This Beautiful Fantastic 2016年 イギリス作品
監督 サイモン・アバウド
主演 ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ トム・ウィルキンソン アンドリュー・スコット ジェレミー・アーヴァイン
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
今日もきちんと家の点検をし出勤するベラ。図書館に出勤すると館長さんに叱られてしまった。これで何度目かの遅刻。
さらに、ふと来た家主からは、庭の手入れが滞っているとし、1ヶ月以内に綺麗な庭に戻さないと出て行かせると言い渡されてしまった。
植物が大の苦手なベラ。
がんばって植物を切り始めると、隣の偏屈な老人アルフィーが苦情を言ってきた。
それでもと思い、庭の手入れの助言を求めようとベラがアルフィーを訪ねると、頑なに冷たい態度をとるばかり。ちょうどそこへ、専属コックのヴァーノンが現われ、突然辞めると言い出し、ベラの家に転がり込んできた。
彼は、庭は手伝えないが、料理なら手伝えると家事全般を補ってくれた。
すると、食事に困ってしまったアルフィーが、自分の分も一緒にヴァーノンが作ることを条件に手伝いを引き受けてくれた。
ちょうどその頃、図書館でも出逢いがあったベラ。
発明家のビリーは、館長の目を盗んでは、規則違反を繰り返し彼女をハラハラさせるのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
個人的には、こういうハートフルなお話は大好物。久々にほんわかさせてもらった。
こだわりが強いベラ。
何となく、彼女の気持ちが分かる気がした。そして、植物が苦手なのも共感が持てた。
本当、嫌なんだよなあ。
個人的には、草花というよりも、それに取り憑く虫類なんだけども。(~_~;)
舞台がイギリスだし、ガーデニングのお国柄だものな~と妙に納得したのでした。
見始めて戸惑ったのが、アンドリュー・スコットが演じる、ヴァーノン。コックというか、家政婦というか。
今までの彼の印象が「SHERLOCK(シャーロック)」のモリアーティだったので、こんな優しい役もあるんだ~と感心したのでした。
そして、昨年、おしくも亡くなられた、トム・ウィルキンソン。偏屈だけど優しいアルフィーを貫禄の名演技でした。
それでは、目的のアーヴァイン君はと言いますと。図書館に来る発明家のビリーでした。
後に、ベラと親しくもなるのですが、メガネ姿が似合っていたのでした。
彼もちょっと変わった男子だったんですけどねぇ~。アレには、ちょっとびっくりでした。そのオチもびっくり。
しかし、上手に演じておりました。
詳しくはネタバレになるので、言い出せませんけども、気になる方は是非に。
可愛い物語が好きな方は、お薦めです。
The Woman in Black 2: Angel of Death 2015年 アメリカ作品
監督 トム・ハーパー
主演 フィービー・フォックス ジェレミー・アーヴァイン ヘレン・マックロリー
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
第二次大戦下のロンドン。戦争で親を亡くした孤児達を預かっている教師のイブとジーンは、ロンドンが危険な為に田舎に疎開することにした。
湖が近くにある古ぼけた大きなお屋敷「イルマージュの館」にやって来たイブ達。
到着したその時から、彼女は誰かがいる気配を感じていた。子供達の中でもエドワードは、いつの間にかこのお屋敷にあった人形を大事に持つようになっていく。
ある日、そのエドワードをからかったトムが、行方不明になり、お屋敷の外でと遺体となって発見される。
イブは、お屋敷の異様な雰囲気を調べる為に、お屋敷の地下を探索するのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
英国の女流作家スーザン・ヒルのベストセラー『黒衣の女 ある亡霊の物語』を映画化したゴシック・ホラーの続編。(by allcinema )
前編があるようだけど、思い切りスルーしてこの作品を鑑賞したが、そうつながりがあるように思えなかった。
まあ、後編なのだから観ていればもっといろんな事が予測出来たんだとは思うけども。
田舎とはいえ、ここにも空襲が~ということで、飛行場へ逃げ込むのだけど、その事情がびっくりした。
いやいや、それってどうなの?近隣は、迷惑じゃないのかね?( ̄。 ̄;)
そうそう、何となく珍しいなあと思ったのが、怨み辛みだったこと。
日本以外のそういうものってあまりその印象がなかったから。
ホラーが嫌いで観てないってものあるかもだけど。
それでは、目的のアーヴァイン君はと言いますと。来る途中でイブと親しくなる、パイロットのハリーでした。
イブを助けてくれるヒーロー的な存在で格好良かったなぁ。
まあ、過去に傷を持つという役でもあったのですが。
ラストも良い人で、良い人すぎて~でした。(意味深・・・)
ヘレン・マックロリーが出演していて、「ピーキー・ブラインダーズ」の役とそう変わらないような感じでした。
強く厳しい人だけど、弱い部分もあって~的な、イブの上司というか、先輩のジーン役でした。
アーヴァイン君の出演作はどうも古い時代設定が多いので、現代劇(歳相応にあった時代)が観てくってやっと探して観賞。
明日は、その1本を紹介します。
The Last Full Measure 2019年 アメリカ作品
監督 トッド・ロビンソン
主演 セバスチャン・スタン クリストファー・プラマー ウィリアム・ハート エド・ハリス サミュエル・L・ジャクソン ピーター・フォンダ ジェレミー・アーヴァイン
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
アメリカ軍最悪の日。
戦死者20名、行方不明者5名。名誉勲章ピッツェンバーガー。ピッツェンバーガーの名誉勲章却下、第1歩兵師団の機密事項にて。
実話を脚色した物語。
1999年9月19日、ワシントンD.C。妊娠中の妻の病院へ付添う為に、車に乗っているスコット。
ちょうど渋滞に巻き込まれていた時、空軍省長官の辞任が表明され職員の彼は、仕方なく、妻を置いて国防総省(ペンタゴン)へ出勤した。
そこで、勲章に関する再検討書を読み、名誉勲章の請願を聞いてくるよう申しつけられる。スコットは、請願に来た、空軍の元落下傘救助隊のタリー曹長からの要望を真剣に取り合わなかった。
その為か、今度は辞める予定のピーター長官から直接、ベトナム戦争時のアビリーン作戦について証言を聞き報告書を提出するよう命じられてしまう。
同僚のカールから、適当に聞いて、後任に任せてしまえとアドバイスされ、スコットも初めはそうするつもりだったのだが・・・。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
観賞するまで、知らなかったのだけど、凄い名優達が勢揃いしたこの作品。。若いアーヴァイン君が何の役なのかと思ったら・・・。
それは、後ほどに。
あらすじに書いた通り、スコットが、このベトナム戦争での、アビリーン作戦に関わっていた兵士達に証言を聞いて回るのだが、親切に答えてくれる人もいれば、頑なにその事に振れて欲しくないという人もいた。
病んでいる人もいたりと、戦争って人の人生の後々までも、いろいろと変えてしまうものなんだな~と思ったのでした。
演じるメンバーが、名優さんばかりで、その演技を観るだけでもお得感満載でした。
証言をする中で若き日の彼らが登場するのだが、同じ時を過ごしているはずなのに、視点がそれぞれ違っていてそれも見所だったかな。
それでは、目的のアーヴァイン君はと言いますと。証言の中のピッツェンバーガーでした。
簡単に言えば、みんなの思い出の中の若き日のピッツェンバーガーの姿というべきか。凄く出来た人で、凄く人が良くて、むちゃくちゃ格好良かったのですが・・・。
どういう理由で名誉勲章をというのも分かったし、それが、どうして却下され続けてしまったのかと分かった時には、嘘でしょ~だった。
隠したいのは分かるけども・・・。
ラストは、良かったよ~と感激して涙、涙で、泣いて観ていた。
こういう人ほど、本当に貰うべきだよ。
Great Expectations 2012年 イギリス作品
監督 マイク・ニューウェル
主演 ジェレミー・アーヴァイン ロビー・コルトレーン ホリデイ・グレインジャー ジェイソン・フレミング サリー・ホーキンス ヘレナ・ボナム・カーター レイフ・ファインズ トビー・アーヴァイン
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
少年のピップは、両親の墓の前で突然男に襲われた。男は、子供を食べる仲間から助けてやるとし、明朝にやすりと食べ物を持ってくるよう脅される。
ピップは男に言われた通り、やすりと食べ物を持っていった。やがて、その男は囚人だと分かり連れ戻されて行く。
誰が助けてくれたのかは何も告げずに。
ある日、ヒップは、姉に言われ、ミス・ハヴィシャムの家に行くことになった。男の子を探していた彼女の所に行かせ、金を稼がせる為だった。
ヒップは、そこで、エステラという少女と出会う。
やがて、青年になったヒップは、姉の夫で鍛冶屋のジョーを手伝っていた。ジョーは優しく、厳しい姉からも庇ってくれていた。
そこへ、ロンドンからジャガーズという弁護士がやってくる。
ピップに近々遺産が入る予定だとし、その前にロンドンで紳士としての振るまいを身につけさせるようにと申し付かってきたのだという。
そして、ピップは、ロンドンへ行くのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
今週は、休み中に何気に注目したい俳優に掲載した、ジェレミー・アーヴァインの出演作品を紹介します。
これは、チャールズ・ディケンズの原作を映画化した1本。
そんな感じの展開でした。
幼い時と、青年の時の俳優が違うのですが、演じた2人は、本当の兄弟だそうです。
ピップをめぐる人間関係が複雑で、彼が幼い時に関わった人達も後々、重大に関係してくるので、理解するのに、少々時間がかかった。
まあ、自分の理解力の衰えなんでしょうけどもね。(^◇^;)
それでは、主人公ピップの青年期を演じた、ジェレミー・アーヴァインはと言いますと。
最初の頃の田舎っぺな感じも艶麗された紳士になってのピップも似合っていたし、格好良かった。
まあ、田舎から出てきたばっかのあの白い洋服と髪型には、(~_~;)\(・_・) オイオイと突っ込みたくもなったけども。
義理兄のジョーことジェイソン・フレミングは、お久しぶりでしたが、とっても良い役でした。優しくて、理解があって。
彼にしては珍しくクセがない役だったかな。
そして、クセがあった役は、レイフ・ファインズ。
相変わらず上手いんだよなぁ。
原作を読んでなくても、原作を読んだ気分になれる作品でした。
大注目俳優!!
Cillian Murphy
1976年5月25日生 アイルランド出身
勝手な出演映画年表
*上記の出演映画年表をクリックすれば、ここに掲載してある映画が分かります。
彼との出会いはもち、映画「28日後…」
速攻惚れもいいところ、見終わって本当に戸惑うくらいに好きになった。
自分大丈夫かな?ってくらいに。(爆)
当時は、探しても、この映画以外に作品はなくて、しばらくして見たのが、「コールド・マウンテン」だった。ちらりしか登場シーンがなかったが、彼らしい感じで良かったのだ。
さて、彼のどこがいいのか?
大人しいが、芯がしっかりしている感じだろうか。
前へ、前へ、出るタイプではないように思えてそこのところがとても自分には好感がもてるのだ。
最新作の「サンシャイン2057」でもそうだが、さりげなく、存在感を出している演技が好き。
いつもながら、
声もいいし、細身の感じも好き。走り方もまあまあいいかな。
綺麗なブルーアイもいいよねえ。
でも、長髪は・・・。ま、まあいいにしとこうか!(爆)
これからどんな顔を見せてくれるのだろうか?
友人から勧められている映画「ON THE EDGE」が今月末には見られると思うから、今からわくわくなのだ。
昨年、公開された映画「麦の穂をゆらす風」も来週あたりレンタルになるらしいし。
今から本当に期待大の俳優だ。
日本にも何回もお忍びやPRで来日している彼。
生で見てみたいなあ。
初回掲載日 H19.4.20
Oppenheimer 2023年 アメリカ作品 公開中
監督 クリストファー・ノーラン
出演 キリアン・マーフィ マット・デイモン エミリー・ブラント ロバート・ダウニー・Jr フローレンス・ピュー ジョシュ・ハートネット ケネス・プラナー ラミ・マレック デイン・デハーン オールデン・エアエンライク ジャック・クエイド マティアス・シュヴァイクホファー ゲイリー・オールドマン
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
J・ロバート・オッペンハイマーは、聴聞会で、今までの経緯を話し始めるのだった。
1959年。原子力委員会の委員長ルイス・ストローズには、その事で公聴会が開かれていた。
1926年。学生だったオッペンハイマーは、実験物理学が苦手だった。
その為に受けたい講義にも遅れて行かなければならなかった。しかし、理論物理学者のニールス・ボーアに声をかけられた事により、その道へ進むべくドイツへと行った彼。
そこで、ドイツ人のヴェルナー・ハイゼンベルクらと会ったことにより、理論物理学を極め、アメリカのカルフォルニア大学、バークレー校で教鞭をとるようになった。
第二次世界大戦中に、原子爆弾開発プロジェクト「マンハッタン計画」の責任者となったオッペンハイマーは、陸軍のレズリー・グローヴスと共に、計画の成功に力を注ぐのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
待ちに待った公開。
待っている間に、オスカーを受賞。おめでとう!キリアン君&ダウニー・Jr。
演技派の2人が受賞したのだから、どんな作品かと期待大で映画館まで観に行ったが・・・。
登場人物も多いけども、見知っている俳優陣がたくさん出てきて、すご~いとなったのでした。
なので、上記の出演の欄は、主要俳優以下は、マニアック目線の俳優陣を掲載させていただいた。(~_~;)
一番びっくりしたのは、あらすじにも書いたドイツ人のヴェルナー・ハイゼンベルク役にドイツ人俳優のマティアス・シュヴァイクホファーが抜擢されていたこと。
ノーラン監督、目の付け所が凄すぎです。
やっと監督がキリアン君を主演にしてくれて嬉しかったのですが、監督の言うとおり、これはキリアン君だから演じられる役だなと思ったのでした。
それでは、主役のオッペンハイマーを演じたキリアン君はと言いますと。
苦悩のオッペンハイマー=キリアン君が、格好いいけど辛かった。
自分の思いついた物が、正しいかどうか証明したいし、現実にしてみたいしライバルよりも先にという思いにかき立てられ、成功したけど、今度はそれが、とんでもない事だと分かり・・・。
特に、「自分の手が血に染まっている」というセリフはその思いが伝わってきて・・・。
だけどその後悔はその時代にはそぐわない訳で、いろんな嫉妬から標的にされてしまった彼。
なんか本当に時代に翻弄された人だったんだな~と思ったのでした。
そうそう、戦争を終わらせたという自負を持っているアメリカの事は知っていたけど、そういう経緯で白羽の矢がこっちに向けられたのかと思うと恐くなった。
まあ、どっかで使ってみたかったんだろうねぇ。
個人的には、最初のあのシーンでオッペンハイマーという人物の性格をのぞいてしまった気がしたけど。
ともかく、見終わっていつもながら、考えさせられた。
でも、キリアン君の演技は考えることなく、最高でしたよ。(*^^)v
おまけ。
ダウニー・Jrは、彼らしい役でした。これまた似合い過ぎ。
マットも、マットぽかった。
ラミ君は、いいところ持ってったし、ディハーンは、およ~となった。
ゲイリーは、だよねぇ?だったし、ジョシュも同じく。
あと「ER」のあの人がいたらしい。
DVD出たら、見直しだ。
A Quiet Place PartⅡ 2020年 アメリカ作品
監督 ジョン・クラシンスキー
出演 エミリー・ブラント ミリセント・シモンズ キリアン・マーフィ ノア・ジュープ ジョン・クラシンスキー
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1日目。
父親のリー・アボットは、雑貨店で買い物をして息子ルーカスの試合を見に行った。雑貨店のTVからは、大惨事のニュースが流れていた。
父母のベンチで友人のエメットがラジオで大リーグの中継を聞いていたが、突然放送が途切れ、上空では、炎を出した何かが墜落してきていた。
それぞれの家族が家に帰ろうとする時、何かが人々を襲ってくるのだった。
474日目。
母親のエヴリン・アボットは、息子のルーカス、娘のリーガンそして、産まれたばかりの赤ん坊を連れ、夫のリーが残した情報を手に新天地へ出発した。
途中、マーカスがケガを負ってしまい、叫び声に怪物が現われ、ライフルで射殺した音が響き渡った。
逃げなければ仲間が来てしまう。
そんな時、彼らを助ける1人の男がいた。友人のエメットだった。
だが、助けられるのは今だけだとし、すぐにでも追い出そうとする彼だったが・・・。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
めっちゃくちゃ、ヒーローだよ~。格好いい!!と後ほどじっくり語らせていただきますので、
まずは、
父親を亡くしてしまった家族は、その後どうなったのか?
人類を救う手立てが分かった今、どうそれを世界に発信するのか?
ネタバレてになってしまうが、
前回、滝の音で他の音を打ち消していると思っていたら、実は、根本的にってのが判明した時は、お~!!となった。
そうなると、生き残った人々の住まいも分かる訳だけど。
それにしても、頭がいいリーガン。流れている音楽でそういう意味合いだと気がつくとは、凄いよ。
それでは、早いですが、目的のキリアン君はと言いますと。友人のエメットでした。
オープニングから登場。父親の友人だったのね。
素っ気ない感じの取っつきにくい男友達~って感じで男臭~い的な雰囲気でしたが、最初に助けてくれた時は、誰?でした。(髭面だったんで)
がっしりした体型でむちゃくちゃ格好良かった彼。
リーガンを救いに現われた時は、惚れ惚れしましたよ。ライフルの構え方も様になってたしさ。
家族を思って泣く場面は、こっちまで、悲しくなったし、ロープを首に巻き付けられての脱出劇は、こっちも苦しくなったけども、がんばってました。
大変だったよあのシーン。
そして、ラストですよ、もう、ドキドキしっぱなし。前回の事もあったからだけど・・・。
どうしても、怪物が、「ヴェノム」にも見え、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」の奴にも見えて。
もしかして、ハ虫類から、虫類になってとうとう、食虫植物が今の宇宙生物なのかと思ったりして。
さて、6月には、この物語の前日譚「クワイエット・プレイス:DAY 1」が公開するとのこと。
さっき話した「ストレンジャー・シングス 未知の世界」に出演していた、ジョセフ・クインが主演っぽいが・・・。
気になるけど、恐いから考えとくわ。 (~_~;)
The Party 2017年 イギリス作品
監督 サリー・ポッター
出演 クリスティン・スコット・トーマス ティモシー・スポール パトリシア・クラークソン ブルーノ・ガンツ チェリー・ジョーンズ エミリー・モーティマー キリアン・マーフィ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
政治家のジャネットが大臣に昇進し、本日は、彼女の家でちょっとしたお祝いをすることに。
忙しそうにしているジャネットを横目に夫のビルは酒を飲み、音楽を聞いてばかり。そこへ、親友のエイプリルがドイツ人の恋人、ゴットフリートを連れてやってくる。
やがて、ジャネットとビルの共通の友人でレズビアンの女性教授、マーサがやって来て、彼女の妻ジニーも妊娠中で大変な時なのに駆けつけて来てくれた。
そこへ、1人でやって来たのは、トム。彼らの友人で妻のマリアンヌは遅れてくると言い訳をするも、なんだか彼の様子は変だった。
親しい友人ばかりが集まったところで、ジャネットが始めようとすると、ビルが飛んでもないことを言い出す。
それは、自分が病気で余命いくばくもないという告白だった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
全編白黒の作品。
邦題に監督さんの名前があるということは有名な方だとは思うが、申し訳ないが知らなかったのだ。イギリスでは有名なんだろうけども。(~_~;)
しかし、出演陣は見知っている名優ばかりで、その中にキリアン君がいるなんて凄いな~と思って見入ってしまった。
さて、舞台劇のような演出のお話の展開は、簡単に言ってしまえば、各自が抱えている不満を爆発させるというもの。
日常にある不満というか、分かって欲しいという要求というか。
選挙運動ばかりしていた妻に不満を抱えていたビルは、ふと自分に気を向けさせようと、病気の事を告白したかのように思えた。
が・・・。(゚Д゚)
まあ、ビルの気持ちも分からない訳ではないけれど、一番共感が持てたのは、三つ子を妊娠していると分かったジニーの不安だった。
女性同士は以外と押しつけあって良くないかもしれないと思ってしまった。その点、男性同士だと、協力し合うから良いのかな~と。(なんのこっちゃ)
それでは、登場シーンから、ものすごく怪しいトムを演じたキリアン君はと言いますと。
来たそうそう、コカインをして何気に拳銃所持。男になれ!となんだか、いや~な予感。
こういうのってよく、下っ端のチンピラが一人前になるために、誰かを殺しに行く状況と同じなのだ。
でも、誰の事?と思っていると、ビルが病気だと告白して、大いに動揺するトム。
度胸がある奴だったら、そんな事はどうでもいいと思ってしまうが、傷心者なのか、基本的に人が良いのか、ここから、グズグズが始まる。
このどうしようもない役も上手いんだ彼。
上等なスーツを着ていると言っても白黒だから分からなかったよ。(^◇^;)
イギリス特有のブラックといえば、ブラックだったかな。
ゴットフリートがブツブツ言う精神論にも、イラッとしながらも、親友同士の会話は屈託もなくなんか良い雰囲気だな~と思ったのでした。
いや~皆様、素晴らしい!
名演技でした。
Peaky Blinders 2022年 イギリス(Netflix)ドラマ
全6話
出演
キリアン・マーフィ(トーマス・シェルビー シェルビー家の次男)
ポール・アンダーソン(アーサー・シェルビー シェルビー家の長男)
ソフィー・ランドル(エイダ・シェルビー シェルビー家の長女)
フィン・コール(マイケル・グレイ シェルビー家の甥・ポリーの息子)
サム・クラフリン(オズワルド・モーズリー 政治家)
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
モーズリーの暗殺に失敗し自殺しようとしたトーマス・シェルビー。しかし、兄のアーサーが銃から弾を抜いていた。
暗殺を阻止した人物から告白され、犠牲になった仲間の死体が運ばれて来た。それらを確認したトミーは、最後に泣き崩れる。
その中には、叔母のポリーがいたからだった。
4年後。
禁酒法がなくなるにあたり新しい取引先を求め北米へ行くトミー。
一方、アメリカにいるポリーの息子マイケルは、刑務所にいた。そして、ある決意をしていた。
そんな時、トミーの娘が結核になり死亡する。
さらに、あろうことか、トミーまでも余命1年と医師から宣告されてしまうのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
公開中の「オッペンハイマー」から、今週は、アカデミーを受賞した、キリアン・マーフィの出演作を紹介します。 (*^^)v
まずは、このドラマから。
あんな終わり方されてどうなるのかと、ドキドキしながら見始めると・・・。
奴らだったのかぁ~と。
そして、生きていてもらわないと困る存在って何だ?と思いつつ、益々胡散臭く、嫌な感じ~だったモーズリーこと、クラフリン。( ̄。 ̄;)
やっぱ政治家は好きになれんよなぁ~。
さて、もう一つ気になっていた、ポリーを演じていたヘレン・マックロリーへの演出。
そうかぁ~あの騒ぎの中でねぇ~と納得な演出でした。
その後は回想シーンなどで登場。
事情を知らなかったら、まったく気がつかなかっただろうなあ。
いつもながら、しっかりしてそうで、してない兄アーサーにイライラし、逆に妹のエイダは、偉いと褒めてあげたかった。
そして、今回は、何と言っても甥のマイケルでしょう。
とうとう、お前は~と思ったら、その上を行ってくれたから良かったけども。(^◇^;)
最後に、そのトミー事、キリアン君の事を。
彼が1人で全てを抱え込んでしまったように見えた今回。
相変わらずの苦悩の表情は辛かったけども、政治家として振る舞う姿が格好良かった~。
悪夢(?)との戦いはドギマギしたけど、何気に別れを告げるシーンはじ~んと来るものがあったなあ。娘とのシーンは特にだったけど。
それにしても、強引というか、凄いオチ。
次回は映画になるらしいから、ちょっと楽しみだけど、どういう話になるのかな?
休みの間もたくさんの方のご訪問、ありがとうございます。
来週16日から3週間ほど、ブログ更新をいたします。
もう少し、お待ち下さい。
takbout