それは、最後に身代金を受け渡す場所なのだが、


ティル君主演の映画「レボルーション6」の落ち葉が敷き詰められていた場所にすっごく似ていたのだ。
今回は、落ち葉がまったくなかったが、妙に天井の感じが似ていた。
あれって何かの工場跡?う~ん、分からん。

ドタバタコメディでベノファンでなくても楽しめる作品だと思う。
だから、日本でDVD化して欲しいなあ。
でも、コメディって日本でDVDになる率って少ないんだねえ。
何故だろう?国民性かしら?(@_@)

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「Wolfsburg」

2008-07-15 10:03:10 | 好きな俳優 ベンノ・フュアマン

Wolfsburg (直訳=地名:ヴォルフスブルク) 2003年 ドイツ作品日本未公開作品

監督 Christian Petzold(クリスチャン・ぺゾルド)
出演 Benno Fürmann(ベンノ・フュアマン)  Nina Hoss(ニーナ・ホス)

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
自動車ディーラーのフィリップ・ガーバー(Philipp Gerber)は、車を運転中に携帯電話で恋人とケンカをしていた。ふと、足下に落ちてしまった携帯を拾おうとして、前方から目線を離した瞬間、何かにぶつかった感触をもったフィリップ。案の定、自転車に乗っていた少年を引いてしまったのだ。だが、怖くなったフィリップは、その場を去ってしまう。
一方、ローラ・ライザー(Laura Reiser)は、勤め先に警察官が現れ、息子の事故を知らされる。病院へ駆けつけた彼女。幸いにも意識を取り戻した息子だったが、病状は急変し、死んでしまう。ローラは、独自で犯人捜しを始めるが、なかなか犯人が発見出来ない事もあり、自殺を図ってしまうのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
「スピード・レーサー」の公開を記念して、やっとベノの作品が掲載出来るだけ集まったので、今週はベノ主演の未公開映画を中心に紹介する事に。

ベノの未公開作品の中で一番見たかったのがこの映画。
あらすじを読んでスッゴク興味が沸いたのだ。

ひき逃げをしてしまった男が、その被害者の家族と交流をもってしまったら~という内容だったから。
ローラの自殺を偶然にも発見して助けて出すフィリップ。

彼女と彼はそのまま何か惹かれあうものを感じて・・・。

バックミュージックもなく、淡々と物語は展開していくのだが、何故か目が離せなくなってしまうのだ。
フィリップは彼女に告白するのか?それともこのまま・・・。
なんとも面白いというか、切ないというか、いろんな感情が生まれた作品だった。


ベノはもちろん、主人公のフィリップ。
恋人との挙式を海外で挙げて帰って来るのだが、少年が事故死した事を知って、戸惑う男を演じている。

はたから見れば、わがままな自分勝手だと思われる男なのだが(ひき逃げを隠しながら、ローラに罪の意識から親切にしていくのだから)ベノだとそんな男でも何故か許せてしまう気になってしまう。
彼の苦悩の表情が切なくさせるからだけど、なんともかっこいいいい感じなのだ。
なんとなく、事情を知らないローラが彼に惹かれてしまうのも分かる。
あんなに親切にしてくれたらねえ。

ラストは納得いく感じだった。それでいいんだよって思ってしまったし。

今からでもいいから日本語版を出して欲しいなあ。

そうすれば、もっとベノの魅力が分かると思うんだけどねえ。

本国ドイツでは、カリスマ俳優なんだから。(笑)

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「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」

2008-07-11 12:57:01 | 好きな俳優 ハリソン・フォード

Indian Jones and the Kingdom of the Crystal Skull 2008年 アメリカ作品

監督 スティーブン・スピルバーグ 
制作総指揮 ジョージ・ルーカス
主演 ハリソン・フォード カレン・アレン ケイト・ブランシェット シャイア・ラブーフ ジョン・ハート レイ・ウィンストン

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1957年、米国、ネバダ州。
ソ連兵のイリ-ナ・スパルコに拉致された考古学者のインディアナ・ジョーンズは、友人のジョージ・マクヘールと共に大きな格納庫の前に立たされていた。この膨大な木箱の中から1つの木箱を探し出せというものだった。
見事に発見し、その場の脱出に成功したインディ。
コネチカット州でいつものように教壇に立った彼だったが、FBIから疑りを掛けられ、トラブルを避けたい大学側から解雇を言い渡される。
この地を去ろうと列車に乗り込んだインディに一人の青年が声を掛ける。
彼の名はマット・ウィリアム。母親から手紙を預かり、ジョーンズ博士に渡すように言われたというのだ。そして、叔父の様な存在のオックスリーを助け出して欲しいという。
インディは、まずその手紙の解読から始めるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
またもや、かなりの長文です。(爆)

待ってましたインディ!
まあ、月日が流れすぎてむっちゃ心配してましたが、(公開されるかいなか、アクションは大丈夫か、などなど)なんのなんの蓋を開ければ
すこぶる面白いじゃないですか!!
スピルバーグ曰く「インディ初心者でも楽しめるように」という事で、シリーズを見なくても十分話にもついて行ける構造にはなっているが、やはり見直して見に行って正解だったと実感した。

だって、オープニングの倉庫の中には、“あれ”が納められていたし、このマット君はやっぱり~と思ったけどそうだったし。
父ヘンリーの写真とか、マーカスの肖像画とか、このシリーズが大好きな人にもクスっと楽しめる要素が満載だったからだ。


あ~出来ればもう一度映画館で見たいよう~。

物語はいつもの事ながら単純明快。このクリスタル・スカルを発見し、ある場所へ向かうとある膨大な宝が手に入るというものなのだ。
そして、今回のキーパーソンは、このオックスリーさん。
彼がいい感じで謎めいているから面白い。

さて、
我がヒーロー、インディ。
オープニングの立ち姿に一瞬不安がよぎったが、動けばインディその人だった。

良い具合に歳を取ったインディ。
昔のようにがむしゃらに冒険を続けている感じがないのが良かったね。
そして、要素、要素に年月を漂わせる感じが好きだ。

初めのムチを使っての渡るシーン。
昔だったらす~と行けるのに、あれまあ、ブランコになってしまって着地に失敗。
さらに「昔は若かったからこれぐらいは倒せたけど」と何人もの兵士の前であっさり手を上げるインディ。
でもねえ、
いざというときはやっぱインディな訳さ。

そういえば、若手のマットもがんばってましたね。

フェンシングという下りがあったので「む?」と思っていたら見事に見せてくれました。

個人的にはやっぱりマリオンの存在が嬉しかった。
これまたいい感じに歳を取ったマリオン。

だけど、男勝りの美人さんはそのままでした。
あ~マリオン。ラストもすっごく嬉しかったよ~。

一番心配していたフォードのアクションもなかなか大丈夫でした。
それに物語もまあまあ良かった。
ちょと引っかかりがあるオチだけど(ネタバレになるのでここでは話せないが)最後にそれを見せなかったのは個人的に特典が高かったぜ。

一つだけ現代のスピルバーグらしいなあと思ったのは、ある実験の場面。
インディの取った行動どうこうではなく、そのシーンをわざわざ入れた事に違和感があったのだ。
なんだか風刺が効きすぎて個人的には重かった。
単なる娯楽を作ってくれたんじゃなかったのか~と。少々がっくり・・・。

あまり期待しないで見ようと、いろんな情報をシャットアウトして見に行ったich。
一つの事柄はやっぱりねえと思ったが、後は断然面白かった。

インディ復活!!
だけど無理しないでくれ。

次世代に受け継がれてもいいのだけど、
受け継ぐ奴が彼って言うのが個人的に不安を感じるのは、やっぱ自分だけかな?
というか俳優の好みの問題かも?(爆)


誰かさんのお気に入りらしいんだけどさあ~。(苦笑)

コメント (2)
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「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」

2008-07-10 11:22:41 | 好きな俳優 ハリソン・フォード

Indian Jones and the Last Crusade 1989年 アメリカ作品

監督 スティーブン・スピルバーグ
制作総指揮 ジョージ・ルーカス
主演 ハリソン・フォード ショーン・コネリー アリソン・ドゥーディ ジョン・リス=ディヴィス ロナルド・レイシー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1912年.12歳のインディアナ・ジョーンズは、ボーイスカウトで行った洞窟で、コロナドの十字架を盗みだそうとしている盗賊から十字架を奪った。しかし、まだ少年だった為に逆にインディが、泥棒だとされて、取り上げられてしまうのだった。
そして、1938年。インディは、再びその十字架を手に入れる事が出来たのだった。
そんなある日の事。いつものように教壇にたっていると、大富豪のウォルター氏からある宝物を探して欲しいとの依頼を受ける。それは、自分の父親ヘンリーが長年研究していたものだった。偶然にも自分の手元に父親から手帳が届いていた。さらに、彼を訪ねると部屋が荒らされている状態。インディは、ウォルター氏の依頼を受けると共に、ヘンリーの行方を追うのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
公開時に映画館へ見に行った作品。
大きなスクリーンでインディを見たのは、これが始めてだった。
あの音楽が流れて来たときはむちゃくっちゃ嬉しかったが、

しばらくの間、シリーズとおしてこの物語は好きではなかったのだ。
期待が大きすぎたのかもしれない。

ついでに、前回どうようのジェットコースタームービーを期待していたからかもしれない。
今回見直せばなかなか面白くていい感じだったのに、当時は何を思っていたのだろうか?

コネリーのおとぼけぶりが許せなかったのか?(今見たらむっちゃいい感じなのに)さらに、あのヒロインがどうしても嫌だったからか?
彼女には、2年前に再会した。
これまた冒険活劇でスウェイジ主演のTVスペシャル「キング・ソロモンの秘宝」である。
ず~とお目に掛かっていなかったのに、彼女だとすぐ気がついた。
それほどまでにこの映画の時の印象が強烈に残っていたという事だと思うが。

物語はキリストが最後の晩餐で使い磔にされたキリストの血を受けた聖杯を探すというもの。

その研究を長年していたのは、インディの父親ヘンリー。
この人物を演じたのがショーン・コネリーとなる。
実は今では有名な話だと思うが、フォードとコネリーはさほど歳が違わない。12歳だけなのだ。冗談で、コネリーだったらその歳で父親になれるだろうなんて言っていた事を思い出す。(爆)

なんたって今回の見せ場は、ラストの聖杯を取りに行くシーンだろう。
考古学者的な頭脳と、冒険家という運動神経でインディは見事にその場所へ行く。
はらはら、どきどきしながら、父親ヘンリーと共にあの謎解きの言葉を発した事は言うまでもない。

ジュニアといつも呼ぶヘンリーに最後名前で呼ばれて嬉しそうだったインディ。
だけど、その名前は・・・。

インディの幼い時をリバー・フェニックスが演じている。
彼の事は苦手だったので(さらに長髪だったし)なんで彼なの?と思った事を思い出した。
ちなみにTVシリーズは、ショーン・パトリック・フラナリー。
どっちにしろ、昔のインディってお坊ちゃんみたいだったって事かも?
今じゃあごっつい感じなのですけどねえ。

さて、3作品見直していよいよ最新作となる。
見直して良かったと個人的には思った。
その理由は明日話す事にしよう。(笑)

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「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」

2008-07-09 13:42:09 | 好きな俳優 ハリソン・フォード

Indian Jones and the Temple of Doom 1984年 アメリカ作品

監督 スティーブン・スピルバーグ
制作総指揮 ジョージ・ルーカス
主演 ハリソン・フォード ケート・キャプショー キー・ホイ・クァン(ジョナサン・キー・クァン) アムリッシュ・プリ リック・ヤング

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1935年、上海、クラブ「オビ・ワン」。
考古学者のインディアナ・ジョーンズは、上海マフィアのボス、ラオ・チェイとヌル・ハチの遺骨を巡り、取引をしていた。取引の途中で、不覚にも彼らから毒を盛られたインディは、解毒剤を手に入れようと死闘を繰り広げる。その場に居たクラブ歌手ウィリーを巻き込みどうにか解毒剤を手に入れ、クラブを脱出し、助手の少年ショートラウンドと3人で上海を飛び立ったインディ。でも、乗り込んだ飛行機は、またもやラオ・チェイの息が掛かったものだった。
飛行機は墜落。しかし、奇跡的に助かった3人を迎えたのは、老人のシャーマンだった。
彼が住む村ではシバリンガと呼ばれる聖なる石が盗まれ、子供達が連れ去られてしまったと言う。そして、インディに命からがら逃げてきた少年が助けを求めるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
今回は長文である。
なぜなら、

今まで見た映画の中で最高傑作だとichが自負しているのがこの作品だからだ。
この映画に出会った事で映画の素晴らしさを知り、映画マニア(中途半端だけれども)への道を進み始め、現在の自分があるのだから。

人生の岐路に立つ度にこの映画を見てがんばってきたich。
何度となく、あのテーマソングで救われた事か。

シリーズ通して異端な作品であり、制作したスピルバーグなどはあまり好きではないと言っているのだが、
個人的にはもの凄く大好きで大切な作品であるのだ。

ジェットコースタームービーと言われるこの映画。
次から次へと話が展開していき、息もつかせぬスピードであっという間にエンディングへと誘うのである。

映画はあくまでも娯楽。

エンターティメントという感性がすっごく出ている作品だと思う。
こんなに映画って楽しくて面白いものなのだと実感させられる。
今現在、何度となく見てもそう思う。素晴らしい作品だと自分は思うのだ。

物語は前回同様単純明快。
村にあったシバリンガをパンコット宮殿(盗んだ人物が居る場所)からインディが盗み出すというお話。
しかし、
今回のインディはとっても人間臭い感じがするのだ。
オープニングから毒を盛られたり、カリの血を飲まされ人格が変わってしまったり。

考古学者的な知的な面は控えめだが、
ヒーローでも一人の人間なのだという描き方が大好きだったりするのだ。
そして、

忘れてならないのが相棒のショートラウンド。
少年だけどしっかりとインディとの友情、絆があるのだ。

人格が変わってしまったインディにたいまつの炎を押し当てるシーンは何度見てもじ~んと心を打つ。

ショーティが目に涙を浮かべ
「Indy、I Love you !」
(インディ、好きだよ)
「Wake up ! Indy. You’re my best friend.  Wake up、 Indy !」
(目を覚まして!インディ。おれの親友だろ。目を覚まして、インディ!)
by DVDより

と叫ぶのだ。
それまでジョーンズ博士と呼んでいたのに、この瞬間からインディと叫ぶ。
それに答えるインディもめっちゃ素敵なのだ。正気に戻ったよというあのウインク。

すげ~かっこいい!!
(重症ですので)


忘れてならないのが、トロッコチェイス。
今見たらとんと特撮が分かるのだが、当時は画期的だったのだ。
初めて見たのはビデオレンタル時。その後は、TV放映を録画したものを何度も何度も見ていた。

ので、久しぶりに字幕で見て、ショーティの声にびっくりしたのだった。(爆)

昆虫の絨毯とか、大橋のシーンとか、異色の食事会とか、まだまだ言いたい事は山ほどあるが・・・。

是非、まだ未観賞の人は見て頂きたい。
スッゴク面白い最高傑作(個人的に)な作品だから。

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「レイダース 失われたアーク(聖櫃)」

2008-07-08 10:25:05 | 好きな俳優 ハリソン・フォード

Raiders of the Lost Ark 1981年 アメリカ作品

監督 スティーブン・スピルバーグ
制作総指揮 ジョージ・ルーカス
主演 ハリソン・フォード カレン・アレン ジョン・リス=ディヴィス ロナルド・レイシー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1936年南アメリカ。考古学者のインディアナ・ジョーンズは、「チャチャポヤンの戦士」の神殿に宝物を求めて助手と共に侵入していた。数々の難関を乗り越え、神殿を出てきたものの、ライバルのべロックにその宝を取り上げられてしまう。
大学に戻ったインディは、アメリカ政府から、ヒトラーが血眼になって探している「アーク(聖櫃)」を彼らよりも先に発見してくれとの依頼を受ける。
そこで、インディはその隠された場所を示している「ラーの杖」のメダルを持っているであろう恩師アブナー教授に会いにネパールへ向かった。それは、彼の娘マリオンとの再会も意味する。案の定、マリオンはインディに会うなり彼を追い出してしまうのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
現在大ヒット中の映画「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」を記念して、今週はこのシリーズを掲載する事に。
「スター・ウォーズ」と同様、個人的に大・大・大好きなこの映画。

初めて見たのは初TV放映の時だった。

映画の雰囲気や、作品的にはすっごく面白かったが、主人公がイマイチだなあ~と思った事を未だに覚えている。
フォードに惚れたのは「スターウォーズ 帝国の逆襲」のTV放映時だったので、まだこの時は眼中になかったのだ。

それに、
どう見ても運動神経が鈍そうなフォード。(爆)
フォード自身はもやしっ子(今じゃあそう表現もしませんかね)だったという事で、あまり運動はしなかったようだ。
だいたい、
オープニングの走り方で分かるよなあ。スマートじゃないんだから。(苦笑)

見直してみて初めて字幕でみたような気がした。
見るたびにTV放映だったので全編吹き替えだったのだ。
なので、
カレン・アレンの声にちょいとびっくりした。

物語はアークを巡る争奪戦。単純明快なストーリー展開なのだ。
しかし、そこが面白い。
取ったり取られたりの攻防戦。

アークを発見するまでの考古学者的な知的な面も出ていて、すっごくうきうきわくわくさせてくれるのだ。

最初は印象が悪かったインディだけど、
フォードが演じるインディが最高にいい感じなのだ。
不器用な男という雰囲気がにじみ出ている。

何たってカレン・アレン演じるマリオンとの関係がスッゴク素敵なのだ。
かつての恋人同士だった(?)二人。
マリオンは会うなり、邪気に扱う。
しかし、
必死にアークを取り戻し、彼女を助け出して、傷ついたインディをマリオンは優しく介護する。
その時の二人の関係がなんともいえないがすっごくチャーミングでいいのだ。

さて、アクションの切れがあまりよくないインディだけど、それは考古学者(ガリ勉だった)という事で少しインディの印象を修正したich。(爆)

シリーズ通して、女性キャラの中で一番好きなのがこのマリオン。
最新シリーズでも再登場してくれてると聞いたときは飛び上がって喜んだ。
めっちゃ可愛いマリオン。
男勝りの美人さん。

う~ん、あの感じがいいんだよ。

再登場が今から楽しみだぜ!

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「Kept」

2008-07-04 13:50:27 | 2000~2010年代 映画

Kept (覗き窓 シークレット・ゲーム) 2001年 アメリカ作品



*日本語版があるのを知らずに、英語版を見た印象での感想です。

監督 George Santo Pietro
出演 Ice-T  Michelle von Flotow  Yvette Niper  Cal Bratlett  Christian Oliver  

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
殺人事件が発生する。NY警察のエブリとチャックはその担当になり、殺された男性は殺される前にある女性と関係を持っていた事を突き止める。
一方、学生のカイルは、建築会社のインターン募集に見事に合格し、その会社に勤める事になった。
そして、そこの社長夫人バーバラに気に入られ、彼女の部屋まで招かれる。そのまま彼女と関係を持ってしまうカイル。
実は警察が追っていたある女性とはバーバラの事だった。そして、殺された男性はカイルと同じくその会社のインターンだった。
カイルは、第2の犠牲者になってしまうのだろうか?

勝手な感想(自分の思い込み多々)
この作品を見ながら思い出したのは、エロティックサスペンスというジャンル。
この作品はそうかもしれない。バンデラス出演映画「ストレンジャー」や、映画「氷の微笑」とも似ているが、この2作品よりも高度なサスペンスでないのが残念な事だった。
なんたってオチが・・・。
話の展開もなかなか遅くて、何度も眠ってしまった。
それでも必死に見た結果があれだ。(爆)拍子抜けしたのはいうまでもない。
英語字幕で見たが、語学が皆無なので、細かくは分からない。
字幕がついたら少しは印象が変わるかもしれないけどね。
まあ、ともかくオリバー君が意外と主要人物で出番が多かった事だけは救いだが。

さて、そのオリバー君。インターンのカイルだった。
田舎の子なのかドイツ人という設定なのか分からないが、服装がどうも微妙。
そう思っていた矢先に服をまるまるタンスごと入れかえられていたので、やっぱり~と思ったのだった。
(ちょっと余計な事するなよ~見たいに怒ってはいたけれど。)
やはり、服装を変えたら、一段といい男になっていた。
彼のラブシーンを見たのは2回目。
「コブラ11」の時に最終回だけ見せてくれたが、今回は目白押し。(爆)
何故か肉体を披露してくれても、さわやかな雰囲気を感じてしまう。
(いい体つきはしていたが)
個人的な彼のイメージが強いからかな?それとも、ヤンのイメージが抜けないからかな?と思ってしまう。
悪い言い方になってしまうが、男の色気を感じないというか、いやらしさがまったくないというか。(苦笑)

そうだ思い出した。
何かの口論になったときの声が妙~に高かった。(笑)
やっぱり、母国語じゃないからかな?

週の初めにも言ったが、いよいよ「スピード・レーサー」が明日公開される。
(しつこいかな?)
彼は敵役のレーサーSnake Olier。
車から蛇を出すようだ。
蛇=コブラ?=コブラ11?=ヤン?(爆)
只の偶然だと思うがやけに個人的に壺で面白い。

さあ、確かめに映画館へ行かなくちゃ!!(笑)

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